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更新したこと 、

190904 2020年 本公演『居坐りのひ』再演 オーディション情報 を公開しました。
190903 |記録公開Ⅻ|Tab.5 退嬰色の桜 記録映像 を公開しました。
     * 2019年9月30日(月)まで
190903 |記録公開Ⅺ|Tab.5 退嬰色の桜 記録写真 を公開しました。
190902 杉本奈月が日本演出者協会 若手演出家コンクール2019 一次審査を通過しました。
190902 |記録公開Ⅹ|Tab.4 磔柱の梨子[関東版]記録写真 を公開しました。
190902 |記録公開Ⅸ|Tab.4 磔柱の梨子[関西版]記録写真 を公開しました。
190901 Instagram を始めました。
190801 【劇評公開Ⅸ】Tab.5 退嬰色の桜(おおさか創造千島財団平成30年度スペース助成採択事業)劇評 を公開しました。
190801 【劇評公開Ⅷ】Tab.4 磔柱の梨子(東京公演)劇評 を公開しました。
190801 【劇評公開Ⅶ】Tab.3 / Fig.1 雲路と氷床/赤裸々(KAC TRIAL PROJECT Co-program2017採択事業)劇評 を公開しました。
190608 STORY FOR TWOにて杉本奈月『こいのぼり』が放送されます。
190127 大阪アーツカウンシル 第一回 大阪芸術文化交流シンポジウム「世代を超えて『演劇』課題を共有できるのか:現代演劇つくり手の視点から」に杉本奈月が登壇します。
181009 第18回AAF戯曲賞一次審査通過作品に杉本奈月「雲路と氷床/赤裸々」が残りました。
180903 杉本奈月が日本演出者協会 若手演出家コンクール2018 一次審査を通過しました。
180417 N₂(エヌツー)が第9回せんがわ劇場演劇コンクールのファイナリストとなりました。
161121 STORY FOR TWOにて杉本奈月『ひとまたぎ』が放送されます。
160920 第16回AAF戯曲賞一次審査通過作品に杉本奈月「草藁」旧題「居坐りのひ」が残りました。
160901 月刊ウイングホットプレス2016年9月号に杉本奈月「遠心、日々の背理」が掲載されました。
160524 月刊ウイングホットプレス2016年6月号にN₂ ウイングカップ6最優秀賞受賞作「居坐りのひ」講評が掲載されました。
160229 第4回公演「居坐りのひ」ウイングカップ6最優秀賞 を受賞しました。
160218 演劇EXPO関連企画「演劇EXPO電波塔 演劇人、ボクらの時代」に杉本奈月がゲスト出演します。
151113 第15回AAF戯曲賞最終候補5作品に杉本奈月「居坐りのひ」がノミネートされました。
151012 第15回AAF戯曲賞一次審査通過作品に杉本奈月「居坐りのひ」が残りました。

review

劇評 、

【劇評公開Ⅹ】



あいまいなコラージュを突破する方法とは?


― N₂ Tab.5『退嬰色の桜』- Borderless is born from pillar of wife.
森山直人


 杉本奈月が、「女性」をテーマに作品を発表するというので、関心をもって見にでかけた。クリエイティブセンター大阪・ブラックチェンバーで、2019年3月に上演された『退嬰色の桜』である。
 この公演は10ステージ行われたということだが、場所柄、昼公演と夜公演とでは、かなり見る側の意識が違っていたのではないかと思う。周知のように、名村造船所跡地のブラックチェンバーは、木津川河口の元工場地帯にある。最寄り駅からも、けっして近いとはいえない距離なので、日中でも、ある種の非日常感とともに、いまは使われなくなった広大な敷地へと向かうことになる。わたしが見た公演は夜だった。公演後のトークゲストも依頼されていたので、打ち合わせのために、受付開始時間より早めに会場入りしなければならなかったのだが、すでにとっぷり暮れた人気のほとんどない暗い冬の街路をひとりで歩いていると、自分がいま、「世界の中心」とは違う場所に近づいていることが、徐々に実感されてくる気がした。同じ名村造船所跡地で、以前に見た野外劇――やなぎみわ『日輪の翼』――では、客席がずっと大規模だったこともあるが、会場全体が一種の祝祭空間としての雰囲気に包まれていたのとは対照的な静けさである。
 この作品は、前年度に上演された『桜紙』をベースに作られたというが、おおさか創造千島財団のスペース助成採択事業としての側面ももつ。「劇場空間にあて書きする」ことをコンセプトのひとつに掲げている杉本は、あるいはそうした「静けさ」をも、作品の一部に織り込もうとしていたのかもしれない。


 一度でも足を運んだことがある人なら分かる通り、造船所跡地の入り口すぐの建物の1・2Fにある「ブラックチェンバー」は、縦18m、幅10m、高さ6mほどの、大きな黒いハコであり、そのなかに設置された観客席からみた正面には、このスペースの特徴である「非常口」、「螺旋階段」、「二階(両サイドにギャラリー)」が見える。舞台装置のようなものは、ほぼ置かず、わずかに数脚のイスと、放置されたドライフラワーの束、むき出しのスピーカーが散在するくらいである。作品全体を見終わった後に感じたのは、本作で杉本は、このスペースを、いわば大きな「室内」に見立てていた、ということだった。
 作品は、二階部分からゆっくりと始まる。客席上手後方の二階ギャラリーから、ゆっくりと俳優たちが歩いてくる。出演者は、女優3人――澤井里依、高道屋沙姫、電電虫子による「室内劇」である。3人は、自分の役者名を観客に示しながら、時には対話を、時にはモノローグを、約60分にわたって繰り広げる。いつもの杉本作品と同じで、明確なストーリーなどはなく、複数の場面が緩やかにつながっていく形で、舞台の時間は進行していくのだが、冒頭からしばらくのあいだは、3人はほとんど言葉を発することなく、1階と2階の薄暗いアクティングエリアのなかで、それぞれのたたずまいが、深くて濃密な「沈黙」だけを描き出していく様が、なににもまして見応えがあり、見事だった。


 わたしがN₂を見るのは、今回で3回目になるが、シリーズ第3作『雲路と氷床/赤裸々』では、二人の女性が出演していた。杉本は、毎回、自分がすべてのテキストを書き下ろすのではなく、俳優にテーマを出し、それにもとづいて俳優が書いたテキスト(日記や手紙のような文体)を、パフォーマンススクリプトに用いる方法をとる。その点は、前回みることのできた作品と同じなのだが、大きく印象が違ったのは、本作の出演者3人が、小劇場の俳優として、一定のキャリアを積んできているように見えることだった。『雲路と氷床/赤裸々』の場合、出演者に演劇的キャリアの浅い2人を選んでいたせいで、よい意味でも悪い意味でも「生(なま)」な存在感が基調をなしていたと思う。その点、本作の出演者3名は、ふつうの意味での「俳優としての強度」を、積極的に作品に活用していく場面も目に付いた。
 たとえば、深い沈黙が、劇的時間の全体を貫いていたとはいえ、時には彼女たちは、かなり饒舌に、声高に言葉をぶつけていく場面もある。私が一番印象に残ったのは、作品の中盤で、高道屋沙姫が、1階アクティングエリアの螺旋階段の奥、すなわち、見え方としては、舞台の最も客席から遠い「片隅」のような場所にこもって、背中を向けながら、たたきつけるように、何度も同じ言葉を繰り返していくモノローグである。多義性をはらんだ独白なので、後日、演出家から送ってもらった上演台本から要約せずに引用すると、以下のようなものだ。

Saki (沈黙)あの……いえ、だったんですね。そこは。扉があって……鉄の、手あかがついている。入り口に立っていて、わたし一人で……。あったはずなんだけど、どこにいったんでしょうね。リップを出そうとしていて、ベビーピンクの。あ、口紅じゃないんです。悪くないですよ。だって、わかんないでしょ。男の人って。紫がかった色で……まあ、それは書いてあるから良いんですけど。

 本番ではこの台詞が、たしか何度か反復されて発語されていたのだと思う。文字言語としてじっくり読めば、上記の引用のなかに頻出する「・・・」や冒頭の「沈黙」などの背後に、明示されていない出来事を想像することも可能であろう。ただ、実際に俳優・高道屋から発せられた言葉は、観客の耳に伝わってくる圧倒的な音声言語としての強さをもった語りであって、特に何度か反復される「リップ」という単語の響きは、非常に印象深いものだった。どちらかというとドキュメンタリー・アート的な色彩の強い杉本作品に、そのようなふつうの意味での演劇的力を目にした記憶はあまりなかったので、余計にそう感じられたのだろう。

4 
 ところで、冒頭に紹介したように、この作品は、「女性」がテーマとなっている。《ある島の造船所、その跡地にて。寒空のもと「わたしも」と声をあげられなかった女たちが息を潜めている。海のむこうから黒い船もあらわれなければ、母国へ帰ろうとする水夫もいなくなった今。ここに埋葬されているのは、男たちが彼女らを踏み躙ってきた日々である》――杉本自身は、この作品の「あらすじ」をこのように書き記している。さきほどわたしは、演出家の劇場空間に対する視線を、「大きな「室内」」という言葉で表現したが、室内的にも、屋外的にも演出可能なブラックチェンバーを、室内的に見せていたのは、やはり俳優たちの語る言葉が、総体的に「内」を強く意識させるものだったからだろう。タイトルにある「退嬰」という言葉と共鳴し合いながら、それらは、どこにもやり場のない「内」を想起させるものだった。同時にまた、(昼公演の場合には事情は異なるが)、深い闇のなかの暗くて大きな「室内」で、沈黙のあいまに発せられていく言葉の姿は、文字通り、「世界の片隅」といったイメージを喚起するのに充分なテキスチュアをそなえていた。そうした意味では、作り手の意図は、ある程度成功していたと言えるのではないだろうか。
 もっとも、この作品全体は、フェミニズム的な政治性を前面に出すメッセージ劇のようなものではない。何度もいうように、全体のトーン支配していたのは、あくまでも深い「沈黙」であり、語られる言葉以上に、語ることのできない言葉のほうが、作品の方向性を決めていたのであって、告発的なムードではない。杉本は、自身の作品の方法について、《物語の書き手ではなく、語りの聞き手として他者とかかわっていく作劇》というふうに説明しているが、本作もまた、作家が人為的になにかを生み出そうとするのではなく、なにかが滲み出てくるのを待つ、という「聞き手」的なスタンスが濃厚であったことは間違いない。それ自体は、今後も彼女が追求すべき、大事な方法だろう。


 しかしながら、その上でわたしは、本作が5作目となるシリーズ「書きことばと話し言葉の物性を表在化する試み」に関して、舞台芸術的な方法を、もっと踏み込んで捉えていくべきではないかとも感じた。このシリーズを通じて問われている根源的な問い、すなわち、なぜ「物性の表在化」なのか。いいかえれば、なぜ、モノなのか。言葉のモノ性とはなんなのか。それらを白日の下に召喚することで、なにを見、なにを聞き取ろうとするのか。
 わたしがそう感じるのは、杉本の「言葉」や「身体」に関する「モノ性」というコンセプトに、いまなお、あいまいさが残っているからである。たとえば、「言葉の物質性」といっても、さきにあげたように、俳優の演技力を通して得られる強度を徹底することで到達する「物質性」と、その逆に、そうした従来の演劇から思い切り遠ざかった地点に発見する「物質性」とでは、おのずと異なってくる。本作『退嬰色の桜』においても、その両者が、やや唐突に混在し、そのことで、それぞれのよさを相殺しかねない様子も見受けられた。
 わたしは、N₂の作品を見るとき、いつも「写真」というジャンルを思い出す。というのも、写真家の中平卓馬(1938-2015)に『植物図鑑』というシリーズがあるからだ。木々や花を、ありのままに映し出そうとするその写真群は、それだけのものでしかないのに、強くわたしたちの心をひきつけ、激しく揺さぶってくる。日本写真史の、もはや伝説的な存在となった雑誌『プロヴォーク』の同人のひとりとして、「アレ・ブレ・ボケ」という独特のスタイルで鮮烈にデビューした彼は、そうした「スタイル」自体を徹底的に自己批判することを通じて、『植物図鑑』という、まったく別の次元の「美(=反・美)」に到達する。「アレ・ブレ・ボケ」を捨て、一時期写真を取らずに次々に映像批評を発表していく中平を、「詩を喪失している」と批判した一読者の投稿に対して、彼は次のような反論を書き記している(少し長いのですが、以下、3箇所ほど引用します)。

 ・・・一体われわれが〈詩〉と呼び慣らわしているものとは何なのか? それはひょっとして、世界と私をつなぐ〈イメージ〉と同義なのではないだろうか? この〈イメージ〉という言葉ぐらい幅広くしかも実にあいまいな形で使われる言葉もすくないと言えよう。だが、投稿者が〈詩〉と呼ぶもの、それは、私が世界はかくかくである、世界はこうあらねばならないと予め思い込み、そうきめこんでいる像のことなのではないだろうか。この、私によってア・プリオリに捕獲された〈イメージ〉は具体的には私による世界の潤色、情緒化となってあらわれるものではないだろうか。つまり世界を、私がもつ漫然たる像の反映、〈私の欲望、私の確信の影〉と化し、世界そのものをあるがままあらしめることを拒否する私の一方的な思い上がりであったのではなかろうかということなのである。そうだとするならば、それが私という此岸とそれ自体として充足する世界とをあいまいに溶解してしまう、そのあいまいなる領域にこそ〈詩〉が生まれ、情緒化による私の世界の私物化が生まれてくるに違いないのだ。すでに二年近く前、一冊の写真集を出したまま、何もすることができず、またやろうともしなかったことの真因は、実は他ならぬこの〈詩〉〈イメージ〉への疑いが私の中で、初めはおぼろげではあったが次第に明確になっていったという事実とけっして無関係ではなかったことに私はうすうす気づいている。・・・(中平卓馬『なぜ、植物図鑑か』、ちくま学芸文庫、12-13頁)。

 だがいま、まさしく世界は作家の、人間の像、観念を裏切り、それを超越したものとして立ち現れてきているのだ。作家が、芸術家が世界の中心である、あるいは世界は私であるといった近代の観念は崩壊しはじめたのだ。そしてそこから必然的に作品を芸術家がもつイメージの表出と考える芸術観もまた突き崩されざるを得ないのは当然のことである。そうではなく世界は常に私のイメージの向う側に、世界は世界として立ち現れる、その無限の〈出会い〉のプロセスが従来のわれわれの芸術行為にとって代わらなければならないだろう。世界は決定的にあるがままの世界であること、彼岸は決定的に彼岸であること、その分水嶺を今度という今度は絶対的に仕切っていくこと、それがわれわれの芸術的試みになるだろう。それはある意味では、世界に対して人間の敗北を認めることである。だが此岸と彼岸の混淆というまやかしがすでに歴史によって暴かれた以上、その敗北を絶望的に認めるところからわれわれが出発する以外ないことは、みずから明らかなことである。(同上書、17-18頁)。

 みずからの写真をふり返ってみて、なぜ私はほとんど「夜」あるいは「薄暮」「薄明」をしか撮らなかったのか。またなぜカラー写真ではなく、モノクロームの写真しか撮らなかったのか。さらになぜ粒子の荒れ、あるいは意図的なブレなどを私は好んで用いてきたのか? それは単に技術的な問題にすぎなかったのか。むろんそれもあったろう。だがそれを超えて、さらに深くそれは私と世界とのかかわりそのものに由来していたと言えるのではないか。結論を先に言ってしまえば、それは対象と私の間をあいまいにし、私のイメージに従って世界を型どろうとする、私による世界の所有を強引に敢行しようとしていたように思えるのだ。このあいまいさから〈詩〉が生まれ、情緒が生まれてきたのである。(同上書、23頁)


 中平の『植物図鑑』というシリーズは、このような自己批評を通じて生み出されていった。だからこそ、『植物図鑑』のどの写真でもよい。――わたしたちをひきつけてやまない、圧倒的なモノとしての草木の存在感。モノとしてもつあらゆる細部の輪郭が群生し、それらだけですべてが自立しているまさにその立ち姿を通じて、「ヒトではなくモノが語りはじめる」というほかない瞬間が訪れるのだ。
 さて、わたしがこうして、わざわざこんなに長く写真家のエッセイを引用してみたのは、わたし自身、杉本奈月の「言葉の物性を表在化させる試み」と題されたこのシリーズが、あたかも「言葉そのもの」を写真で撮影し、それらを観客の前に並べて見せようとしているかのような手つきをうっすらと感じているからである。その場合、どういうアプローチを採用するにせよ、発語させる言葉の「輪郭」をどのように引き出し、どのように対峙するかを明確化していかなければならない。同じ書物のなかで、中平は、ル・クレジオ『物質的恍惚』の一節(=「昼の不安はたぶん夜のそれよりもなおいっそう恐怖を与えるものである」)を引用しながら、次のように語っている。

 白昼、事物(もの)はあるがままの事物として存在する。赤裸々に、その線、形、質量、だがわれわれの視線はその外辺をなぞることしかできはしない。それはまぎれもなくわれわれに苦痛を与える。なぜなら、われわれはそれに名辞を与え、そのことによってそれを私有しようと願う。だが事物はそれを斥け、斥けることによって事物であるからだ。眼の侵略、それに対して事物は防禦のかまえを備え、今度は、われわれに対して事物が侵略を開始するのだ。それを認めること、形容詞(それは要するに意味だ)のない事物の存在を、ただ未来永劫、事物は事物のロジックによってのみ在ることを認めること。・・・(同上書、25-26頁)

 事物が見よう(=侵略しよう)とする人を斥け、斥けることによって事物となる。――そのような事物として、舞台上の発語が浮かび上がってきたら、どんなに興奮するだろうか。そうした夢を、おそらく多くの舞台作家が抱いているに違いない。だが、そのような事物は、いうまでもなく、なんとなく映ってなどくれないし、「斥けられる私」がなんらかの形で作品に移りこんでこそ、はじめてそうした事物が屹立することになる。
 わたしは、杉本が、他者の語りを聞く「私」を、舞台作品という「写真」に、どのように映りこませようとしているのかが、最大の課題であると感じる。目下のところ、杉本はその方法論に手を付けず、「聞く」という行為が、ア・プリオリに成立しうるものであるかのように、ひらすら目の前の「対象」の存在様式だけに目を凝らそうとする。だが、目を凝らそうとするその姿勢(ポジション)こそが、すでに作品の一部としてあらわになってしまっていることに、作者はまだ充分に気づいていない。ある意味で、写真にとってカメラ・ポジションがほとんどすべてを決めてしまうのと同じように、舞台においても、演出家のカメラ・ポジションがほとんどすべてを決めてしまうのだ。演出家が「語りに寄り添い」「耳を澄ませる」のはよい。だが、どのように寄り添い、何を夢見ながら耳を澄ませるのかによって、作品自体の訴求力は、全く異なったボルテージになっていく。 あいまいなコラージュを突破するような次回作を期待したい。

(2019年 クリエイティブセンター大阪 ブラックチェンバー 初演)

森山直人|Naoto Moriyama(演劇批評家 / 京都造形芸術大学教員)
1968年生まれ。京都造形芸術大学舞台芸術研究センター主任研究員、機関誌『舞台芸術』編集委員。KYOTO EXPERIMENT(京都国際舞台芸術祭)実行委員。主な著書に『舞台芸術の魅力』(共著、放送大学教育振興会)等。主な論文に、「〈オープンラボラトリー〉構想へ」(『舞台芸術』20号)他。

【劇評公開Ⅸ】



他者の庭を散歩する


― N₂ Tab.5『退嬰色の桜』
古後奈緒子

 Black chamberはいわゆるブラックボックスとは異なり、墨色の豊かな陰影を持つ「雰囲気のある」劇場だ。灰色がかった床の染みは、昨年の「台風の際の浸水の跡」だという。たしか上階の床をぶち抜いてむき出しになった壁と天上は、それより濃いめ。「使う可能性のあった」その上の製図ルームの床も、アナログ時代の造船設計のための無数の書き込みで埋め尽くされている。注意を促されてはじめて、床に浮かび上がる無数の細かい線や数式。真夏の作業の話を聞いた時には、技師達の汗が気化して立ちこめてくる気さえしたものだ。こうした意図して書き込まれた設計図、その背景に目をこらして見えるか見えないかの染み、さらに焦点をはずすことで見えてくる、あるいは見えるような気がして実は投影だったりする表皮に透けた傷が、像を結ぶ可能性を待つ空間。

 『退嬰色の桜』は、この視線の散歩にもってこいの建造物で、新しい言語を見つけようとする若い演劇人からの誘いである。

 入ってまず目に入ったのは差し色になっている椅子とドライフラワー。アクティングエリアの椅子というのは、それだけで劇場空間に埋め込まれた関係を意識させるが、ここでは客席と同じモダンデザインのスツールで対面構造が作られている。抑えた色の展開が美しいドライフラワーは、制作の時間を持ち込むように、床の新聞紙の上に束を解いて広げられている。そして中央と下手に漆黒のスタンドマイク。高さと向きが違えてあり、発話の場所と宛て先に差違が生じるように仕込まれている。このように知覚の焦点やコミュニケーションラインがさりげなく設計された空間に、言葉を繰り出す装置が二種登場する。生身の人間とプロジェクターである。

 本作は「書き言葉と話し言葉の物性を表在化する」試みの5回目にあたるという。現代口語で書かれる戯曲テクストの中に、二種を区別するのは難しいが、今回プロジェクターで投影された言葉は過去形で物語化され、開放性の高い3人の俳優のパフォーマンスと対照をなしている。最初に提示された物語が抑圧を凝縮した寓話と読めるので、パフォーマーたちにはそうではないあらゆる語りが期待されるし、許される。といいつつ制作の大枠により、彼女たちには一つの期待がのしかかっている。『退嬰色の桜』は、女性の作家が同性のパフォーマーに声をかけて集めた、演劇制作の歴史と現状に照らして異色の試みだからだ。期待は男性中心社会の性役割を反映する「女優」に対するものではない。それでも彼女たちには、現代のこの地域で活動する「女性演劇人」に共通する何かが期待される。願わくば、これまで語られ得なかった言葉。そしてこの空間、すなわち心の解放区であろうとする劇場に集った、できるだけ多くの身体を解き放ち、今までとは違うやり方でつなぐ何かを。

 語られた内容だけ切り取るなら、この期待は一見、肩すかしと見えるかも知れない。というのもパフォーマーたちは、この空間のいろんな場所にそれぞれのアクトを、個別に遂行していったからだ。その途上である者は「女子だけで受けた性教育」について語り、またある者は「生理」について語ったが、サイトの座談会のようにトピックをそろえた場面はない。女で集わず、演劇人として群れずというか、それらでありながら終始、個なのだ。

 そんな彼女たちの語りは、男性との関係における役で定められない。これはもう一つの一貫した共通点だ。世に溢れるドラマの多くで、女性は恋人、妻、母、妹といった役割に言動とキャラを規定されている。ファンタジーが入ると結婚か婚外交渉の対象に二分され、後者はエンタメ領域で荒唐無稽なヴァリアントをあまた生みだし、これを笑い飛ばすかうっとりするかで思春期の女子は分断される。こうした性役割を拠り所にせず公の場で何かを言う、あるいはメディアに姿を現す機会は女性から奪われてきた。その間、フェミニストたちは「抑圧された性」として語る主体を構築し、表現を洗練させてきたけれど、先の状況はアップデートされて継続中。この状況に加えて、そのいずれにもすっきり割り切れない主体化以前の声、アイデンティティの揺らぎを、この騒々しい社会の中で、私たちはいかに安全に出してゆけるのかというもやもやがある。この、常に新しいやり方が必要な問いの探求を、許されかつ期待されてきたのが芸術だ。新しい言語の探求には、自分の無理解を正当化する批判から、自分の声を代弁してくれないといった恨み、はたまた「どこまで意識してるのかしら?」といった老婆心(これは私)まで、たくさんの期待が裏返って寄せられる。したたかにゆけ。

 視線を客席に向ける/向けない。(どちらの)マイクを使う/使わない。そもそも語りをどこに差し向ける。どこに立って何をしようにも自問と逡巡を伴ったであろう設定と空間の中で、寄る辺ないはずの三人のパフォーマーは、小一時間、この空間に自分の言葉を響かせるいろんな可能性を試し、私たちの視線をその軌跡の中に編み込んでいった。鉄板芸に走るでもなく(いや走った?)、お互いを静かに観察し合い、絡んで内輪の結界を張ることなく、客席からいかに離れようともいつも観客に体半分開いている。そうした彼女たちの佇まいに連れられて、「この座組みでなければ出てこなかった」語りの数々を観客は手渡された。その途上で、目の前の個人に帰せられるものではない像を目にした観客も、きっといたことと思う。

(2019年 クリエイティブセンター大阪 ブラックチェンバー 初演)

古後奈緒子|Naoko Kogo(大阪大学文学研究科所属/dance+主催)
1972年大阪生まれ大分育ち。大阪外国語大学ドイツ語学科卒。大阪大学文学研究科文化表現論修了。同大学院文化動態論専攻アート・メディア論コース所属。「C/P」「log-osaka」などの経験からdance+を立ち上げ、「京都国際ダンスワークショッフェスティバル」「京都国際舞台芸術祭」等、上演芸術のフェスティバルに記録、批評、翻訳、アドバイザー等で関わる。大阪アーツカウンシル委員。

【劇評公開Ⅷ】



東京公演『磔柱の梨子』


綾門優季

 ある日、友人がこのようなことを言っていた。地元に住んでいた頃は、周り中が山だったから、日の出と日の入りがどこにいても見えないということはなかった。だから、あっちが西だから、こっちは南で、という感覚が、どこを歩いていてもあった。それが東京に住み始めてから途端に、住んでいる街を東西南北で捉える感覚が衰えた。日の出と日の入りが見えるとは限らなくなったから、と。

 この話を、N₂『磔柱の梨子』東京公演を観ている最中に思い出すのも、決して不自然なことではない。新宿眼科画廊やアトリエ春風舎、北千住BUoYといった、東京では決して珍しくない地下の劇場ではなく、カフェムリウイ屋上劇場という、公演中に日の入りが見えてもおかしくない(日の出は少なくとも本番中に観ることは時間帯的に難しいだろう)、街を一望出来る劇場が選ばれたのは、劇中にたびたび東西南北が登場するこの作品の街の捉え方に、大きな影響を与えている。架空の街を想像するのではなく、実在する街の、実在する人の言葉を聞く態勢に、観客は入る。そのために俳優は開演前、劇場の外の、窓から小さい姿がぼんやりとみえる場所で、ゆらゆらと動いて、街や私たちを、ぼんやりと眺めているようにも思われた。

 しかし、私が疑問を拭えなかったのは、いわゆる強固な文体を持った、恐らくは杉本奈月が執筆したであろうセリフと、恐らくは俳優やそれに近しいひとにインタビューしたものから抽出されたテキストが、混交しているというよりも水と油のように混じり合わない瞬間を観てしまうこの作品の構築において、優先度として作者の美学のほうが勝っているように感じられ、事情をよく知らない観客にとっては、トーンが急に変わって示される生活を想起させるようなテキストの脆弱さが露わになることは、時としてカタルシスの仇となっていたのではないかという点である。

 一見別の話に聞こえるかもしれないが、「短歌に使われがちなダサい言葉」というものがこの世には存在する(早稲田大学のサークルである早稲田短歌会の出身であるが故に短歌については一定の知識を有するのだが、筆者がなぜ早稲田短歌会に入会したのかについての詳しい経緯はややこしいので割愛する)。様々な側面のある問題だが、ここで指摘しておきたいのはあくまでも「なんとなくどのような文脈で出てきても美しい感じのする言葉を使いまくるのはダサいのではないか」という側面である。例えば最近の若手の演劇を観ていると(指摘するまでもなく私も正真正銘の若手の一人だが)、「とにかく海(あるいは砂浜)を扱いがち」である。反論は受け付けない。私はここ数年、いや、少なくとも半年に一回は、必ずと言っていいほど海(あるいは砂浜)を扱う芝居を目撃している。海に行く→綺麗な情景が広がっている、これは単純な連想だが、実際の海では「水がそこそこ濁っている」「ビーチサンダルの中に石が入ってきて痛いが取り除くタイミングを見失う」「海の家のおばさんの対応が非常に雑」などの事象が生じるため(単なる筆者の実話であるので、本当は100%素晴らしい海の体験がどこかにあるのかもしれない)、そのような一切が作劇の都合で捨象されている気がしてならなかった。それは例えば「石」の扱い方についても、そのような手付きのものであるように思えてならなかった。私はそのような醜いと思われる事象からこそ目を背けてはならないという立場であるために、AAF戯曲賞でボロ負けした立場であることをいったん棚に上げて(そう、あの歴史的な松原俊太郎圧勝回である)、アフタートークでそのことに触れた。時間の都合で明確な討論に至るほどその話題が発展することはなかったが、次回の作品による応答を待ちたい。少なくとも、実話のインタビューから起こしたであろうテキストについては、そのようなところで躓くことはなかったからだ。

(2019年 カフェムリウイ屋上劇場 再演)

綾門優季|Yuki Ayato(青年団リンク キュイ)
1991年生まれ、富山県出身。劇作家・演出家・青年団リンク キュイ主宰。青年団演出部。2011年、キュイを旗揚げ。2013年、『止まらない子供たちが轢かれてゆく』で第1回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。2015年、『不眠普及』で第3回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。「坂あがり相談室plus」2018年度版!対象者として選出。急な坂スタジオWEBにて「余計なお世話です」連載中。

【劇評公開Ⅶ】



誰が何を語るべきなのか


― Tab.3 - 書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み『雲路と氷床』
- Lightning talk is working in silence. ― Fig.1 - 処女戯曲の翻訳と複製『赤裸々』とともに―
ピンク地底人3号

京都芸術センター通信(明倫art)2018年4月号(vol.215)掲載
https://www.kac.or.jp/wp-content/uploads/180314-6_KACNEWS1804.pdf

ピンク地底人3号|Pinkchiteijin.No3(ももちの世界)
ピンク地底人三兄妹の長男。ももちの世界在住。KISS FM KOBE STORY FOR TWO 番組ディレクター。代表作に2010年「その指で」(第11回AAF戯曲賞最終候補)、2017年「黒いらくだ」(第23回劇作家協会新人戯曲賞最終候補)、2018年「鎖骨に天使が眠っている」(第24回劇作家協会新人戯曲賞最終候補)、2018年「わたしのヒーロー」(第6回せんだい短編戯曲賞大賞 単独受賞)。

【劇評公開Ⅵ】



〈寄り添うこと〉の鮮明さをめぐる実験


―N₂『雲路と氷床/赤裸々』について
(KAC TRIAL PROJECT Co-progam 2017 採択事業 / 第18回AAF戯曲賞一次審査通過)
森山直人

 N₂の新作『雲路と氷床/赤裸々』を見た。横浜・京都の二都市公演で、私が見たのは、京都芸術センター講堂で上演されたヴァージョンだ。このユニットの作品を見るのは、前作『火入れの群』に次いで二度目である。前作がさまざまな、あえていえばポストドラマ的手法の実験を、貪欲に、そして、やや無理やりに詰め込んだ〈足し算〉の作品であったとすれば、本作は明らかに〈引き算〉が目指されていた。

 杉本奈月が夢見ているのは、「演劇という詩」であるといってよいと思われる。演劇というジャンルが古代以来の「韻文」を捨て、市民社会の日常を描く「散文」に活路を見出すようになった近代劇の開始以来、散文的な演劇に対する反発として、演劇と〈詩〉を重ね合わせようとする試みは、象徴主義以来、幾度となく試みられてきた。たとえばメーテルランクやストリンドベリの一部の作品のような成功もあったが、多くの失敗を見てきたアプローチでもある。前作『火入れの群』が、必ずしも成功には至らなかったのは、杉本が執筆した詩的言語が、舞台というあからさまな形而下的世界にあって、その物質的な根拠をうまく見いだせずにいたことが大きい。その点でいえば、本作は、「舞台」が「舞台」として成立する最低限度の存立基盤がはっきりとした輪郭を見せていたという点で、一歩前進の感が確かにあった。

 いま、「はっきりとした輪郭」という言葉を使った。だが、すぐに付け加えるなら、その鮮明さとは、昔ながらの紙焼き写真にたとえれば、〈ポジの鮮明さ〉ではなく、〈ネガの鮮明さ〉である。本作の「劇言語」の物質的な拠り所とは、何よりも、約70分の相当部分を占める「沈黙」と「静寂」であった(おそらくここでの「沈黙」と「静寂」は、この作品が上演される劇場空間の質によって、ある程度左右されるデリケートなものであったことは予想される)。ところで、現代演劇における「沈黙」や「静寂」といえば、ベケットやカントル、太田省吾など、多くの巨匠たちの名前が思い浮かぶが、この作品における「沈黙」と「静寂」は、先達たちのどの沈黙にもあまり似ていない。いわゆる「劇的緊張感」とは真逆の、あえていえば、きわめて魅力的な「弛緩」がそこにあったというべきである。

 本作に登場するのは、たった二人の女優(森谷聖、益田萌)である。私が見ることのできた上演会場は、もともと瀟洒な元私立小学校の講堂の趣きが残る贅沢な空間なのだが、本作では放置された椅子や荷物のようなものが無造作に積みあげられ、――とはいえ、「廃墟」という言葉ではとてもいいあらわすことができないほどなんの特色もない〈ガランドウ〉のようだった。観客席に身をおいても、とてもこれから何かが立ち上がるとは思えない。唯一、A4ほどの大きさの白い紙片が、演技エリアの奥に向かって、一応ランウェイのような形状に並べられているのだが、上演会場の物理的な広さのせいで、むしろ「なにもなさ」のほうがずっと際立っている。もちろんそうした〈表現度ゼロ〉へと傾斜する空間性は、照明や美術の工夫を通じた演出であり、「いかに表現せずにいるか」という逆説的な表現意欲を選択した演出家の意志であることは明らかである。その上、まもなく、そこに登場する二人の女優も、同様の雰囲気を濃厚にたたえているのだ。ふたりの身体は、演技エリアではなく、まるで、本番にはまだだいぶ間のある楽屋入りの直後のような、ふわりとした弛緩のほかには、なにひとつ見いだせない。

 開演以後、女優たちは、杉本や彼女たち自身が執筆した劇テキストを、できるだけ抑揚を押さえた形で発語していく。その大半は、彼女たち自身の出自や環境、好みをめぐる個人的なモノローグであったり、二人がお互いにかわす、ほんのささいなやり取りのようなものであったりするにすぎない。ただ、観客としてはっきり感じられるのは、そのような「ささいな日常性」を伝えようとしている、というよりも、「ささいな日常性」を通じて、やや誤解を招く表現になるが、何も観客に伝えないことを伝える、といった身振りが徹底されていたことである。20代前半の若い、ある意味ではどこにでもいそうな女性のたたずまいが崩れることは決してなく、しかもそれ以上の何かが表現されようとしているのでもない。そうしたゼロへと向かう試みは、決して簡単なことではなく、つねに、何かが表現されてしまいそうになる瞬間を、懸命に〈引き算〉しつづけていく意志を通じて、辛うじて生み出される空気のようなものでしかないだろう。その向かう先がどこにいくかは不明であることもあえて引き受けつつ、いま、この瞬間に、このさりげない引き算に徹するほかはない、という作品全体の静かな決意だけが、じんわりと客席に伝わってくる。

 「どうして一人で眠れるんですか」「ひとりじゃないよ」――ありきたりのリュックやかばんから着替えを取り出し、当たり前のようにそこで生活する二人の女優のあいだで、たとえばそのようにかわされる対話は、お互いの感情に直接ヒットしたりはせず、それぞれがそれぞれのタイミングで勝手に盛り上がり、沈静化していく。そのような、一種の自己完結性は、しかし、ありきたりの自己中心性を自堕落に肯定することで生まれる類のものではなく、一種の芸術的な実験として明確に目標とされていることが伝わるかぎりにおいて、むしろ透明で清潔な印象を受ける。ただ、そのような二人が、ガランドウのような空間で、徹底して孤独に立ち止まっている姿を見ていると、ふと、二人のモノローグのなかで何度か言及される「地震」という言葉と緩やかに共振するところも事実だ。というのも、たしかに、このガランドウは、一種の巨大な避難所の風景にも見えるからである。そして、この二人は、自分たちではどうにもならない強制力によって、やむをえず避難してした誰か、にも見える。その上、もうたった二人しかいない避難所は、そうしたカタストロフから時間が経ち、もはや忘れられかけている場所における孤独と空虚のようにも見えるのである。私たちが、この作品から、どこか他人事に思えない情感を感じ取るのは、「現在」という時間が、いつのまにかこの場に流れ込んでいたせいかもしれない。

 なるほど、独特の沈黙と静寂を通して、演出家はそのような空気を呼びこむ器をつくりだすことに成功していたかもしれない。だが、この作品での演出家の選択は、そのような空気を描き出すことではなく、むしろ「寄り添うこと」にあったのではないか。もう一度いえば、二人の女優の独特のたたずまいは、ある種の選択された自己完結性とでもいうべき、ある種の静かな決意をたたえている。にもかかわらず、じっと見ていると、二人のたたずまいの傍らに、いまここには見えない不在の意志のようなものが感じられてくる。あえてこう言ってしまおう。その不在の存在は、演出家としての杉本その人の気配にほかならなかったのではないか。二人のどうしようもない空虚、それをとりまく絶望的なまでにありきたりの空虚に対して、どこまでも寄り添おうと決意することだけが、この作品を作品たらしめている最終的な保証になっている。私たちは、このような存在が地上のどこかにあることを忘れてはいけない。そのことを、静かに伝えようとする意志こそが、この作品だったのではないか。その意志を、今後も作品の中心にもしも据えていこうとするのなら、それをどんな言葉に言い表すのがよいのか、是が非でも探し出さなければならないのだし、この作品の「先」にある課題とは、およそそのようなものでしかありえない。だが、少なくともこの作品において、「先」に向かうための手がかりを、このユニットは手にしたことだけは間違いがない。この感触を、少しずつ解凍していくことに、だまされたと思ってひとつの希望を見出してみたいと感じた観客は、私だけではなかったと思う。

(2018年2⽉ 京都芸術センター 講堂 初演)

森山直人|Naoto Moriyama(演劇批評家 / 京都造形芸術大学教員)
1968年生まれ。京都造形芸術大学舞台芸術研究センター主任研究員、機関誌『舞台芸術』編集委員。KYOTO EXPERIMENT(京都国際舞台芸術祭)実行委員。主な著書に『舞台芸術の魅力』(共著、放送大学教育振興会)等。主な論文に、「〈オープンラボラトリー〉構想へ」(『舞台芸術』20号)他。

【劇評公開Ⅴ】



告発としての舞台


― N₂〈避暑地〉処女戯曲の翻訳と複製 Fig.2『桜紙』再演
萩野雄介

 この作品は三つの層の人々に対し、抵抗をもって受けとめられるだろう。第一にはミソジニストに。第二には演者と知己がある人々に。第三には、女性に対して罪悪感を抱えている男性たちに。そして私自身、第三の層の一人として、後ろめたさや悔恨といったかたちで、ある程度の抵抗値が計測されたことを告白せねばならない。この作品が告発であるからには。

 まずは舞台の構成から分析したい。これまでのN₂の舞台と比べると舞台装置はとてもシンプルだ。プロジェクターを用いたりもしているが、「衣服やタオルが掛かった脚立」「封筒や手紙、原稿用紙」が主なアイテムである。まず、衣服やタオルは明らかに私生活を匂わせるためのギミックだろう。特筆すべきは紙片の扱い方の変化だ。これまでにもN₂では紙片は床にばらまかれていた。しかし、過去作において紙片は舞台上で散乱しているアイテムであり、「紙片=詩篇=散文=独白」のメタファーとして扱われてきた。『居坐りのひ』などの過去作はあくまでも演出・脚本の杉本奈月の「独白」だった。人間存在の危うさというテーマについての自問自答に近いものであったからこそ、語るべき対象者を持たない。それに比べ、今回の「紙片」はあくまでも整えられた手紙や原稿用紙といったかたちで体裁を整えている。つまり、言葉を提出する相手が明確に存在するのである。では、いったい「何」を伝えているのだろうか。これはもう、明白であろう。性加害の告発だ。

 本作の背景にあるものがフェミニズムであることは一目瞭然だ。はっきり言って、表現がストレートすぎると感じるほどに。台詞を追うだけでも、好きなファッションを「おっぱいが見えるから」という性的な観点からたしなめられたというエピソードは「性的な視線にさらされてきた」という告発であるし、「お花を摘みに行ってきます」というセリフは「女性はそれを自らは秘さなければならない」という、スタンダードなフェミニズムの主張をしていることがわかる。極めつけは「アイデンティティの着脱」という台詞で、自分の意志ではジェンダーをコントロールすることはできないということのメッセージとなっている。

 ここまでに拾い上げたセリフだけなら、ジェンダー論だけで済む話だが、本作品はもっと直接的な性加害を取り上げている。「手は汚れていますか?」「足は洗いましたか?」という台詞は明らかに加害者の罪悪感に訴えかけているものであるし、「そこに(舞台の)幕があるんですよ。私はそれをブチ破ろうとしたんですけど」という台詞は処女喪失への言及だ。本作の最後を締めくくる「プロジェクターに映し出される言葉」を待つまでもなく、男性の性加害を告発したものであることがわかるのだ。しかもそれが記録映像や記録音声、小さな頃の話といったギミックと組み合わさることで「女性は幼少期から性被害にあっている」ことの表現にもなっている。

 これは例えば、恋人同士の関係でも男性が押し倒してセックスしたことを「そういう雰囲気だったから」と言い、女性がそれを「暴力ではないか」と訴えるという構図を取り上げているのであって、一般性を持つ主張だと思う。だからこそ、ミソジニストだけでなく、広い意味での男性全般である「女性に罪悪感を抱えている男性」にも訴えかける力があるのだ。それはフェミニズムの作法として正しい。しかし、最初に指摘したように「演者と知己がある人(または、そこまで想像ができる人)」から出てくる反発に対しては議論の余地があると思う。役者に性加害の告発をさせるということは、それもまた暴力的ではないかという観点があるからだ。特に本作においては役者は自分の名前を「役柄」として担っている。創作とドキュメンタリーの間のような存在として演技をしているのだから。

 とはいえ、本作品で一番面白かった点も、「創作とドキュメンタリーの間のような存在」としての役者であったことも指摘しておかなければならない。私は役者とは知己がなかったので「作品中の名前が本名なのかどうか」もわからなかったし、「最近結婚したんですけど」といった話もどこまで本当なのか、どこから嘘なのかが全くわからなかった。N₂の作品に出てくる役者はずっと「実存の危うさ」を演じる「幽霊」だったため、これほどまでに「生の人間」が目の前に現れたことはなかった。しかも、異様なまでの生々しさはありつつも、その「役柄」がこの世に本当に存在しているのかどうかがわからない。

 つまり、こういうことだ。本作において演じられた「性被害にあった女性」は世の中に偏在する。作品の冒頭、役者が客席の中で一緒に座っていたことも「このような女性は普通にあなたの隣にいる」というメッセージなのだ。

(2018年8⽉ 於 studio seedbox 再演)

萩野雄介|Yusuke Hagino
近畿大学文芸学部日本文学科創作・評論コースを卒業。広告代理店にて制作を生業とする傍ら、作詞・作曲・バンド活動・批評の執筆などを行っている。あらゆる精神性は構造に宿ると考え、批評においては作品構造の分析を中心に論を展開する。

【劇評公開Ⅳ】



「実験」の渦が内包しているもの


――杉本奈月『火入れの群』
森山直人

 杉本奈月の『火入れの群』を見終わって、率直に感じたのは、①断片的なディテールに、作家的な志向性が強く滲んでいたこと、②にもかかわらず、全体としては、どこか既視感のある「実験劇」の印象にとどまっていたこと、の2点であった。

 上演時間は約70分。決して長尺の作品ではないが、ここには、劇作家・演出家の杉本奈月のさまざまなタイプの実験性が、やや強引なほどに詰め込まれていたといってもよい。たとえば、上演前から観客に配布されたパンフレットには、すでに杉本がどのような劇言語の実験を行おうとしているのか、その一端が開示されている。

 だが、こうした「実験性」は、この上演作品の一部にすぎない。たとえば、開演前に床に並べられ、開演するやいなや3人の俳優たちによって四方八方に散乱させられることになる無数のA4サイズの紙片の裏には、どうやらさまざまな戯曲の断片が書かれていて、俳優たちがランダムに(正確には、そう見えるように)それらを音読していく場面もある。あるいはまた、出演者が、まさにいま上演中の劇場(=アトリエ劇研)の関係者だけに配られる「使用上の注意」らしきテキストや、出演中の俳優が友人をこの上演に誘うために書かれた「手紙」などが読み上げられることもある。3人の俳優たちが、ガランとしたアクティングエリアでゲームをはじめ、負けた人が即追放になる、というフィクショナルな「ルール」が実践されたりする場面もある。70分という全体の時間を考えれば、むしろあわただしくさえ思えるほど、質感の異なる場面が次々に展開されていくのだ。

 こうした多種多様な「演劇的実験」が行われること自体は、これから本格的にキャリアを積み上げていこうとしている創り手の「野心」のようなものが明確に感じられ、むしろ好感がもてる。もちろんすべてが成功しているとは言えないし、全体として、一貫したヴィジョンが浮かび上がってきているわけではないのだが、そういうことは、いずれ作品を重ねていくうちに、もっとはっきりしたものとして見えてくるはずだからである。

 ただ、全体として「どこか既視感のある実験劇」に見えてしまう点に関しては、シビアに考えてみる必要がある(おそらくこれは私だけの印象ではないはずだ)。その点を、以下、できるかぎり論じてみたい。

 この作品に関して、誰でも注目せざるをえないのは、「書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み」という、耳慣れないサブタイトルであろう。「物性」も「表在化」も、自然科学でよく使用される用語であろうが、ここでは一応前者を「(言語の)物質性」、後者を「即物的な表層化」と解釈しておくことにする。

 そう考えてみたとき、『火入れの群』が、言語の物質性に執拗なこだわりを持ち、なおかつ「物語」の深さを極力排除し、劇言語が発せられる「いま・ここ」という時空に、繰り返し、メタシアター的な言及を重ねていたことは、一応感じられたといってよい(先に挙げた事例以外にも、たとえば明らかに、いままさに上演が行われている現実の時刻を読み上げるような場面もあった)。

 だが、残念ながら、現時点における杉本は、演出家として、「上演」という場の空気を有効に撹拌する手段を、まだあまり多く持ち合わせていない。たとえば、本上演を通じて、ほとんどの俳優は「平板なしゃべり方」をする。しかしながら、誰もが知るように、「平板なしゃべり方」は、それだけでは「上演空間」という即物的な「表層」を顕在化させてくれるわけではない。「観客」とは、どんなものにもついつい「意味」を見出そうとしてしまう。「平板なしゃべり方」は、「意味がない」という単一の「意味」を生じさせ、それに多くの観客は「納得」し「安住」してしまうのだ。「既視感のある実験劇」という漠然とした印象は、たとえばそういうところから生まれる。場面と場面のつなぎ方のせわしなさも、むしろそういう自信のなさの現れに見えてしまう。

 したがって、杉本が、いま、ここで行うべきなのは、自らのポテンシャルである「実験性」を安易にそれらしく作品としてまとめてしまうのではなく、凶暴なまでに、じっくりとひとつひとつの要素に立ち止まり、向き合い、なめるようにそれらを観察し、それらと対話することなのである。たとえば、そうするなかで、『火入れの群』のなかに3つの異なる要素を感じ取ったなら3つの作品を、4つの要素を感じ取ったなら4つの作品を生み出すことを躊躇なく構想すべきだろう。

 杉本の作品は、「詩的」と評されることがあるようだ。私も大筋では同意するが、やや漠然と「詩的」という評言が使われているのではないか、とも危惧する。今回、私はたまたま本公演のアフタートークのゲストとして呼ばれたので、事前に上演台本のコピーを受け取ることができたが、上演台本を読むと、上演とは異なる角度で杉本のポテンシャルが見えてくるような気がした。たとえば、この作品の冒頭には、実は次のような「ト書き」(?)が記されている。

  わたしたちの小さな火種は大きな波に浚われた――と、
  まだ言い続けなければならないのだろうか。
  水平でなくなった海へ温存されるのは、
  メスの挿入を伴わない非侵襲的な公約であり、独り善がりの不正である。
  だから、彼の青さは波ではない。
  人脈は崩れ、滞った血流が黒点をプロットする。
  あなたが可視とするものを、わたしが見ることはなく、
  借景は明け透けなアンバーの光源に微睡む。

 ここに見られる言葉の連なりは、なかなか魅力的である。「実は」といま書いたのは、この部分は実際には上演で発語されることは、たしか遂になかったからである。1970年代から80年代に流行った「テマティズム」や「表層批評」を蒸し返すわけではないが、ここには、「火」「水」「波」「海」「青」「温」「血」のような言葉の断片が、意味内容という「深さ」に行きつくのではなく、「表面」から「表面」へ横滑りしながら意味の多様体を形成していこうとするダイナミズムが胎動している。むろん、この部分を「平板」に音読したくらいでは、到底その「物性」を剥き出しにすることなどできないだろう。だが、もしも「詩」を目指すなら、自身の「書き言葉」が指し示しているこのような物質性・即物性を、上演の「詩」として実現する具体的な方法を真剣に模索するべきだろう。たとえば、詩人・吉増剛造の驚異的なパフォーマンスのように、「物質的な野心」とは、「平板なしゃべり方」「実験劇っぽさ」のはるか彼方まで地平を広げていく無限の可能性を秘めているからである。

森山直人|Naoto Moriyama(演劇批評家 / 京都造形芸術大学教員)
1968年生まれ。京都造形芸術大学舞台芸術研究センター主任研究員、機関誌『舞台芸術』編集委員。KYOTO EXPERIMENT(京都国際舞台芸術祭)実行委員。主な著書に『舞台芸術の魅力』(共著、放送大学教育振興会)等。主な論文に、「〈オープンラボラトリー〉構想へ」(『舞台芸術』20号)他。

【劇評公開Ⅲ】



『居坐りのひ』― 東京公演


― 第15回AAF戯曲賞最終候補作品
萩野雄介

 例えば、同じ「孤独」であるとしても、群衆の中の⼀⼈である⼈にとって「誰の上にも⾬は降る」ことが⼀抹の優しさになりえるとしたら。そのような緩い「僕ら」という価値観、⾃⼰完結的な共有感覚に対して、痛みある孤独とは何だろうか。それはつまり⾃⼰完結から離れた外界との接触であり、コンクリフトであり、つまるところ断絶であって、実のところ「対話」と呼ばれるものは⼀般的に思われてるような疎通のツールではなく、むしろ⼈を切り離してしまうものだ。
 舞台上の⼈物⼆⼈の「対話」はおおよそ繋がってるとは⾔えず、ただ「⼆⼈で同じ⽂を読んでいる」ような散⽂らしさも⾊濃く無い。最も近いのは「お互いに反応している」という表現の仕⽅だろう。もちろん、そのような対話の形式は現実のコミュニケーションをメタレベルに表現したものとしては標準的な⼿段だと思うが、この演劇がそのような現実を⽪⾁ったイロニーになり得ないのは、そのシリアスさ故であり、そのシリアスさを醸し出しているのは⾔葉のチョイス以上に「反復」という形式のためだろう。この反復という形式は冒頭の⾳楽にも現れていると⾔えるだろう。
 さて、この「反復」には輪廻転⽣だとか⾃然の周期的営みのような壮⼤さはなく、むしろ密室性を感じさせるものになっている。堂々巡りのまま展開しない⾔葉の応酬は、役者の挙動のダイナミズムとは裏腹に、やはり静かである。そのやりとりの中に提⽰されている問題には解決が⽤意されてはいないし、⼈が通じる時というのは結局は「互いに妥協を許した」ということでしかないのであって、彼らは⾃分の⾔葉を投げ、相⼿の⾔葉を「受け⽌めてしまう」がために、対話になり得ない。
 「なぜ―――なのですか?」という投げ掛け(つまり相互理解が存在しない)と断⾔形の⾔葉が埋め尽くす彼らのコミュニケーションには、共有されているものは無いはずなのだが、超常的に、前提のように共有されているものがある。それは「過去」である。まるで同⼈格のように彼らは「過去」を共有する。そして、居座りに過ぎない「今」が宙吊りのままなのである。「重⼼」を擁するのは過去のみであって、あまりに「今」は存在⾃体が危うげだ。舞台に散乱した「⾜跡の形に切り抜いた紙」と「切り抜かれた紙」はまさに、そのような「存在」の表裏的関係を表している。
 宙吊り故に、この作品は観劇した者に何かしらの落としどころとしての感想を残さない。それこそ泣けるだとか、考えさせられる、というような感想を受け取ったというカタルシスは⽣まれないだろう。
 この作品が残すのは宙吊りの不安である。それは⽣きるということの根元的不安、過去ではない今のみにしか⾃分が存在しえないということの不安、そして他⼈と引⼒⼲渉をしあっていないという不安。かくも、⽣きるとは不確かなことである。
(2015年5⽉ 於 東京・東中野RAFT 初演)

- 戯曲
http://www.aac.pref.aichi.jp/syusai/aaf_bosyu15/index5.html

萩野雄介|Yusuke Hagino
平成元年生まれ。近畿大学 / 文芸学部 / 日本文学科 / 創作・評論コース卒業。仕事は広告代理店の制作。音楽とチョコレートが好き。

【劇評公開Ⅱ】



『草藁』― 旧題『居坐りのひ』第4回公演


― ウイングカップ6最優秀賞受賞作品 / 第16回AAF戯曲賞⼀次審査通過作品
萩野雄介

 舞台は三⽅向を観客に包囲され、残る⼀⾯には窓だけがある。それは紙が散乱したどこともつかぬ空間――舞台が「部屋」であることを想起させる。室内性を強化しているのは間違いなく「窓」と「おく(奥)」の存在だ。劇中には表、裏、たて、よこ、前、後ろ……様々に⽅向……三次元を揺るがす⾔葉が出てくるが「奥」は本質的に内⾯的世界なので次元を持たない。作者は⾔葉を転がしながら、様々な⾓度から観察しつつ「存在しない奥」を探り続けている。そして、散乱している紙⽚はこれまでに上演されてきた作品が書かれている。このことら本作が、これまでの作品とテーマを同じくしているということ。また、その作品を作り出した作者の内的世界が重要なモチーフとなっていることが⽰されている。
 本作の元々のタイトルは『居坐りのひ』であるが、これまでに内容を変えつつ、続けられてきた『居坐りのひ』と⽐べても、この『草藁』は作者の内⾯的世界をかなり前景化している。付け替えられたタイトルが『草稿』ではなく『草藁』であるのは、それが未完成であるからではなく「⾃⽣」的な⾔葉を扱っているからであろう。どこからともなく湧き上がり、表出し、群⽣する⼀⼈語りの⾔葉である。
 とはいえ、本作は内⾯を吐露することで作者そのものを世界として提出しようとしているわけではない。もし、本作の⽬的が作者の内⾯を⾔語化し、他者に伝えるためのものならば、役者にその⾔葉を語らせる必然性がないからだ。いわば、本作において役者は「作者の世界を構築するため」に存在しているのではない。「作者の世界を解体」するために存在している。「書かれたもの」の意味性の強さを⾳声へと変換することで弱めながら、複数の話者に語らせることで「主体」を解体していく。
 そして、その主体は舞台にはいないことが肝となる。作者の内⾯の残骸である紙⽚が散乱しているだけの舞台は荒野のようでもあり、その空間そのものが幽霊のようである。
 『草藁』という作品においては、⾔語を内部を映す鏡として⾔葉を扱ってはいない。むしろ⾔語を「外部」として設定することで相対化させるためのツールとなっている。「⾃⽣的な⾔葉」とは「⾃省的な⾔葉」のことである。⼀⼈語りが藁のごとく、いたるところに⽣えるようなものであることは、SNS 時代の現代においては⾃明なことだ。⼀連の『居坐りのひ』という作品はタイトルが⽰すように存在の不確かさを表現の核としていたが、そのリメイクの⼀つである『草藁』は、作者や私といった、主観上確実に感じられるものにすら、その不確かさを⾒出している。それゆえに舞台は⼀種の幽霊と化している。だからだろうか、舞台上で「窓」が常にその存在感を⽰しているのは。傍らの希望のようにすら感じられる。それは「奥」ではなく「外」に通じる象徴であり、もしやすると、他者のことであるのかもしれない。作者もおらず、他者もいない象徴だけの幽霊の世界で、窓だけが、ものを⾔わない誰かとして存在している。
(2016年2⽉ 於 ウイングフィールド 初演)

萩野雄介|Yusuke Hagino
平成元年生まれ。近畿大学 / 文芸学部 / 日本文学科 / 創作・評論コース卒業。仕事は広告代理店の制作。音楽とチョコレートが好き。

【劇評公開Ⅰ】



「書き言葉」を上演する


― N₂ 第5回公演『 blue/amber 』「居坐りのひ」と「月並みにつぐ」ならびに「水平と婉曲」
須川渡

京都芸術センター通信(明倫art)2017年6月号(vol.205)掲載
http://www.kac.or.jp/wp-content/uploads/170515-4_KACNEWS1706.pdf

須川渡|Wataru Sugawa
1984生。演劇研究。専門は戦後日本におけるコミュニティ・シアター。目下、戦後岩手における農村演劇の調査などを行っている。現在、『京都芸術センター通信』に観劇レビューを執筆。大阪大学招へい研究員。

【劇評公開Ⅰ】



「書き言葉」へのオマージュ


― N₂ 書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み Tab.2『火入れの群』
須川渡

 上演リーフレットには、研究論文のように参考・引用文献一覧が連ねられている。「アトリエ劇研 公演使用時の注意事項」(2017)から始まり、アーサー・ミラーやカレル・チャペックの名作戯曲、俳優による観客への手紙(2017)や、福岡伸一『生物と無生物のあいだ』(2007)まで。几帳面にカッコ書きで刊行年も記されている。それは、これまで生み出されてきた「書き言葉」に対する創り手のオマージュの表れなのだろうか。
 ともあれ、舞台に目を向けてみる。劇空間はいたってシンプルである。舞台床面には整然と数字の書かれた紙が並べられ、上手に黒板、いくつかのパイプ椅子のある他は何もなく、それゆえ、ブラックボックスとしての空間があらわとなる。
 これまでのN₂の作品で特に課題とされたのが、劇作家である杉本奈月の言葉をどう上演するかだ。前作の『blue/amber』¹は、上演場所自体に言及し、書き手も出演することで、テキストと俳優の乖離を埋めようとした。しかしながら、その試みは舞台に携わる者の世界にとどまることで、かえって観客との間に距離を生じさせたように私には感じられた。
 しかし、今回の『火入れの群』は、そのようには感じなかった。なによりもスピード感だ。冒頭、俳優たちは舞台を何度も往復しながら台詞を言う。一語一語の台詞は短く、自ずとテンポは上がっていく。「神様はお客様?」「減らず口の舌」「腸詰めの屁理屈」といった挑発的な言葉が並び、彼らの往復運動は「まだ時間はある」「魚の泳ぐ速度を知っているか」「時速115キロメートル」といった時間と速さを意味する言葉と結びつく。杉本のテキストは、しばしば思い出すことのできない過去への探索が試みられるが、この冒頭場面は、スピードが過去への不可逆性を強調していたようにも感じた。俳優たちの言葉の応酬は、やがて、上演そのものの意味(「何かのテロ?」「演劇的行為だ」「ここは今?」「今でないと嫌か?」)を問い直す言葉となる。
 これまでの観劇した2作品(『水平と婉曲』『blue/amber』)においては、徹底して「劇場」という場所に宛てて創作した。人間座とウイングフィールドの両方で、それぞれ劇場の所在地を読み上げ、今ここで行われる上演という制度を確かめている。とりわけ、今作はアトリエ劇研が8月末に閉館となるため、そのアプローチがより強調されたと言える。やや冗長にも感じられる地下鉄松ヶ崎駅から劇研までの20分の道のり、観劇後に俳優自身が立ち寄るアトリエ劇研界隈の店への言及は、ここがやがて無くなる場所であるからこそ象徴的なものとなる。今この場所で行わなければ、彼らのテキストは、パフォーマティブなものにはなり得ない。劇研の公演使用時の注意事項を読み上げるという行為もまた、ブラックボックスという場所で行うことを再確認している。
 「劇場」のあり方の問い直しは、言い換えれば、創り手と観客の望ましいコミュニケーションとは何かということだ。私たちはなぜこの場所に集まり、上演を行うのか。『火入れの群』では、いくつか前作より明瞭な応答があった。
 一つは、そのあり方を俳優たちによる遊戯に求めていたことだ。「会議体」という形式を通して上演戯曲を選び、ストラックアウト風のゲームを通して、選ばれた戯曲を読む。退場する俳優もまた、加算式のゲームとあみだくじで選ばれている。アドリブ風の場面だが、プレイに勤しみながら演劇を行う態度は、劇場という場所の目的を素朴な方法で今一度思い起こさせるものだった。
 もう一つは、テキストを声に出すという行為そのものが以前に比べてはっきりと行われていたことだ。この作品では、劇作家のテキストだけでなく、他の戯曲や法案の条文、観客への手紙や挟み込みのチラシ、観客アンケートなど、様々な形式のテキストが俳優によって読まれる。文字として書かれたテキストも音にすることで違いは明らかとなる。同音異義によるアクセントやロシア語の挿入、「カッコ、カッコとじ」といった本来読まれないものの肉声化は、言葉の実験としての空間を立ち上げていたといえる。それはこの上演が掲げる「書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み」を顕在化したものといえる。
 しかしながら、気になった点がいくつかあった。杉本自身の冒頭および終局のテキストが明瞭だっただけに、それ以外の引用された言葉との対置が十分に機能していないようにも感じた。たびたび引用されるメーテルリンクの『群盲』のト書きや、共謀罪改正案、インフォームド・コンセントの説明書きなどは、いずれも劇場や観客のあり方を考えるうえで有効だが、全体としてみた時に、それぞれがはっきりと連関しない。
 望むべくは、書き言葉を通じての過去の召喚である。杉本による抑制された文語体のテキストは、平易な話し言葉とは趣を異にする。その点で、今は古びてしまった、時に難解なテキストと邂逅する可能性をはらんでいる。書かれた言葉の向こう側へ、より観客をいざなうこともできるだろう。少しずつ、自己言及に留まっていた世界が外側に開いてきたと感じただけに、次回の公演に期待したい。
(2017年6月2日観劇)

¹『京都芸術センター通信』2017年6月号にレビュー掲載
http://www.kac.or.jp/wp-content/uploads/170515-4_KACNEWS1706.pdf

須川渡|Wataru Sugawa
1984生。演劇研究。専門は戦後日本におけるコミュニティ・シアター。目下、戦後岩手における農村演劇の調査などを行っている。現在、『京都芸術センター通信』に観劇レビューを執筆。大阪大学招へい研究員。

interview

ショートインタビュー 、

Tab.5「退嬰色の桜」- Borderless is born from pillar of wife.

書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み[ クリエイティブセンター大阪ブラックチェンバー ]







演劇界における身近な性被害とハラスメントをわたしたちから遠ざけていくために
―加害者かもしれない "彼ら" について公言できない現在地から



澤井里依 これは難しい。もちろん女性という立場からそうゆう犯罪は許せません。許せませんけれども、例えば、亀仙人はどうですか?私は亀仙人のことを一言で許せないって言えないんです。だから難しい。簡潔には書けないので、今度飲みに行きましょう。また、女性座組みなので“彼ら”と言及してますが、加害者である“彼女ら”もあるんじゃないかな。そして被害者としての“彼ら”もまた公言できない所にいるように思います。(女性だと誰だろう、例えばラムちゃんとかかなぁ。亀仙人は殴り返されてるけど、ラムちゃんはそうはいかないからたちが悪いのかなぁ。強いしなぁ。あたる君の、、、、。まぁそこはいいか。)

髙道屋沙姫 やっぱり強くなること以外ないのではないでしょうか。大学1回生の時に先生が『俳優に必要な3つの柱がある。1才能、2努力、3チャンス、どれか一つでも欠けると俳優になるのは難しい』と仰っていました。夢を掴む為には努力だけでは戦えない、このジレンマが被害者達に沈黙を強いるのかもしれません。この瞬間を我慢すれば……と思わせるのかもしれません。強くなる。甘い言葉に期待を持たず、己でチャンスを手繰り寄せる強さ。最初の言葉、最初の接触、最初の違和感を見逃さず『NO』と言える強さ。それが自分以外の誰かであっても言える強さ。そういう人を追放していく強さ。それぞれの立場で強さがあれば、被害は減っていくのではないでしょうか。

電電虫子 これは日本中で結構な問題じゃないかと思いますが、特に演劇界でそのような事件が起こりやすいとしたならば、色々と曖昧な界隈であって曖昧な集団の寄り集まりであることが、他人を顧みない行動の温床となりやすい要因のひとつなのかもしれません。ほとんどみんなお金がない。若い人はたくさんいる。顔見知りだらけの狭い世界で干される恐怖。あと、幕が降りるまではどんな目に遭おうと数ヶ月我慢しなければならない…とか。自分がされたらキレるか無視すると思いますが、特に座組で人が嫌な思いをしてる可能性がある場合は、せめてその場でそれとなく確認できるように、敏感にならなくてはならないなと思っています。

八若奈菜子 私は幸いなことに、特に悪質な被害に逢うことなく生きてきました。特にこの業界に関して言うならば、大学という環境に守られているのだと思います。これから社会人として舞台に関わる上で、何を考えなければならないのか。私は、当事者としての思いを語ることはできないけれど、「自尊心を持つ」ということに立ち返るのではないかと思っています。

小林佳太郎 インタビューなので一般的な事実を一旦おいて、個人的なことを極端な語り口で話すと、怖いです。事実としてあることは知っていて、実感が伴わない。自分の鈍感さで誰かを傷つけていないかと、そういった怖さがあります。でも一方で息苦しさも感じます。声をあげられる環境が少しでも作られつつあることはいいことだと思いますが、過敏になりすぎたり、監視が過ぎたりする状況には正直ひりひりすることもあります。ステータスでしか人との関係を見れないのは寂しいことだと思います。理詰めで考えると難しいですね。2人の市民として優しい世界で生きられるといいんですけど、なんていうといい人っぽいですけど。僕は実感がないという自覚を持ちながら、自分なりの誠実さを持って人と関わり続けられることが唯一出来ることかと思います。


N₂/杉本奈月



澤井里依 杉本さんのイメージは紫。赤+青で紫。だからかしら、果物でいうと葡萄です(あくまで個人の意見です。)皮ごと食べられます。しぼって美味しいジュースになります。寝かせて美味しいワインにも。おいしい+抗酸化作用。老けない感性がたいへん羨ましいです。

髙道屋沙姫 稽古場での杉本さんは私にとって『ガイド』みたいだなぁと思います。いつも楽しそうに私たちを観察していらっしゃいます。そのうち私も楽しくなっちゃって『これは本当に稽古になっているのか…?』と不安になる直前、『どうして?』と笑顔で鋭く質問されるのです。突然の問いかけに『どうしてって言ったって!今までそれで生きてきたんだ!わーーー!』と100人中60人の心の村人が騒ぎ出すなか『ん…本当だ、当たり前だと思っていた。何故なんだろう』と40人をピタリと静止させてしまうのです。杉本さんの純粋な質問恐るべし。そのうち私の心の村人は100人全員でその答えを考えています。杉本さんは疑問に思ったことをどんどん掘り下げていきます。1人では行けないような場所にいつの間にか辿りついているのです。この文章を書いているうちに杉本さんの思惑にはまっている!と感じたので、もっと杉本さんをビックリさせたいです。

電電虫子 チラシの通りコラージュ作品なのだと思います。言葉がコラージュのように在るのと同時に、役者(人間)はどうしようもなく質量をもってそこに存在するしかない。それらが同時に在る空間や時間に私は興味があるから、そこに目が行きがちですが、コラージュだからこそフラットであり、試みであり、何を立体視するかは鑑賞者次第なのではないかと思います。澤井さんの1.の回答から拝借しますが、つまりdon't think, feel!ということです。 杉本さんについてはまだその人となりについては謎の部分が大きいですが、かなりストイックなので、宝くじとか当たって欲しいなと思います。

八若奈菜子 とても、言葉選びが丁寧な方だと思います。文章を無駄に膨張させない簡潔さであったり、聞き手を気遣う優しい響きだったり。それはプライベートだけでなく作品にも現れていて、杉本さんの作る演劇はいつも耳が気持ちいいなあという印象を持っていました。今回も役者さんから生み出された言葉を、杉本さんがどのように料理されるのか、とても楽しみです。

小林佳太郎 短いスパンで公演を打ち続けるその馬力がすごいなと思います。作品作りに関しては杉本さんの会話の切り取り方、見ている部分にいつもはっとさせられます。稽古場で俳優さん達の語りを聞いて、どこに着目をするのか毎回予測を立てているのですが悉く外します。見る所なのでそれぞれでいいと思ってはいますが、当てにいっても外します。何を面白いと思ってもいいんだなとなんだか安心します。


三人の女優



澤井里依 出演者のお2人のことは沙姫ちゃん(髙道屋沙姫)、電ちゃん(電電虫子)と呼んでます。沙姫ちゃんはトロピカルフルーツ。マンゴー、パッションフルーツと思いきや、アテモヤとかアボカドを出してくる。沙姫ちゃんのまっすぐさとパッションは柱を作る。笑顔が素敵なかわいい人。電ちゃんはこの座組みのリーサルウェポン。殺傷力高めのどこから飛んでくるのかわからない飛び道具をいっぱい秘めてる。フルーツに例えるとアケビ!私はいちじく!3人でどんなお料理ができるのか、、乞うご期待!

髙道屋沙姫 澤井さんも、電電さんも、当たり前だけど私とは全く違います。演劇もせずに普通に生活していたら、きっと出会わない3人のような気がしています。演劇をしていて良かった。こんな素敵な方々に出会えた。演劇有難う!と思うのです。今まで生きてきた年月も育ってきた場所も大切なものも各々に違う3人だからこそ、何が起こるか分からないドキドキ感と何かが生まれた瞬間の感動は大きいのです。この感動を私だけではなく、お客様とも共有出来たらと思います。

電電虫子 澤井さんは身体も雰囲気もとてもしなやかで、自由自在にあらゆる境界を行き来するようなパワーがある人だと思います。高道屋さんはまっすぐで強い。ドシドシしつつ軽やか。お二人とも演劇経験が豊富でダンスや落語など身体にたくさんソースを持っていて、度胸と機転があって全く見飽きない魅力的な役者さんたちだと思います。先日の稽古でエチュードを数時間続けていた時お二人とも「なんらかの高次元にアクセスしている…」みたいな状態になっていて、感嘆している場合ではないのに感嘆していました。

八若奈菜子 高道屋さんも澤井さんも電電さんも、自分の中に強いけれど柔軟な、柳みたいな芯を持っていらっしゃる方だなと思います。環境をそのままに受け入れて、でもしっかりと根は張っている感じです。稽古場ではいつも3人のうち誰かがぱっと空気を変える、みたいなことが次々と起こるんですが、空気が壊れるということは決してないです。動じないというか、個性を尊重しあっているというか。

小林佳太郎 お洒落です。着たい服、似合う服が別々にあるようですが僕にはわからないです。皆さん素敵です。自分のペースというか、自分だけの時間の流れを持っているような雰囲気があります。稽古場でのエチュードでは3人で共有の時間を作り出しながらも、各々で個別の時間の流れを味わっているようなそんな趣きがあります。


書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み



澤井里依 はじめましてのN₂さん。台本はありません毎回お稽古毎にトークテーマを設けて話し合ったり、劇化してみたり、はたまた作文を書いたりして作品を創っています。さて、表題にあります「書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み 」私の低い知能ではちょっと難しい言葉がはいると、頭が拒否反応を起こします。右から左というやつです。意味を考えてみる、、、。文節で区切ってみる、、、。考えれば考える程、頭でっかち!! そして、毎度の稽古を経てたどり着いた答えが「Don't think, feel!(考えるな感じろ!!)笑」日常にあふれてるたくさんの “言葉” の重さ、軽さ、カラー、固さ、想像したり、動いてみたり、頭からっぽで楽しめば、私の好きな演劇がそこにありました。加えてブラックチェンバーは、海が近くて、建物の重厚感があって、空間、空気がとてもロマンティックな場所。私たちの紡ぐ言葉たちが、お客様にはどんな景色や物語に映るのか今からとても楽しみです。ぜひ Don't think, feel! でお楽しみくださいませ。

髙道屋沙姫 CCOには1度だけ行ったことがある。その時の印象は『自由の怖さ』というイメージだった。CCOは怖い。自由度が高いから怖い。そして『退嬰色の桜』も自由がある程度許されているから怖い。思っていることを自由に素直に表現するのはとても怖い。自分の中の普通じゃない部分を自分自身が最前線で見つめているような感覚。その最前線に今回は私を含め3人の女優がいる。自分の頭では到底思いつかない各々の自由が連続で起こり、稽古では他者と自分との違いに興奮と迷いで頭がクラクラする。自分の直感でやりたいこと、他者が直感でやること、それを受けて自分が感じてやること、更に誰かが……と五感を研ぎ澄ませて全てを見聞きしておかないとあっという間にCCOの持つ場所の力に引っ張られて自分がどこにいるのか分からなくなりそう。でもそこを抜けたら満開の桜の下にみんながいて、少し自由の意味を知れたら良いなぁという怖さの中に漠然とした希望があります。

電電虫子 作演ができない宣伝美術をやる者としては、作家がチラシ(ビジュアルイメージ)を作るのがいちばんその作品を物語るものになるのではないかと常々思っております。N₂さんのチラシといえば共通して「コラージュ」「元素表」という要素が思い浮かびますが、今回『退嬰色の桜』のチラシはそのどちらもよく見ないとわからないくらいに、すごいピンク!すごい桜!。これが何を意味するか、杉本さんに聞いてないので本当のところはわかりませんが、私の桜のイメージが「今際の際」といった感じで、結構怖い。CCOも夕暮れ時に行ってみましたが、水際(それも造船の名残で変わった形に水が切り取られている)に廃病院のようでありつつ人間の生活サイズを超えたスケールの建造物があり、この世のものと思えないオーラを放っていたのもあって、なんというかこの世とあの世の間、に限らず何かの溝に広がるバグ空間、歯周ポケット、ポケットディメンションみたいな、そんなイメージがあります。

八若奈菜子 稽古でずっと3人の女優さんを眺めながら、それぞれが持っていらっしゃる独特の一面や空気が、混ざり合うでもなく、複雑に組み合わさっていくようなイメージを感じています。その光景に、子供の頃に花から絞って作った色水を混ぜ合わせる遊びをしたときのことを重ねながら、楽しんで稽古を見させていただいています。CCOは、劇場の外の景色がとても印象的な場所。お客様がどんな気持ちを持って劇場にいらっしゃるのか、この演劇を目撃し、劇場を出て何を思うのか、そんなことを考えながら、空間づくりをしたいなあと思います。

小林佳太郎 話し言葉を切りとって立ち上げる。日々稽古場で奇跡の瞬間に立ちあっています。「こんなセリフ書けないなぁ」と自分の想像力の乏しさを思い知ります。「偶然の産物」と「想像の産物」かと考えてみましたがナンセンスでした。作品は水のようです。曖昧な形で変化をしながら流れていく。とろみがあったりサラサラしたり、目を離すと消えてしまいそう。じっと見つめてしまいます。掴めないから掬ってみたら池に見えた。池を見てたらお風呂の中であったかい。ほっと一息ついた隙に奔流の中に放り出された。淡々とグレーな生活感の中、どこかに赤がちらつくようなそんな気もしています。



Photo : Natsuki Sugimoto

Tab.4「磔柱の梨子」- Beggars in pear orchard.

書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み[ 浄土宗應典院本堂|カフェムリウイ屋上劇場 ]





7.震災演劇について





鄭婀美 阪神大震災の被災地域の中でも、最も被害が大きかった地域に住んでいることもあってか、震災をテーマにした演劇にはある種の抵抗を持ってしまうのが正直なところだ。震災に限らないかもしれないが、あまりに大きな痛手を負った人間に対して、中途半端な同情や励ましはむしろ負担であり不快である。当事者にしかわからない葛藤があり、そこに対して土足で踏み込まれたくないのが自然な気持ちのように思う。無理に前を向くでも立ち直るでもなく、ただそこに寄り添うような、淡々と記憶を綴るような、そういった震災演劇があれば良いなと個人的には思っている。

キャメロン瀬藤謙友 震災演劇を初めて見たのは数年前にiakuがウイングフィールドで公演した『ハイツブリが飛ぶのを』だと思います。火山の噴火により壊滅的な打撃を受けた集落に帰ってきた男が見知らぬ女に夫に間違われる。そんな所に本当の夫が帰ってくる。そんな話だったと思います。震災演劇は震災という特異な状況に置かれた人のドラマを描くものだと思ってます。それは自分自身が大きな災害に巻き込まれた事が無いからだと思います。しかし、それだけでは無いと思います。今回の再演を通じて震災演劇について再度考えれたらなと思います。


6.東京世田谷・カフェムリウイ屋上劇場/TPAM 2019へむけた再演の創作について



鄭婀美 役者を10年以上やってきて、はじめて東京で舞台に立つという意味では感慨深いが、一方でどこで演ってもやるべきことは同じだという気持ちもある。東京で演るということについて、若い二人はより熱く考察してくれているので、それを聞いて勉強させてもらっている(大人げないかもしれないが)。関西とは見せ方、捉えられ方の相違が多々あるとは思うが、根幹的な「人の心に響くもの」を作りたいというところは変わらないし、迷ったり不安になったりするときにはこの気持ちが導いてくれるだろうから、それをなくさないようにしたい。

キャメロン瀬藤謙友 東京という街に対して抱く思いが無意識に創作に現れていると思う。今はまだオープニング周辺を触れているのだが大阪初演と比べモチーフがより身近になりつつある。それは遠い異国のような土地で公演するからこそ既知の物にしがみつこうとしてしまう人間の習性だと思う。しかし、モチーフが近づいたとしてもそこから更に発展をさせ、作品の求める物に耐えうるパフォーマンスに仕上げていきたいと思う。書き言葉と話し言葉の物性表顕在化させる試みとして、既知のコトバの先を探っていきたいと思います。


5.大阪日本橋・浄土宗應典院/Space×Drama×Next 2018における初演の感触について



鄭婀美 率直に言うと、賛否が大きく分かれるのではと思っていた。だが実際にアンケートやネット上の感想を見ると、思いのほか好意的な意見が多かった。特異的な舞台の作り方であったため、新鮮に感じる人も多かったのだろうか。エヌツーの舞台の楽しみ方や響く要素は多様にあり、こちらの狙いにある程度沿った反応もあれば、思いがけない受け取り方をされることもあり、上演を経てこの作品の可能性を改めて見出した次第である。

キャメロン瀬藤謙友 共演者のテイさんも語っているが、非常にアーティスティックな作風のためごく限られた人にしかその面白みが享受されないのではないかと危惧していた。ところが蓋を開けてみると思いもよらぬ人達から好評を頂き、驚くと同時に嬉しく思った。何より、仏前で公演をする事が出来たのが光栄だと感じた。


4.作家・杉本奈月について



鄭婀美 一見おとなしそうだが、作家としての自分と劇団を売り込もうという野心がちゃんとある。自分の作品を世に示そうという意志がある。表現活動をする上で、このような野心や意志は確かな原動力であるはずなのに、侮っている人も少なくないように思う。どんなに上手く創れても、みてもらわなければ意味がないのだ。それは自分はここに居るということを知ってもらいたいという執念とも言える。自分と自分の生きる世界を知らそうという執念を静かに、だがきちんと燃やしている人物である。

キャメロン瀬藤謙友 僕は杉本戯曲を目にする機会はあっても読む機会は無かった。そのため、テキストを持たない、ましてや本番までにテキスト化すらされなかった『磔柱の梨子』を通じてのみ、僕は『作家』としての杉本奈月について答えなければいけません。コトバを書く人のみが作家と言われるのであれば杉本さんは控えめな作家だと言えるでしょう。しかし、コトバを紡ぐ人をも作家と言うならば、杉本さんは非常に繊細で素朴なコトバを紡ぐ作家です。色んな言葉を拾い、様々な糸を紡ぎ、はたを織る。杉本さんの作風はまさしくその通りだと思います。縦糸と横糸を合わせ、再構築するコラージュ。奇しくも今回は二人芝居。2人の俳優でどのような作品を紡ぐのか、紡がれる立場としても楽しみです。


3.N₂(エヌツー)について



鄭婀美 大阪でもなく神戸でもなく、京都の劇団、という印象(実際には大阪でも活動しているが)。大阪の演劇は良くも悪くもエンタメ色が強い傾向があり、ともすればウケ狙いに走りがちなところもある。エヌツーはそういった「作為」をいったん手放し、フラットなパフォーマンスを組み立てる作風であるように思う。観客はそれに対してとっつきにくさを覚える場合もあれば、アーティスティックな新鮮味を感じられる場合もあるのではないだろうか。

キャメロン瀬藤謙友 面白い。高校時代にウイングフィールドで芝居をする機会が毎夏あり、そこからウィングカップを知り、N₂の名前を初めて知るようになる。(確か自分が高2の時に最優秀賞を受賞した)公演も映像を見る機会は無く、舞台写真だけでアーティスティックな劇団の印象を抱いていた。いざ関わると演出の杉本さんの言葉とコミュニケーションに対する独特の感性と、デザイナーとしての視点の双方が絡み合い、言語化し難いパフォーマンスを組み立てている事が分かる。


2.大阪日本橋・浄土宗應典院/Space×Drama×Next 2018における初演の創作について



鄭婀美 自分の発語や所作、相手役との掛け合いといった、役者としてベーシックなところでどれだけ魅せられるか、ということを意識した。わかりやすいストーリー仕立てではなない故に、役者の底力が問われる作品であったように思う。稽古中の他愛のない戯れから、自分のアイデンティティに関わる話まで、何が作品に活かされるかわからないクリエイションだった。なのでその時々の考えや気になること、興味あるものごとなど思いついたことを素直に話すよう心がけてもいた。

キャメロン瀬藤謙友 作中に出てくる言葉や話、見立て等のバリエーションを増やせるように日頃から複数の言葉の組み合わせや語感について考えていた。俳優兼演出助手という事もあり全ての所作や言葉に如何にミーニングを持たせるかを悩んでた。小屋入り後は個人的に劇場の質感や反響、光の入り方などに注目して感覚の擦り合わせを行ったがそれがひとつカギになったと思う。


1.Tab.4「磔柱の梨子」- Beggars in pear orchard. について



鄭婀美 思いがけない挑戦の場となった。二人芝居という形態もそうだし、年齢の離れたパートナとの掛け合いも、台本のない作品を1から作り上げるというのも。あと3ヶ国語上演であるということも。いくつものチャレンジが同時に降りかかってきた作品。

キャメロン瀬藤謙友 台本が無いからこそ成り立つ有機的な営み。初演は寺院を使ったサイトスペシフィックアートと評されたが、戯曲が演劇の成立条件の1つならばこれは演劇ではないと思う。東京公演に向けて自ずと変容していくこの作品は不思議な生き物だと思う。俳優としては作品の求めるコトバと表現を。演出助手としては作品の進む道程を整理していく事に務めたいと思います。





鄭婀美 Tei Ami / シンドウミチル Shindo Michiru[ 出演 ]
役者、薬剤師。1983年1月3日生まれ、36歳。兵庫県神戸市出身、在住。武庫川女子大学大学院薬学研究科博士課程修了、薬学博士。主な出演作は、ウォーリー木下 構成・演出作品、ZOMBIE 4months creation『Action and Presentation』(筒井潤 構成・演出 / C.T.T.大阪事務局 主催)、遊気舎「新たな地 人水流れて 開く花」(久保田浩 作・演出)、下町芸術祭2017 筒井潤+新長田のダンス事情『滲むライフ』(筒井潤 構成・演出)など。外部活動は、本名の鄭婀美名義で武庫川女子大学出版部より『うさぎのラビーといろきりばさみ』刊行(2008)、インターナショナルワークショップフェスティバル・300doorsにて「生物学的自分探し」開講(2011)。普段は愛猫の従順なしもべとして生活しています。



キャメロン瀬藤謙友 Kensuke Seto Cameron[ 出演・演出助手 ]
1998年生まれ、20歳。大阪府出身。神戸大学演劇研究会はちの巣座所属、舞台監督・演出・照明・舞台美術などを担う。Vol.162 新人公演『解体されゆくアントニンレーモンド建築 旧体育館の話』(趣向 オノマリコ 作)にて構成・演出。主な外部活動は、第四回大阪短編演劇祭、第三回全国学生演劇祭にて元気の極み『せかいのはじめ』(無隣館 中村奏太 作・演出)演出助手・舞台監督、GoldFish Theatre #2『人間風車』(後藤ひろひと 脚本 / 突劇金魚 サリngROCK 演出)舞台監督など。第四回大阪短編演劇祭最優秀賞(団体)受賞、スタッフ賞(個人)受賞。



Portrait : Tei Ami / Illustration : Kensuke Seto Cameron
Coloring : Natsuki Sugimoto

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次回公演 、

2019年3月08日(金) - 11日(月) クリエイティブセンター大阪 ブラックチェンバー



おおさか創造千島財団平成30年度スペース助成採択事業
Tab.5 - 書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み
『退嬰色の桜』 - Borderless is born from pillar of wife.

作・演出・宣伝美術 = 杉本奈月
カンパニーメンバー = 秋山真梨子(以上、N₂)
出演・テキスト = 澤井里依(舞夢プロ/EVKK) 髙道屋沙姫(かまとと小町) 電電虫子(劇団冷凍うさぎ)
照明 = 八若奈菜子(京都造形芸術大学芸術学部舞台芸術学科3年)
演出助手 = 小林佳太郎(猿の左手)

[ 助成 ] おおさか創造千島財団
[ 制作 ] N₂制作部 [ 主催 ] N₂


スケジュール


2019年3月8日(金)~11日(月)
08日(金) 15:15 ★ / 19:15 ★
09日(土) 11:15 / 15:15 / 19:15 ★
10日(日) 11:15 / 15:15 ★ / 19:15 ★
11日(月) 11:15 / 15:15
* 全10ステージ
* 上演時間は約75分
* 受付開始・開場は開演時刻の30分前
* 終演後に約30分間のアフタートークを開催

★ アフタートーク ★

… 3月8日(金) 15:15 …
山崎恭子・Kyoko Yamazaki(居留守 / 演出家)京都造形芸術大学大学院を2014年修了。2013年にAI・HALLダンスコレクションvol.17寺田みさこ振付作品『アリア』に演出助手として参加、同年地点『ファッツァー』の演出助手を務め、それ以降アンダースローでバイトをしつつ自身の作品を発表。2016年KYOTO EXPREMENT篠田千明『ZOO』に演出助手として参加。また、幼少よりモダンバレエやジャズを習い始め、ダンサーとしても増田美加、倉田翠などの作品に出演。舞台上の身体をダンスと演劇の二つの視点から探っている。

… 3月8日(金) 19:15 …
笠井友仁・Kasai Tomonori(エイチエムピー・シアターカンパニー)1979年生まれ。宮城県仙台市出身。近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻を卒業後、エイチエムピー・シアターカンパニーの演出家として活動している。演出作品として、海外で注目されている劇作家の戯曲を上演する「同時代の海外戯曲」シリーズや『東海道四谷怪談』、『仮名手本忠臣蔵』など、歌舞伎や人形浄瑠璃の演目を現代演劇に再構成する「現代演劇のルーツ」シリーズなどがある。

… 3月9日(土) 19:15 …
中西美穂・Miho Nakanishi(アートマネジメント研究)芸術が社会的弱者に力を与える方法が、社会構造の中にいかに組み込まれ、歴史に位置付けられてきたのかに興味をもっている。国際交流基金知的フェローシップ派遣、文化庁新進芸術家海外研修制度特別派遣にて訪比しフィールドリサーチを行う。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程在籍中。大阪アーツカウンシル統括責任者。

… 3月10日(日) 15:15 …
古後奈緒子・Naoko Kogo(大阪大学文学研究科所属 / dance+主催)1972年大阪生まれ大分育ち。大阪外国語大学ドイツ語学科卒。大阪大学文学研究科文化表現論修了。同大学院文化動態論専攻アート・メディア論コース所属。「C/P」「log-osaka」などの経験からdance+を立ち上げ、「京都国際ダンスワークショッフェスティバル」「京都国際舞台芸術祭」等、上演芸術のフェスティバルに記録、批評、翻訳、アドバイザー等で関わる。大阪アーツカウンシル委員。

… 3月10日(日) 19:15 …
森山直人・Naoto Moriyama(演劇批評家 / 京都造形芸術大学教員)1968 年生まれ。演劇批評家。京都造形芸術大学舞台芸術学科教授。同大学舞台芸術研究センター主任研究員、及び機関誌『舞台芸術』編集委員。「KYOTO EXPERIMENT (京都国際舞台芸術祭)」実行委員長(2013~)。著書に『舞台芸術の魅力』(共著、放送大学教育振興会)など。


アクセス


クリエイティブセンター大阪 ブラックチェンバー
〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋4丁目1番55号 名村造船旧大阪工場跡
* 大阪メトロ四つ橋線北加賀屋駅4番出口より徒歩10分


チケット


|一般|前売券 3,000円 / 当日精算券 3,500円
* 前売券は2019年2月3日(日)0時から3月3日(日)24時まで販売
* 当日精算券は2019年3月4日(月)0時より販売

□ 二枚つづり 前売券 5,500円 / 当日精算券 6,500円
□ 三枚つづり 前売券 7,500円 / 当日精算券 9,000円
□ 学生団体割 前売券 9,000円 / 当日精算券 11,000円 * 四人 / 要学生証提示

[ カルテット・オンライン ] https://www.quartet-online.net/ticket/n2tab5
[ N₂ ] http://gekidann2.blogspot.jp/
Mail gekidann2@gmail.com

下記項目をご回答のうえ、件名を「N2予約」とし、gekidann2@gmail.com へ送信してください。
送信された個人情報は公演案内のみに使用いたします。

・お名前(本名 / 代表者のお名前)
・ふりがな
・観劇日時
・チケット券種と枚数
・お電話番号
・メールアドレス

* 携帯電話のアドレスを入力される場合、gekidann2@gmail.com からのメールを受信できるように設定をお願いいたします。
* ご予約受付後、チケット代金のご入金先について gekidann2@gmail.com よりご案内いたします。
* ご予約受付後より3日以内にチケット代金を指定された銀行口座へご入金ください。恐れ入りますが、振込み手数料はお客様のご負担となります。また、ご入金後のチケット代金のご返金はいたしかねます。ご了承ください。
* チケットの事前発券はございません。入金確認メールをもって代えさせていただきます。
* ご予約受付後より一週間が経ってもチケット代金のご入金が確認できない場合、ご予約がキャンセルされますのでご注意ください。


プロフィール


杉本奈月・Natsuki Sugimoto[ 劇作・演出・宣伝美術・制作 ]
作家。1991年10月12日生まれ、27歳。山口県生まれ、大阪府出身。大阪女学院高等学校普通科文系コース卒業、京都薬科大学薬学部薬学科細胞生物学分野研究室4年次中退。伊丹想流私塾18期生中退。第15回AAF戯曲賞最終候補となり「大賞の次点」(地点 三浦基)、「才能あるものに賞はいらない」(篠田千明)と高く評価される。第16回、第18回AAF戯曲賞一次審査通過、ウイングカップ6最優秀賞受賞。日本演出者者協会若手演出家コンクール2018一次審査通過。外部活動は缶の階/久野那美(2014)、dracom/筒井潤(2015)にて演出助手、百花繚乱文芸マガジン「ガーデン・パーティ」(LittleSophy 落雅季子 責任編集)京都日記『遠心、日々の背理』連載(2017)、應典院寺町倶楽部モニターレビュアー(2017 - 2018)など。浄土宗應典院「KIDS MEET ART」チラシデザインをはじめとしたデザインワークにも定評がある。京都舞台芸術協会、應典院寺町倶楽部、調布市せんがわ劇場DEL(Drama Education Labo)所属。N₂(エヌツー)代表。

秋山真梨子・Mariko Akiyama[ カンパニーメンバー ]
舞台美術。1991年生まれ、27歳。東京都出身、埼玉県在住。大阪女学院高等学校普通科理系コース卒業、大阪市立大学生活科学部居住環境学科土井研究室卒業。大阪市立大學交響楽團にてコンサートミストレスを務める。千葉大学大学院工学研究科卒業。現在は、東宝舞台株式会社に勤務。東京公演『居坐りのひ』(第15回AAF戯曲賞最終候補)、第4回公演『居坐りのひ』(ウイングカップ6最優秀賞受賞 / 第16回AAF戯曲賞一次審査通過)にて舞台美術を担う。N₂(エヌツー)所属。

澤井里依・Rie Sawai[ 出演 ]
俳優。8月4日生まれ。奈良県出身。金蘭会高校、神戸女学院大学文学部総合文化学科出身。第29回池袋演劇祭 LINX'Sプロデュース『メビウス』舞台芸術振興会賞受賞。NHK大津「おうみ発630」レギュラー(2013~)、MBS「女の子宣言!アゲぽよTV」レギュラー(2011~)、KBS他7局ネット「温泉女子」レギュラー(2011~)、FM oh!「ASICS LOVE RUNNING!」DJ、MBS「セレンディピティ物語~新しい自分に出会う旅~」石原瑞希役(2015)、他多数出演。STAR☆JACKS、大阪ゲキバカ、LINX'Sプロデュース、オパンポン創造社、DOORプロデュース、劇団「劇団」など、舞台公演にも多数出演。(株)舞夢プロ、EVKK所属。EVKK2013『戦場のピクニック』より全作に出演。

髙道屋沙姫・Saki Takandoya[ 出演 ]
俳優、演出家、脚本家。1994年12月26日生まれ、24歳。大阪府出身、大阪府在住。大阪芸術大学芸術学部舞台芸術学科演技演出コース出身。大阪短編学生演劇祭最優秀賞、観客賞受賞。主な出演作は、突劇金魚〜蛇口からアイスクリーム〜『しまうまの毛』(サリngROCK 脚本・演出)、大阪芸術大学舞台芸術学科 特別公演『真田風雲録』(福田善之 脚本 / 内藤裕敬 演出)、劇団patch『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜高尾山地獄修行編』、『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜天晴版』(末満健一 脚本・演出)、應典院寺町倶楽部主催事業 第70回寺子屋トーク『道頓堀心中冥土往来』(陸奥賢 脚本 / 満月動物園 戒田竜治 演出)など。外部活動は、ワークショップ講師、浄土宗應典院寺町倶楽部モニターレビュアー、大阪府高等学校演劇研究大会審査員、ヨーロッパ企画『ブロードウェイラジオ』ラジオドラマ執筆、building202『アワーベイビー』脚本・演出、未来会議『修学旅行』(畑澤聖悟 脚本)演出など。「ちくっと胸が痛くなることをクスッと面白く」をモットーに活動する劇団、かまとと小町の主宰。殆ど全ての作品で脚本・演出・出演を務める。

電電虫子・Mushiko Denden[ 出演 ]
俳優、宣伝美術。1991年1月30日生まれ、福岡県出身、兵庫県在住。劇団冷凍うさぎ『あくびの途中で』(2015 / 第0回全国学生演劇祭審査員賞受賞)、『we are lucky friends』(ウイングカップ6最優秀賞受賞)、『No Surprises』(2018)などをはじめとして、うんなま、東洋企画、dracom『空腹者の弁』(2017 / 筒井潤 作・演出)、『ソコナイ図』(2018)、DIVEプロデュース「あんたの戯曲を上演させてくれへん?」Aグループ『非公式な恋人』(青年団リンク キュイ 綾門優季 作 / 坂本隆太朗 演出)、他多数出演。劇団冷凍うさぎ所属、dracom(ドラカン)登録メンバー。

八若奈菜子・Nanako Yawaka[ 照明 ]
照明、演出助手。1997年生まれ、21歳。京都造形芸術大学芸術学部舞台芸術学科3年次在籍。

小林佳太郎 Keitaro Kobayashi[ 演出助手 ]
1996年3月26日生まれ、22歳。静岡県出身、兵庫県神戸市在住。神戸大学国際文化学部4年次在籍。外部活動は、匣の階『パノラマビールの夜』 舞台監督助手(2018)、ウイングカップ9 / 劇の虫 『かかす』 出演(2019)、Fの階 『なにごともなかったかのように再び始まるまで』 舞台監督助手・映像助手など。移動しながら暮らしている。猿の左手を主宰し、㐧一回公演『肺色の街で深々と煙になった夢を見ている』、対劇企画 猿の左手×劇の虫『ポスト・フィクションな生活』 にて作・演出を担う。


お問いあわせ


Mail gekidann2@gmail.com
http://gekidann2.blogspot.jp/

2019年2月16日(土) - 17日(日) カフェムリウイ屋上劇場



国際舞台芸術ミーティング in 横浜 TPAM2019 フリンジ参加作品
Tab.4 - 書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み
『磔柱の梨子』- Beggars in pear orchard

作・演出・宣伝美術 = 杉本奈月
カンパニーメンバー = 秋山真梨子(以上、N₂)
出演・テキスト = 鄭婀美 / シンドウミチル キャメロン瀬藤謙友
演出助手 = キャメロン瀬藤謙友(はちの巣座)

[ 制作 ] N₂制作部 [ 主催 ] N₂


スケジュール


2019年2月16日(土)~17日(日)
16日(土) 17:00 ★ / 20:00 ★
17日(日) 17:00 ★ / 20:00 ★
* 全4ステージ
* 上演時間は約60分
* 受付開始・開場は開演時刻の30分前
* 終演後に約30分間のアフタートークを開催

★ アフタートーク ★

… 2月16日(土) 17:00 …
池田亮|Ryo Ikeda(ゆうめい / 劇作家 / 脚本家)舞台作品・美術・映像を制作する団体「ゆうめい」代表。自身や周囲の体験を出発点として、多種多様に変化していく環境と可能性を描く。2017年に舞台作品『弟兄(再演)』が「下北ウェーブ」選出。「TV Bros.」内「2017年のベスト演劇」選出。2018年に『巛』が「CoRich舞台芸術まつり!2018春」にて準グランプリ受賞。『家を走る』が「第9回せんがわ劇場演劇コンクール」にて特別賞受賞。
ゆうめい|https://www.yu-mei.com/

… 2月16日(土) 20:00 …
綾門優季|Yuki Ayato(青年団リンク キュイ)1991年生まれ、富山県出身。劇作家・演出家・青年団リンク キュイ主宰。青年団演出部。2011年、キュイを旗揚げ。2013年、『止まらない子供たちが轢かれてゆく』で第1回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。2015年、『不眠普及』で第3回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。「坂あがり相談室plus」2018年度版!対象者として選出。急な坂スタジオWEBにて「余計なお世話です」連載中。
青年団リンク キュイ|https://cuicuicuicuicui.jimdo.com/

… 2月17日(日) 17:00 …
渋革まろん|Marron Shibukawa(批評家)北海道生まれ。批評/舞台演出/LOCUST編集部。 劇評マガジンnoteachメンバー。座・高円寺劇場創造アカデミー舞台演出コース修了。「チェルフィッチュ(ズ)の系譜学」にてゲンロン×佐々木敦 批評再生塾3期総代(最優秀賞)。
note|https://note.mu/marronbooks

… 2月17日(日) 20:00 …
山田カイル|Kyle Yamada(演出家 / 抗原劇場)演出家/ドラマトゥルク。抗原劇場主宰。1993年テキサスに生まれ、その後青森で育つ。近作に、翻訳する身体のディストーションを扱った『後ほどの憑依(TransLater)』や、「オズの魔法使い」を下敷きに現代アメリカの抱える闇に迫る『NOT IN KANSAS』など。若葉町ウォーフアシスタントプロデューサー。
抗原劇場|http://allergen-theatre.com/

アクセス


カフェムリウイ屋上劇場
〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷4-1-22-3F
* 小田急線「祖師ヶ谷大蔵」駅より徒歩7分 こどもおとな歯科3F


チケット


|一般|前売券 3,000円 / 当日精算券 3,500円
* 前売券は2019年1月5日(土)0時から2月10日(日)24時まで販売
* 当日精算券は2018年2月11日(月)0時より販売
* 1枚につき1ドリンク込

□ 二枚つづり 前売券 5,500円 / 当日精算券 6,500円
□ 三枚つづり 前売券 7,500円 / 当日精算券 9,000円
□ 学生団体割 前売券 9,000円 / 当日精算券 11,000円 * 四人 / 要学生証提示

|TPAM参加登録者特典|前売券 2,500円

[ TPAM ] https://www.tpam.or.jp/program/2019/?program=tab4-beggars-in-pear-orchard
[ カルテット・オンライン ] https://www.quartet-online.net/ticket/n2tab4
[ N₂ ] http://gekidann2.blogspot.jp/
Mail gekidann2@gmail.com


プロフィール


杉本奈月 Natsuki Sugimoto[ 劇作・演出・宣伝美術 ]作家。N₂(エヌツー)代表。1991年生まれ、27歳。大阪府出身、在住。京都薬科大学薬学部薬学科細胞生物学分野研究室4年次中退。伊丹想流私塾18期生中退。第15回AAF戯曲賞最終候補となり「大賞の次点」(地点 三浦基)と評される。第16回AAF戯曲賞一次審査通過、ウイングカップ6最優秀賞受賞。日本演出者者協会若手演出家コンクール2018一次審査通過。外部活動は缶の階(2014)、dracom(2015)にて演出助手、百花繚乱文芸マガジン「ガーデン・パーティ」(LittleSophy 落雅季子 責任編集)にて京都日記『遠心、日々の背理』連載(2017)など。應典院モニターレビュアー。

秋山真梨子 Mariko Akiyama[ カンパニーメンバー ]舞台美術。N₂(エヌツー)所属。1991年生まれ、27歳。東京都出身、埼玉県在住。大阪市立大学生活科学部居住環境学科土井研究室卒業、大阪市立大學交響楽團にてコンサートミストレスを務める。千葉大学大学院工学研究科卒業。現在は、東宝舞台株式会社に勤務。東京公演『居坐りのひ』(第15回AAF戯曲賞最終候補作)、第4回公演『居坐りのひ』(ウイングカップ6最優秀賞受賞作 / 第16回AAF戯曲賞一次審査通過作)にて舞台美術を担う。

鄭婀美 Tei Ami / シンドウミチル Shindo Michiru[ 出演 ]役者、薬剤師。1983年1月3日生まれ、36歳。兵庫県神戸市出身、在住。武庫川女子大学大学院薬学研究科博士課程修了、薬学博士。主な出演作は、ウォーリー木下 構成・演出作品、ZOMBIE 4months creation『Action and Presentation』(筒井潤 構成・演出 / C.T.T.大阪事務局 主催)、遊気舎「新たな地 人水流れて 開く花」(久保田浩 作・演出)、下町芸術祭2017 筒井潤+新長田のダンス事情『滲むライフ』(筒井潤 構成・演出)など。外部活動は、本名の鄭婀美名義で武庫川女子大学出版部より『うさぎのラビーといろきりばさみ』刊行(2008)、インターナショナルワークショップフェスティバル・300doorsにて「生物学的自分探し」開講(2011)。普段は愛猫の従順なしもべとして生活しています。

キャメロン瀬藤謙友 Kensuke Seto Cameron[ 出演・演出助手 ]1998年生まれ、20歳。大阪府出身。神戸大学演劇研究会はちの巣座所属、舞台監督・演出・照明・舞台美術などを担う。Vol.162 新人公演『解体されゆくアントニンレーモンド建築 旧体育館の話』(趣向 オノマリコ 作)にて構成・演出。主な外部活動は、第四回大阪短編演劇祭、第三回全国学生演劇祭にて元気の極み『せかいのはじめ』(無隣館 中村奏太 作・演出)演出助手・舞台監督、GoldFish Theatre #2『人間風車』(後藤ひろひと 脚本 / 突劇金魚 サリngROCK 演出)舞台監督など。第四回大阪短編演劇祭最優秀賞(団体)受賞、スタッフ賞(個人)受賞。


お問いあわせ


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2018年11月9日(金) - 11日(日) 浄土宗應典院 本堂



N₂ 應典院舞台芸術祭Space×Drama×Next 2018 参加公演
日本演出者協会 若手演出家コンクール2018 二次審査対象公演

Tab.4 - 書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み
『磔柱の梨子』(新作初演)- Beggars in pear orchard

作・演出・宣伝美術 = 杉本奈月
カンパニーメンバー = 秋山真梨子(以上、N₂)
出演・テキスト = 鄭婀美 / シンドウミチル キャメロン瀬藤謙友(はちの巣座)
舞台監督 = 西野真梨子
音響 = 増田涼太
記録写真 = 松山隆行
映像記録 = 竹崎博人(flatbox)
演出助手 = キャメロン瀬藤謙友

[ 助成 ] 大阪市
[ 制作 ] N₂ 制作部 岩木すず
[ 主催 ] N₂


スケジュール


2018年11月9日(金)~11日(日)

09日(金) 15:15 ★ / 19:15 ★
10日(土) 11:15 ☆ / 15:15 / 19:15 ★
11日(日) 11:15 ☆ / 15:15

* 全7ステージ
* 上演時間は約75分
* 受付開始・開場は開演時刻の30分前


★ … アフタートーク

… 11月9日(金) 15:15 …

ピンク地底人3号|Pinkchiteijin.No3(ももちの世界)
ピンク地底人三兄妹の長男。ももちの世界在住。KISS FM KOBE STORY FOR TWO 番組ディレクター。代表作に2010年「その指で」(第11回AAF戯曲賞最終候補)、2017年「黒いらくだ」(第23回劇作家協会新人戯曲賞最終候補)、2018年「鎖骨に天使が眠っている」(第24回劇作家協会新人戯曲賞最終候補)、2018年「わたしのヒーロー」(第6回せんだい短編戯曲賞大賞 単独受賞)。
ももちの世界|https://momochinosekai.tumblr.com/
KISS FM KOBE STORY FOR TWO|https://www.kiss-fm.co.jp/streaming/story_for_two/


… 11月9日(金) 19:15 …

陸奥賢|Satoshi Mutsu(演劇ユニット茶坊主)
観光家 / コモンズ・デザイナー / 社会実験者。1978年大阪生まれ。中卒。ライター、放送作家、リサーチャーなどを経験。元「大阪あそ歩」(観光庁長官表彰受賞)プロデューサー。現在は「大阪七墓巡り復活プロジェクト」、「まわしよみ新聞」(読売教育賞受賞)、「直観讀みブックマーカー」、「当事者研究スゴロク」、「歌垣風呂」、「劇札」等を主宰。應典院寺町倶楽部執行部役員。著書に『まわしよみ新聞をつくろう!』(創元社)。


… 11月10日(土) 19:15 …

重田龍佑|Ryusuke Shigeta(大阪市立芸術創造館 館長/ARTCOMPLEX ディレクター)
1978年生まれ。京都出身。「アートを切口に新しい価値観を創造する」をテーマに、ARTCOMPLEXグループのディレクターとして数多くのアートイベントのディレクションを務める。舞台監督・舞台美術・照明などで多くの劇団やダンスカンパニーに携わった経験を活かし、関西を中心とした複数の劇場・文化施設の運営や企画製作を行っている。また行政とともに地域活性化事業や市民参加型事業、海外との連携事業など数々のプロジェクトを手がけつつ、若手アーティストの支援・育成や⺠間・公共劇場間の連携など、文化芸術を取り巻く環境づくりにも積極的に取り組んでいる。
ARTCOMPLEX|http://www.artcomplex.net
大阪市立芸術創造館|http://www.artcomplex.net/art-space/


☆ アフターイベント … 出演者インタビュー

11月10日(土) 11:15 … 鄭婀美
11月11日(日) 11:15 … キャメロン瀬藤謙友


アクセス


浄土宗應典院
〒543-0076 大阪府大阪市天王寺区下寺町1丁目1-27
Tel 06-6771-7641

* 日本橋駅 8番出口より東へ徒歩7分
* 谷町九丁目駅 3番出口より西へ徒歩8分


チケット


|一般|前売券 3,000円 / 当日精算券 3,500円

* 前売券は2018年9月23日(日)0時から11月2日(金)24時まで販売
* 当日精算券は2018年11月3日(土)0時より販売

□ 應典院寺町倶楽部会員
前売券|2,500円 / 当日精算券|3,000円

□ 二枚つづり
前売券|5,500円(2,750円 / 枚)
当日精算券|6,500円(3,250円 / 枚)

□ 三枚つづり
前売券|7,500円(2,500円 / 枚)
当日精算券|9,000円(3,000円 / 枚)

□ 学生団体割|四人 / 要学生証提示
前売券|9,000円(2,250円 / 枚)
当日精算券|11,000円(2,750円 / 枚)

[ カルテット・オンライン ] https://www.quartet-online.net/ticket/n2tab4

[ N₂ ] http://gekidann2.blogspot.jp/
Mail gekidann2@gmail.com


プロフィール


杉本奈月 Natsuki Sugimoto[ 劇作・演出・宣伝美術 ]
作家。N₂(エヌツー)代表。1991年生まれ、26歳。大阪府出身、在住。京都薬科大学薬学部薬学科細胞生物学分野研究室4年次中退。伊丹想流私塾18期生中退。第15回AAF戯曲賞最終候補となり「大賞の次点」(地点 三浦基)と評される。第16回AAF戯曲賞一次審査通過、ウイングカップ6最優秀賞受賞。日本演出者者協会若手演出家コンクール2018一次審査通過。外部活動は缶の階(2014)、dracom(2015)にて演出助手、百花繚乱文芸マガジン「ガーデン・パーティ」(LittleSophy 落雅季子 責任編集)にて京都日記『遠心、日々の背理』連載(2017)など。應典院モニターレビュアー。

秋山真梨子 Mariko Akiyama[ カンパニーメンバー ]
舞台美術。N₂(エヌツー)所属。1991年生まれ、27歳。東京都出身、埼玉県在住。大阪市立大学生活科学部居住環境学科土井研究室卒業、大阪市立大學交響楽團にてコンサートミストレスを務める。千葉大学大学院工学研究科卒業。現在は、東宝舞台株式会社に勤務。東京公演『居坐りのひ』(第15回AAF戯曲賞最終候補作)、第4回公演『居坐りのひ』(ウイングカップ6最優秀賞受賞作 / 第16回AAF戯曲賞一次審査通過作)にて舞台美術を担う。

鄭婀美 Tei Ami / シンドウミチル Shindo Michiru[ 出演・テキスト ]
役者、薬剤師。1983年1月3日生まれ、35歳。兵庫県神戸市出身、在住。武庫川女子大学大学院薬学研究科博士課程修了、薬学博士。主な出演作は、ウォーリー木下 構成・演出作品、ZOMBIE 4months creation『Action and Presentation』(筒井潤 構成・演出 / C.T.T.大阪事務局 主催)、遊気舎「新たな地 人水流れて 開く花」(久保田浩 作・演出)、MousePiece-ree『ファンタZ魂』(早川丈二 作 / 森崎正弘 演出)、下町芸術祭2017 筒井潤+新長田のダンス事情『滲むライフ』(筒井潤 構成・演出)など。外部活動は、本名の鄭婀美名義で武庫川女子大学出版部より『うさぎのラビーといろきりばさみ』刊行(2008)、インターナショナルワークショップフェスティバル・300doorsにて「生物学的自分探し」開講(2011)。普段は愛猫の従順なしもべとして生活しています。

キャメロン瀬藤謙友 Kensuke Seto Cameron[ 出演・テキスト ]
1998年生まれ、19歳。大阪府出身。神戸大学演劇研究会はちの巣座所属、舞台監督・演出・照明・舞台美術などを担う。Vol.162 新人公演『解体されゆくアントニンレーモンド建築 旧体育館の話』(趣向 オノマリコ 作)にて構成・演出。主な外部活動は、第四回大阪短編演劇祭、第三回全国学生演劇祭にて元気の極み『せかいのはじめ』(無隣館 中村奏太 作・演出)演出助手・舞台監督など。第四回大阪短編演劇祭最優秀賞(団体)受賞、スタッフ賞(個人)受賞。

岩木すず Suzu Iwaki[ 制作 ]
制作者。トイネスト・パーク所属。1994年生まれ、23歳。京都府出身、在住。京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コース卒業。2005年より画家・藤田慶次のもとで絵を描き始める。京都精華大学2016年度卒業・修了制作展、キノプリントにて版画作品を出展。2016年、コラグラフの版画作品シリーズを制作開始。たくさんの要素の集合体である人物がどうしても持ちえない一貫性を、コラグラフ版をモノタイプ技法で摺る過程を経て「多様性への肯定と愛着としてとらえ直す」為の試み。現在は『001』から『006』の6点、小作品として『003.5』が1点ある。外部活動は、とりふね舞踏舎 / 三上宥起夫、ベビー・ピー / 根本コースケ、N₂ / 杉本奈月のもとで制作・演出助手など。


お問いあわせ


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http://gekidann2.blogspot.jp/

2018年8月3日(金) - 8日(水) studio seedbox



N₂〈避暑地〉Fig.2 - 処女戯曲の翻訳と複製
『桜紙』(再演)
演出 = 杉本奈月 / 出演 = 前田愛美

宣伝美術 = 杉本奈月
カンパニーメンバー = 秋山真梨子(以上、N₂)
記録写真 = 脇田友
映像記録 = 竹崎博人(flatbox)

[ 制作 ] N₂ 制作部 岩木すず
[ 主催 ] N₂


公演日時


|| 再演 / フィードバック|2018年8月3日(金)~5日(日)

3日(金) ① 19:15 / 20:00
4日(土) ② 13:15 / 14:00 ③ 19:15 / 20:00
5日(日) ④ 13:15 / 14:00 ⑤ 13:15 / 20:00

* 全5ステージ
* 受付開始・開場は開演時刻の30分前
* 上演時間は約40分, 約10分間の休憩後にフィードバックが約40分
* 上演時の途中退出は不可


|| オープンスタジオ|2018年8月6日(月)~8日(水)

6日(月) 14:00-17:00 / 18:00-21:00
7日(火) 14:00-17:00 / 18:00-21:00
8日(水) 14:00-17:00 / 18:00-21:00


公演会場


studio seedbox
〒601-8011 京都市南区東九条南山王町6-3-3F
* 京都駅八条口から徒歩6分


チケット料金


[ 一般 ] 950円
[ ペア割 ] 1800円
[ 三日通し ] 2000円
[ オープンスタジオ ] 500円

* チケットは当日精算券のみ
* チケットは2018年7月27日(水)0時より販売


チケット取扱


[ カルテット・オンライン ] https://www.quartet-online.net/ticket/retreat2018summer

[ N₂ ] http://gekidann2.blogspot.jp/
Mail gekidann2@gmail.com


プロフィール


|| 杉本奈月 Natsuki Sugimoto
劇作家、演出家、宣伝美術。N₂(エヌツー)代表。1991年生まれ、26歳。京都薬科大学薬学部薬学科 細胞生物学分野 中退。第15回AAF戯曲賞最終候補『居坐りのひ』、第16回AAF戯曲賞一次審査通過『草藁』。外部活動は缶の階、dracomにて演出助手など。2017年、百花繚乱文芸マガジン「ガーデン・パーティ」(責任編集 落雅季子)京都日記『遠心、日々の背理』エッセイ連載、應典院寺町倶楽部モニターレビュアー。

|| 前田愛美 Manami Maeda
俳優。現在はフリーで活動。2009~2011年、tabula=rasa に所属し『シリーズ:ハムレットマシーン』(高田ひとし演出)上演。主な出演作は、F/T12『言葉』(村川拓也 演出)、KEX2016『El lugar imposible(不可能な場所)』(ルイス・ガレー 演出)。2013年、自身でも創作を始め、2014年、C.T.T. vol.109 セレクション選出。2015年、特定非営利活動法人劇研「世界に視野を開く、地域の演劇リーダー育成プログラム」へユバチとして参加。

N₂ profile|劇作家・杉本奈月と舞台美術・秋山真梨子の二名により構成。2015年、上演のたびに更新される創作と上演『居坐りのひ』へ従事。ウイングカップ6最優秀賞受賞。2016年、ホームグラウンドの大阪を後にし京都を第二の拠点として、書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み "Tab." ならびに、処女戯曲の翻訳と複製 "Fig." を始動。2018年、第9回せんがわ劇場演劇コンクールファイナリスト、おおさか創造千島財団スペース助成採択。


お問い合わせ


Mail gekidann2@gmail.com
http://gekidann2.blogspot.jp/

2018年2月15日(木) - 16日(金) The CAVE , 2月22日(木) - 25日(日) 京都芸術センター



N₂ 二都市公演 / TPAMフリンジ参加作品
KAC TRIAL PROJECT Co-program カテゴリーD / 京都府文化力チャレンジ補助事業

Tab.3 - 書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み
『雲路と氷床』(新作初演)- Lightning talk is working in silence.
― Fig.1 – 処女戯曲の翻訳と複製『赤裸々』とともに ―

生れる前の雪解けも、過ぎた氷河期も、津波の後も――あなたたちの命へかかわる出来事でないのは十分にわかりました。
それでも、演劇を通して再び何を話し始めたいのか、一度に終わらず二人で、何度も話をしてください。
二度と流行りの短い言葉で物事を訳さないでください。軽々しく「今ここ」へアクセスしないでください。
わたしの口数を減らしてください。浅薄で小さな世界へ耳を傾けてください。もっと、遠回りをしてください。

(『雲路と氷床』より)
上演のたびに更新される創作と上演『居坐りのひ』への従事を終え、2016年より始動した「書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み – Tab.」の第三作目。メディアに露出しない俳優の姿を軸に、水面下で抱くアンビバレントな感情をドキュメントした、Tab.1『水平と婉曲』。劇場の閉鎖が相次ぐ土地のフィールドワークから、スポーツ性のない物語と運動し続ける身体を立ち上げた、Tab.2『火入れの群』。N₂(エヌツー)による三度目の京都公演は、中心市街地の玄関口から多様な芸術文化を発信している "京都芸術センター" にて。前週にはTPAMフリンジ参加作品として初の横浜進出となる "The CAVE" にてお披露目。第15回AAF戯曲賞にて「大賞の次点」であると高評価を受けた、劇作家・杉本奈月による最新作。

作・演出・宣伝美術 = 杉本奈月
カンパニーメンバー = 秋山真梨子(以上、N₂)
出演・テキスト = 森谷聖、益田萠
舞台監督 = 脇田友
記録写真 = 松山隆行
映像記録 = 竹崎博人(flat box)

【買って読む「紙の節約、電子の振る舞い」】
Tab.3『雲路と氷床』上演で使用される「テキスト」アーカイブの販売。
「出演俳優により書かれたテキスト」が戯曲の一部となるまでの記録。

購読申込はこちら → https://www.quartet-online.net/ticket/katteyomu

[ 協力 ] The CAVE/伊勢佐木バル333、flat box、観劇三昧、藤原圭佑、劇的集団忘却曲線、LittleSophy、京都造形芸術大学、かまとと小町
劇団冷凍うさぎ、橋本匡市、土橋淳志、ウイングフィールド、万博設計、A級MissingLink、塚本修、三田村啓示、Re:newal観劇講座
[ 助成 ] 京都府文化力チャレンジ補助事業
[ 共催 ] 京都芸術センター
[ 制作 ] N₂ 制作部、岩木すず
[ 主催 ] N₂


公演日時


|| 横浜 || The CAVE
2018年2月15日(木)~16日(日)


15日(木) 19:15 ★
16日(金) 11:15 ★ / 15:15

* 全3ステージ
* 受付開始・会場は開演時刻の30分前
* 上演時間は約75分を予定

= = = = = = =

|| 京都 || 京都芸術センター 講堂
2018年2月22日(木)~25日(日)


22日(木) 15:15 ★ / 19:15 ★
23日(金) 11:15 ※ / 15:15 ※ / 19:15
24日(土) 11:15 ☆ / 15:15 ☆ / 19:15
25日(日) 11:15 ★ / 15:15

* 全10ステージ
* 受付開始・開場は開演時刻の30分前
* 上演時間は約75分を予定


★ … アフタートーク

|| 横浜 || The CAVE

■ 2月15日(木) 19:15
木村聡太|Sota Kimura(俳優)
俳優。大阪府出身。MVへの出演を機に21歳の頃芝居を始め、現在、東京と大阪を中心に映像、舞台、声、モデルなど様々な活動をしている。N₂『居坐りのひ』、アマヤドリ『月の剥がれる』、七味の一味『家族百景』出演、butter butter『一限目:数学』、石田千尋『ワーゲンバスの中で』MV出演など。

■ 2月16日(金) 11:15【鼎談】
落雅季子|Makiko OchiI(LittleSophy)
LittleSophy主宰。1983年東京生まれ。一橋大学法学部卒業後、ITエンジニアを経て、演劇レビュアー・ライターになる。「CoRich!舞台芸術まつり!」2014、2016審査員。BricolaQ(http://bricolaq.com)にて毎月のおすすめ演劇コーナー(マンスリー・ブリコメンド)やインタビューのシリーズ(セルフ・ナラタージュ)を担当し、ドラマトゥルクとして遊歩型ツアープロジェクト『演劇クエスト』を各地で創作した後に、2017年に独立。演劇人による文芸メールマガジン「ガーデン・パーティ」編集長。戯曲と批評誌「紙背」などに寄稿。

山﨑健太|Kenta Yamazaki(演劇研究 / 批評)
1983年生まれ。演劇批評誌『紙背』編集長。Webマガジン「artscape」で短評連載。「CoRich舞台芸術まつり!2018春」審査員。『SFマガジン』(早川書房)で「現代日本演劇のSF的諸相」連載(2014.2〜2017.2)。早稲田大学大学院文学研究科表象・メディア論コース博士後期課程在籍。
Twitter|@yamakenta

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|| 京都 || 京都芸術センター 講堂

■ 2月22日(木) 15:15
髙道屋沙姫|Saki Takandouya(かまとと小町)
かまとと小町主宰。俳優、脚本家、演出家。6歳から子役を始める。大阪芸術大学舞台芸術学科に入学後、19歳で急性骨髄性白血病を発症。1年間の抗がん剤治療と骨髄移植の末に退院し、かまとと小町旗揚げ。『チクっと胸が痛くなることをクスッと面白く』がモットー。復帰作で大阪短編学生演劇祭で最優秀賞と観客賞をW受賞。他劇団への客演、脚本提供、ラジオドラマの執筆、ワークショップ講師、高校演劇の審査員、應典院レビュアー等、活動の幅を広げている。

■ 2月22日(木) 19:15
森山直人|Naoto Moriyama(演劇批評家 / 京都造形芸術大学教員)
1968年生まれ。京都造形芸術大学舞台芸術研究センター主任研究員、機関誌『舞台芸術』編集委員。KYOTO EXPERIMENT(京都国際舞台芸術祭)実行委員。主な著書に『舞台芸術の魅力』(共著、放送大学教育振興会)等。主な論文に、「〈オープンラボラトリー〉構想へ」(『舞台芸術』20号)他。

■ 2月25日(日) 11:15
小出麻代|Mayo Koide(美術家)
1983年大阪府生まれ。 2009年京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程芸術専攻版画分野修了。主な展覧会に、『生業・ふるまい・チューニング』(京都芸術センター、2018)、個展『うまれくるもの』(あまらぶアートラボ A-Lab、兵庫、2017)、『empty park』(Gallery PARC、京都、2017)、「PAT in kyoto 京都国際版画トリエンナーレ」(京都市美術館、2016)、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2015」(旧枯木又分校、新潟)、『1floor2012』(神戸アートヴィレッジセンター、兵庫)など。

※ … 出演者インタビュー(聞き手:杉本奈月)
■ 2月23日(金) 11:15|1.森谷聖
■ 2月23日(金) 15:15|2.益田萠

☆ … アフターイベント
□ 2月24日(土) 11:15|座談「二つの震災とわたしたち」― 東の海から遡る
□ 2月24日(土) 15:15|Fig.1 - 処女戯曲の翻訳と複製


公演会場


|| 横浜 || The CAVE
〒231-0045 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町1丁目3-1イセビル地下1F

* JR根岸線「関内駅」徒歩1分

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|| 京都 || 京都芸術センター 講堂
Tel 075-213-1000
〒604-8156 京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2

[ 電車・バス ]
* JR「京都駅」から地下鉄烏丸線に乗り換え「四条駅」下車、22・24番出口より徒歩5分。
* 阪急京都線「烏丸駅」22・24 番出口より徒歩5分。
* 京阪本線「三条駅」から地下鉄東西線に乗り換え「烏丸御池駅」下車、4番出口より徒歩10分。
* 市バス「四条烏丸駅」下車、徒歩5分(3、5、201、203、207 系統など)。

[ 車 ]
* 駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。

[ 自転車 ]
* 駐輪場は建物の北側にございます。
* 駐輪場は京都芸術センター利用時のみご使用いただけます。


チケット


[ 一般 ]
前売券 3000円 / 当日精算券 3500円

□ アフターイベント|Fig.1 – 処女戯曲の翻訳と複製(京都会場のみ開催)
参加料金 = 無料 / 戯曲代 = 500円

[ 各種割引 ]
□ 二枚綴り 前売券 = 5400円(2700円 / 枚)/ 当日精算券 = 6400円(3200円 / 枚)
□ 三枚綴り 前売券 = 7200円(2400円 / 枚)/ 当日精算券 = 8700円(2900円 / 枚)
□ 学生団体割(4人 / 要学生証提示)
前売券 = 8400円(2100円 / 枚)/ 当日精算券 = 10400円(2600円 / 枚)

|| 横浜 ||
* 前売券は2017年12月25日(月)0時から2018年2月7日(水)24時まで販売
* 当日精算券は2018年2月8日(木)0時より販売

|| 京都 ||
* 前売券は2018年2月14日(水)24時まで販売
* 当日精算券は2018年2月15日(木)0時より販売

[ カルテット・オンライン ] https://www.quartet-online.net/ticket/n2tab3fig1

[ 演劇パス ]
|| 横浜 || http://engeki.jp/pass/events/detail/339
|| 京都 || http://engeki.jp/pass/events/detail/340


▶ 劇団冷凍うさぎ × N₂ || はしご企画


2018年2月22日(木)~25日(日)、ウイングカップ6で最優秀賞を同時受賞した「劇団冷凍うさぎ」と「N₂」の二団体が、
ウイングフィールド(大阪)⇔ 京都芸術センター(京都)間で「はしご企画」を実施します!
各種コンテンツも充実させてまいりますので、当日の観劇とあわせて、お楽しみください!

[ セット券 ]
□ 前売券 一般セット券 = 5000円 / 学生セット券 = 3600円
□ 当日精算券 … 一方の団体の半券をもう一方の団体の受付で提示するとセット券の差額分の支払いで入場可


ウイングカップ6~7にて最優秀賞を受賞した3団体による往復応援メッセージを公開しました!


【うんなま ⇒ 劇団冷凍うさぎ・N₂】

|| 劇団冷凍うさぎ|僕は、わりと森岡くんを羨ましく思っています。なぜかというと、こんなにも周囲にその才能を認められている、愛されているにも関わらず、本人は悶々と、と言うか、ゴーイングマイウェイを貫いている(しかしながら、迷いも垣間見せる)からです。そう、森岡くんは「愛されキャラ」なのです。しかしながら、森岡くんが自分は「愛されキャラ」だと認識して上機嫌に、周囲にきちんと「良い人」として愛想良くふるまっても、それはそれで、ああ、もったいないなあ、と思ってしまうのかもしれません。なんでしょう。とかく、森岡くんには「良いものをつくる」そのことに、ただ一心不乱に夢中になってほしいのです(なっているとは思いますが)。僕は、数回彼と一緒に創作しているというのもありますが、森岡くんの、冷凍うさぎの、オタッキーなスイッチでつくる渾身のものに本当に期待をしているのだなあとたまにしみじみ思っていますし、と言いつつもここまで述べた僕の期待なんてガン無視する / 飛び越える / 予想を超える勢いで、面白い作品をつくって欲しいなと思っています。

|| N₂|杉本さんは、ほんと「我が闘争」と言わんばかりの戦いを繰り広げているなと思っています。もちろん、舞台上で。アーティストが自分の創作物にかける熱量を数値化できるスカウターみたいなのがあるとすれば、彼女の数値は異様に高いのではないでしょうか。例えば宣伝美術というか、ビジュアルワークの時点で、その熱量力(戦闘力みたいな)は相当なものだと思います。言うて僕なんかはわりとなんでもテキトーにやっちゃう、諦めが早い時があるので、素直にスゴイなと思っています。その熱量が舞台上のクオリティにクリティカルに直結すれば、緻密さがバネとして機能すれば、N₂って地獄の底からやってきたみたいな、信じられないほど面白いものを創られるんじゃないかなって感じています。杉本さんは、自身の戯曲を「数式」や「化学式」と表現されています。そう考えると、劇作は実験であり、舞台上は黒板やフラスコなのかもしれません。教科書に名前が載っているような偉大な科学者がそうであるように、なんとなく実験や計算を繰り返している物好きがいるな~と傍から見ていたらいつの日か、歴史や世界を変えるような大発見が成され、彼女と、彼女のつくる作品は、時代に名を刻むことになるのかもしれません。



【劇団冷凍うさぎ ⇒ うんなま・N₂】

|| N₂|去年の春先頃に観たN₂は、空間でありました。言葉や身体がもちろん在るのですが、それよりまずなのか、その結果なのか、兎にも角にも空間があり、そう言えば、ここは元より空間であり、僕は空間を普段から見、そこにいるのだったという事を思い出し、演劇は空間をアレしてるのだというとても大事なことを思い出し / 気づきました。‬ ‪空間があることが認識出来ると、その空間にあるものも違って見えてくるもので、あぁ、空間にはこんな風に、あるいはあんな風に声が響くのだなぁ、と感動したりするようになります。皆さん知っていますか? 空間には声が響くのです。空間に声や言葉や身体があったりするのは、結構面白いことなのです。知っていましたか? 僕はそういうことをN₂を観て思い出しました。‬そんなN₂の次回作は、僕の知ってるそれとは違うものへと変わっているかもしれませんが、それ故に、また新しい思い出し/気づきを得ることが出来る公演になっているのではないかと思っています。

|| うんなま|僕が知っているうんなまは、音とクリシェとあと幼児のような(あるいは小学生のような)心で織られた何かであります。また、洋楽のようなものでもあります。根っこの部分の意味はさておいて、音やフレーズやおふざけ地味た何かの気持ちよさでふわ〜っとなるのですが、後々で歌詞を読み返してパズルのピースがはまった時、ふえ〜っとなるという、一粒で二度美味しいところもあります。のたくったコメントになっていますが、なんというか、人がわーわー、ごそごそ、パキパキ言ってんのは面白いよね、という当たり前のことでありながら、意外と当たり前でなくなってることを、当たり前にやっている、ある種の王道、スタンダードを行っているのではないかという趣があるのです。当たり前のことを言おうにも、一見不思議なことになってしまうよは、現代の病みの反映なのかもしれませんが、それでは一層、うんなまは現代のスタンダードを体現した一つの形なのではないか〜となるわけですね。。嫉妬します。‬



【N₂ ⇒ 劇団冷凍うさぎ・うんなま】

|| 劇団冷凍うさぎ|「うさぎちゃん」といって「月野うさぎ」を思い浮かべる人口の多い世代が、1990年前後に生まれた「わたしたち」であるのだろう。彼女は『美少女戦士セーラームーン』シリーズの主人公であり、原作者は2018年1月の『週刊少年ジャンプ』にて約四ヶ月ぶりに連載を再開した『HUNTER×HUNTER』の作者・冨樫義博の妻であり、そして薬剤師である。(因みに、劇団冷凍うさぎ所属の女優・浦長瀬舞は薬学生であり、私は二年前に薬学部を退学した身である。)ただ、少なくとも私にとって未だ親近感が湧くのはアニメ作品の方であるのだが、漫画作品を読んでいた女性は少ないのではないだろうか。監督をしていたのは幾原邦彦、代表作の『少女革命ウテナ』(合唱オリジナル楽曲は過去に天井桟敷、現在は演劇実験室◎万有引力にて音楽を手がけているJ・A・シーザーによる)、昨今では新しいものから『ユリ熊嵐』、『輪るピングドラム』などが著名である。さて「まわる」とタイプすると左記のタイトルが変換候補に出てきたので驚いたが、劇団冷凍うさぎ vol.11『No Surprises』では「雷」が一つのキーワードであるらしい。一方で、N₂ Tab.3『雲路と氷床』の副題は "Lightning talk is working in silence." である。"lightning" は日本語で「電光」となり「雷鳴」は英訳すると "thunder" ――前者は光で後者は音。この二つは一般に「目耳と痛覚として感知できても接触できない」波であるが、雷は氷の粒子としての雲により生じるものだ。劇団冷凍うさぎ所属の宣伝美術・電電虫子による一貫してモノクロであり続ける公演フライヤーには、感電したような人間が描かれている。あらすじには「雷さまのミス」で死んでしまった女。「雷」は自然現象の意にとどまらず、日本古来の雷神信仰にある通り「神」や、異国の神話における「父」へつながることもある。また「地震雷火事親父」という言い回しがあるように恐怖の対象として論われるのが常である。我先に――と、様々な作家たちが書いてきたのに、脱感作していた内臓を大きく揺さぶられた「あの日」が風化の一途をたどる現在地にあるものの、今も生き長らえ演劇をしている「わたしたち」に共通するのは、1995年と2012年の二度に渡る震災を「知っている」世代であるということだ。自身が直接、害を被った訳ではない。でも、あの明朝と昼下がりが契機となって眠らせていた土から、あなたからすると他人事で小さな、それでも「わたし」にとっては深い悲しみが掘り起こされてしまったのは確かである。地続きの国土で、唯一神ではない遠くの誰か、あるいは身近な何かへの「ハコ」を通した送受信が肯われているように、わたしたちは、かくも私事である個々のバックグラウンドを携え、いつだって「あなた」と「あなたたち」へ触れられなかった世界を背景にしたがっている。詩情をもって隣人の死のにおいを漂わせる腕の抱き心地。凍えるより寒い一人部屋で走らせるペン先。うさぎは淋しいから死ぬのではない。動物なのだから未病のサインを感知できなければ、病は日に日に進行するのだ。二年前、私が「何も語らないことに殊更、雄弁」であったのに対し、再び重い腰をあげた劇団冷凍うさぎ代表の森岡拓磨は、劇作・演出として今更、何を熱弁してくれるのだろうか。彼の極端なまでに軽薄なような台詞回しは、決して浮世ばなれした人間模様を写実しはしない。77Kの沸点、現代に生きるわたしたちが日常で見聞きしていた会話は、すでに彼らの手腕によって気化している。短絡し遅れてやってきた表現たちへ、物語の骨子まで焦がしたあとの煙を立たせながら。(2018年2月 終電を待つ阪急烏丸駅のホームにて)

|| うんなま|――手、つながせちゃうんだ……。と、わたしは図らずも内心、ぼやいてしまった。出どころが不明の青酸カリを舐めたふざけた指で? とは、いわない。一年前、劇団うんこなまずver.10『ANCHOR』が終演した板の上に殺人を犯せるような代物は落ちていなかったのだから。アンカーって、「いかり」のこと? クリックすると今、表示されている場所と地続きに指定したページを表示する……などと、無意味な字引きに足をすくわれながらも、フィジカルではなくメンタルな意味で、いつの間にか私は不感症になっていたのだと悟った時分を覚えている。きっと、私も彼も台詞の音と独自の音楽性には、どこまでも潔癖で神経質であるのだが、うんなまがN₂と一線を画する要素を一つあげてみるとすれば、多重にレイヤーがかけられた虚構の――外、現実世界への「接続」だけにとどまらず、直に他者とつながるための「接触」があるという点なのかも知れない。「サイバーパンク」と宣っている通り、ネットスラングとAAとコラ画像と流行語とマジックワード(以下略)……が短絡したかのようなシーンを現代の若者が生き急ぐように、あるいは、私たちの中で眠っていた過去の記憶を起こすように再生しつつも随所、随所へ甘酸っぱいロマンチシズムを挿入してくる感じ。かつ、彼は時代と寝るのが上手いから、あくまで作劇において知性より優先する感情を排そうと涙目、血眼になっている私からすると、憎いけど憎めないヤツ(敬称略)……などと、思ってしまうのだ。私は、いわゆる「ねらー」ではないが、今は「5ちゃんねる」になったらしい「旧・2ちゃんねる」のスレッドを遡っていたら急に生身の人間が現れた……! みたいな。少なくとも私には、そういった感動があった。今でこそ数年前、たった数年前の彼の作風ですら古めかしくなってしまう今日であるが、それでも、視聴覚へ訴える画は明瞭でありながら、あえて低く調整された解像度は健在で俄然として愛くるしくポップだ。ちなみに、私がはじめて彼の戯曲に触れたのは、dracom Gala たんじょうかい#3においてである。タイトルは『tango@』何とか……そう、「@」の後にも何しかの単語が続いていたはずなのだが、何であったかは忘れてしまった。一ヶ月前のウイングクリスマスにて「(小劇場を知らない)彼女と観劇デートしても大丈夫!」な演劇に地点『ファッツァー』をファッツァー推していた私たちであるが、私は、うんなまver.11『search and destroy』という楽園となるか地獄となるかわからない未知のジャングルへ、あなたの「はじめて」を捧げてみて欲しい。続きはWEBで「@unkonamazu」か「@kunipoko」で検索してみてください。ハンバーガー!!!!!(2018年1月 A.M. マクドナルド百万遍店において)


ウイングフィールド企画主任の橋本匡市氏とウイングカップ審査員の土橋淳志氏による応援コメントを公開しました!


橋本匡市 - 万博設計, ウイングフィールド
https://banpakudesign.wordpress.com/ , http://wing-f.main.jp/

「関西小劇場の今」と一括りに総括されるとき、やれ衰退しているだの、閉館が相次いでいるだの、集客がどうのこうの、景気の悪い言葉が枕に並ぶ。全くもって納得いかない。過渡期を過ぎたものの枯れゆく様を見て嘆く言葉ばかり撒いてもはじまらない。その枯れた葉の下で力強く息吹始める萌芽も陽の目に当たらなければ育つまい。ウイングフィールドにて「ウイングカップ」という若手劇団のコンペ祭を1年毎に開催させていただいているが、受賞の有無に関わらず沢山の萌芽が息吹く様を毎年見て取る事が出来る。もっと陽の光を浴びて欲しいし、雨風に晒されてさらに逞しく育って欲しい才能が沢山います。見逃してませんか?

「劇団冷凍うさぎ」は、一見かわいらしい団体名に似つかわしくない、人間のグロテスクな本質を暴く作風が目を見張る。時に優しく、時に愛し、時に忘れて、時に騙して、時に殺す。そんな人間の多面的な側面を、作品によって様々な作風で書き分けるので、毎回作品のタッチに変化がある。しかし通底している題材は個人とセカイとの対峙であろう。その対峙には痛みが伴う。その痛みは、現代に生き辛さを感じる寂しげな個人の心の叫びだ。それはあなたや、あなたの側に必ず在る心の有様だ。その叫びが人間の物語となって舞台に表出する。

「N₂」を観る際には、自分の眼球に張り付いてしまっている薄っぺらいフィルターを何枚か剥がしてから目を開く感覚で臨む。既存の舞台を観る感覚で対峙すると、永遠に影を掴む地獄に落ちたのかと感じてしまうからだ。しかし、舞台上に確かに点在する言葉をしっかりと見聞きし、自分なりに言葉を立体に繋いでいくと、その影は影法師となりゆらゆらと舞台上で動き始め、躍動し、眼前に鮮やかな色彩が弾け飛ぶ。この感覚が気持ちよく感じられるならば、この演劇が遠い世界の演劇だとは思わないはずだ。唯一無二がここにある。

一昨年、両団体が最優秀賞を同時受賞した意味を、是非皆様にも体感していただきたいと強く願います。もう一度言います。見逃してませんか?

橋本匡市|Tadashi Hashimoto(万博設計 / ウイングフィールド)
演出家/劇作家/宣伝美術/万博設計代表/ウイングフィールド企画主任 近畿大学文芸学部卒業。伊丹想流私塾第16期卒業。劇団「尼崎ロマンポルノを旗揚げし、作・演出を担当。ウイング再演博、精華演劇祭、こまばアゴラ劇場等数々のフェスティバルに参加。2012年に劇団を解体し演劇ユニット「万博設計」を立ち上げ代表を務める。「幽霊’」が第22回OMS戯曲賞最終選考ノミネート。佐藤佐吉賞2016優秀宣伝美術賞受賞。


土橋淳志 - A級MissingLink
http://www.aqml.jp/

二年前、2016年に開催されたウイングカップ6で最優秀賞を受賞した二団体、「劇団冷凍うさぎ」さんと「N₂」さんが同時期に公演をするということなので、ちょっとした文章を寄稿することになりました。せっかくなので記憶を紐解きながら受賞作品について書きますね。個人的には非常に対照的な二作品の最優秀賞受賞であったと思います。どのように対照的であったかといえば、饒舌と寡黙、とでも申しましょうか。

劇団冷凍うさぎ『We are lucky friends』は持って回った語り口の饒舌なプレイヤーが無数の並行世界を転々とし、NPCともいえる他の登場人物たちと共に、劇中で「腐ってしまった青春」と形容される時間をゲームさながら攻略しては、並行宇宙の雨によってそれをリセットされる、いわゆるループものといえます。『魔法少女まどか☆マギカ』に例えるなら、語り手の男性、カズ君は「暁美ほむら」であり、「いつまでこんな感じでいるわけ?」という台詞を繰り返す特異点としての彼女、チーコは「鹿目まどか」、未来から来た観察者は「キュウべえ」にあたります。そういった意味で既視感は拭えないんですが、ひねくれ者の主人公の行動はスリリングで単純な攻略に向かわないし、特異点の彼女すら他のNPCと同じく交換可能であるという冷めた眼差し、そして脱出口として「父親になること」というベタだけど多くの男性が未だに囚われているという意味で馬鹿に出来ない、近代的な成熟の道筋も用意してある(ここが『魔法少女まどか☆マギカ』と大きく異なります。主人公を男性に、特異点を彼女にしたことによる必然だったかもしれませんが)など、非常にクレバーな痒いところに手が届く仕上がり具合には並々ならぬ力量を感じました。さらには、前述の「既視感」ですら織り込み済みのように思えるんですね。というのは『We are lucky friends』が『魔法少女まどか☆マギカ』に代表されるゼロ年代に猖獗を極めたループものの広義の二次創作だとするなら、『We are lucky friends』の劇中に登場する無数の並行世界は主人公の元いた世界の二次創作ともいえるからなんです。などなど、こんな風にゼロ年代の道具立てを使ってうっかり饒舌に語らされてしまうところが、冷凍うさぎの魅力といえます。

翻って、劇団N₂『居坐りのひ』については冒頭で「寡黙」と書いた通り、多くを語るのが、何というか難しい。理由は一応あって、「この世界ではだいたいのものが上から下に落ちる」と劇中でも語られているように、『居坐りのひ』という作品が垂直の運動に貫かれているように思えたからなんです。約一億五千万キロメートル離れた「あの日」から見下ろされた、「いつの日か、雨はそこへ降っていた」らしい岩礁、その上に座っている人魚と、その下に座っている歌歌い、海を失い水平移動を禁じられた船乗り、空を飛ぶ鳥と地を這う蛇、傾けてはいけない竿。そして、落とし子はあまりに多くのことを忘れてしまっているし、「彼ら」は言葉を無くしてしまう。「言葉ではどうにもならないことがあった」からなんですが、「言葉ではどうにもならないこと」とは、一体何でしょう? それは例えば、劇中で、かつて降った雨、雨の雫そのものの生きる垂直運動の軌跡に他ならないのでは、と思うんです。そして、その縦に走る運動は、言葉にすること、いや、容易に思い出すことすらできないが故に、人を惹きつけるのではないでしょうか。運動とは、現在として生きられることしか知らぬ存在と非在を超えた体験なのです。まるで『居坐りのひ』の上演のように。

というわけで以上、「劇団冷凍うさぎ」さんと「N₂」さんが同時期に公演をするということなので、寄稿することになったちょっとした文章でした。両劇団の公演の成功を祈ります。

- 参考文献 蓮實重彦『夏目漱石論』

土橋淳志|Atsushi Tsushihashi(A級MissingLink)
1977年生まれ。京都府出身。演出家・劇作家。2000年、A級MissingLinkを旗揚げ。現在まで全ての作品の演出と劇作を担当。『小屋ヲ建テル』で若手演出家コンクール2002最優秀賞受賞。『裏山の犬にでも喰われろ!』で第16回OMS戯曲賞佳作受賞。『限定解除、今は何も語れない』で第19回OMS戯曲賞佳作受賞。『或いは魂の止まり木』で第21回OMS戯曲賞大賞受賞。


プロフィール


|| 杉本奈月 Natsuki Sugimoto : 劇作・演出・宣伝美術
劇作家、演出家。N₂ 代表。1991年生まれ、26歳。大阪府出身、京都府在住。京都薬科大学薬学部薬学科細胞生物学分野藤室研中退。伊丹想流私塾18期生中退。第15回AAF戯曲賞最終候補、第16回AAF戯曲賞一次審査通過、ウイングカップ6最優秀賞受賞。外部活動は缶の階、dracomにて演出助手、百花繚乱文芸マガジン「ガーデン・パーティ」(LittleSophy 落雅季子 責任編集)にて京都日記『遠心、日々の背理』エッセイ連載、應典院モニターレビュアーとしてレビュー執筆など。

|| 秋山真梨子 Mariko Akiyama : 舞台美術
舞台美術。1991年生まれ、25歳。東京都出身、埼玉県在住。大阪市立大学生活科学部卒業。千葉大学大学院工学研究科卒業。現在は、舞台会社に勤務。過去のN₂作品にて舞台美術を担当。東京公演『居坐りのひ』(第15回AAF戯曲賞最終候補)、第4回公演『居坐りのひ』(ウイングカップ6最優秀賞受賞 / 第16回AAF戯曲賞一次審査通過)。

|| 森谷聖 Hijiri Moriya : 出演
俳優。1996年生まれ、20歳。静岡県出身、京都府在住。京都造形芸術大学舞台芸術学科三年次在籍。過去のN₂ 作品へ参加しており、N₂ Tab.2『火入れの群』- He returns to his sheep. に出演。外部出演は、劇団ショウダウン『撃鉄の子守唄』(池袋演劇祭優秀賞作品 / ナツメクニオ 作・演出)など。Twitter|@12moriya27

|| 益田萠  Moe Masuda : 出演
俳優。1995年生まれ、22歳。兵庫県在住。京都精華大学人文学部総合人文学科日本・アジア文化コース四年次在籍。劇的集団忘却曲線所属。2014年より、数々の作品に出演。

|| 岩木すず Suzu Iwaki : 制作
1994年生まれ、23歳。京都府出身、京都府在住。京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コース卒業。京都精華大学2016年度卒業・修了制作展、キノプリントにて版画作品を出展。過去のN₂ 作品へ参加しており、N₂ 第5回公演『 blue/amber 』制作助手、N₂ Tab.2『火入れの群』- He returns to his sheep. 当日運営など。外部活動は、ベビー・ピーの旅芝居『風あこがれ』(根本コースケ 構成・演出)演出助手・制作、とりふね舞踏舎・二都公演『献花』(三上宥起夫 構成・演出)制作協力など多岐に渡る。芸術に関わり続ける方法を現在模索中。


お問い合わせ


Mail gekidann2@gmail.com
http://gekidann2.blogspot.jp/

tab

書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み 、

2017年6月2日(金) - 4日(日) アトリエ劇研



アトリエ劇研提携公演
Tab.2 - 書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み
『火入れの群』- He returns to his sheep.(新作初演)

わたしたちの小さな火種は大きな波に浚われた――と、まだ言い続けなければならないだろうか。
水平でなくなった海へ温存されるのは、メスの挿入を伴わない非侵襲的な公約であり、独り善がりの不正である。
(『火入れの群』より)

――戯曲の「不全性」を前提とした上演への照明は、先天的な盲信に閉ざされたブラックボックスを暴露する。

上演のたびに更新される創作と上演『居坐りのひ』への従事を終え、
2016年より始動した「書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み - Tab.」の第二作目。
個としての俳優をドキュメントした前作『水平と婉曲』に続き、
集団の中にある個へ焦点を当てる『火入れの群』。
第15回AAF戯曲賞にて「大賞の次点」であると高評価を受けた、劇作家・杉本奈月による最新作。
夏で閉館となるアトリエ劇研にて、窒素の名を冠するN₂(エヌツー)よる二度目の京都公演。

作・演出・宣伝美術 = 杉本奈月
舞台美術 = 秋山真梨子(以上、N₂)
出演 = ナカメキョウコ(エイチエムピー・シアターカンパニー)、森谷聖、岡村淳平
舞台監督 = 脇田友
照明 = 根来直義(Top.gear)
映像記録 = 竹崎博人(flat box)
ケータリング = 築地静香(Catering Service ミケ)

[ 協力 ] 岩木すず、エイチエムピー・シアターカンパニー、Top.gear、flat box、Catering Service ミケ、観劇三昧、喫茶フィガロ
[ 助成 ] アーツサポート関西
[ 提携 ] アトリエ劇研
[ 制作 ] N₂ 制作部
[ 主催 ] N₂


公演日時


2017年6月2日(金)~4日(日)

2日(金) 15:30 / 19:30 ★
3日(土) 11:30 / 15:30 ★ / 19:30
4日(日) 11:30 ★ / 15:30 ★

* 全7ステージ
* 受付開始・開場は開演時刻の30分前
* 上演時間は約75分を予定

★ アフタートーク|一部の日程で終演後にゲストを招いたアフタートークを開催

■ 6月2日(金) 19:30
泉寛介|Hirosuke Izumi(baghdad cafe)
1980年生まれ。大阪拠点の劇団baghdad cafeで脚本・演出を担当。space×drama2009優秀劇団選出、AI・HALL次世代応援企画break a leg第1回選出、第3回近松賞優秀賞受賞。近年は大阪現代舞台芸術協会理事、應典院寺町倶楽部執行部、應典院舞台芸術大祭space×drama〇実行委員、平成30年度次世代応援企画break a leg選考委員として企画・運営などにも関与。サラリーマン演劇人。

■ 6月3日(土) 15:30
岸井大輔|Daisuke Kishii(劇作家)
1970年生、劇作家。ほかジャンルで遂行された創作方法によるジャンルの形式化が演劇でも可能かを問う作品群を発表している。代表作「東京の条件」「好きにやることの喜劇(コメディー)」。

■ 6月4日(日) 11:30
秋田光軌|Mitsuki Akita(浄土宗應典院主幹)
1985年、大阪府生まれ。浄土宗僧侶。大阪大学大学院文学研究科博士前期課程(臨床哲学)修了。劇場型寺院・應典院を拠点に、仏教のおしえを伝えるのみならず、哲学対話や演劇的手法を交えて、人が主体的に「それぞれの物語」を演じられるよう活動している。

■ 6月4日(日) 15:30
森山直人|Naoto Moriyama(演劇批評家 / 京都造形芸術大学教員)
1968年生まれ。京都造形芸術大学舞台芸術研究センター主任研究員、機関誌『舞台芸術』編集委員。KYOTO EXPERIMENT(京都国際舞台芸術祭)実行委員。主な著書に『舞台芸術の魅力』(共著、放送大学教育振興会)等。主な論文に、「〈オープンラボラトリー〉構想へ」(『舞台芸術』20号)他。


公演会場


アトリエ劇研
Tel 075-791-1966
〒606-0856 京都市左京区下鴨塚本町1


アクセス


* 京都市営地下鉄「北大路」駅から、市バス204, 206番「下鴨東本町」停下車
* 京都市営地下鉄「松ヶ崎」駅から、2番出口より徒歩約20分
* 阪急京都線「河原町」駅から、市バス205番「洛北高校前」停下車、徒歩約10分
* JR「二条」駅から、市バス206番「下鴨東本町」停下車
* JR「京都」駅から、市バス205番「洛北高校前」停下車、徒歩約10分
* 京阪「出町柳」駅から
… 京都バス「高野橋東詰」停下車、徒歩約10分
… 市バス1, 4番「洛北高校前」停下車、徒歩約10分
* タクシーでお越しの方へ
「下鴨高木町交差点の一筋西にある、北向き一方通行の道を、北に上ってすぐのところです。」と運転手にお伝え下さい。


チケット料金


[ 一般 ]
前売券 2800円 / 当日精算券 3300円

* 前売券は2017年4月20日(木)0時から2017年5月26日(金)24時まで販売
* 当日精算券は2017年5月27日(土)0時より販売

[ 各種割引 ]
□ 二枚綴り|前売券 = 4900円(2450円 / 枚)/ 当日精算券 = 5900円(2950円 / 枚)
□ 三枚綴り|前売券 = 6300円(2100円 / 枚)/ 当日精算券 = 7800円(2600円 / 枚)
□ 学生団体割(4人 / 要学生証提示)|前売券 = 7000円(1750円 / 枚)/ 当日精算券 = 9000円(2250円 / 枚)


チケット取扱


[ カルテット・オンライン ] https://www.quartet-online.net/ticket/n2tab2
[ 演劇パス ] http://engeki.jp/pass/events/detail/235
[ N₂ ] http://gekidann2.blogspot.jp/
Mail gekidann2@gmail.com

下記項目をご回答のうえ、件名を「N2予約」とし、gekidann2@gmail.com へ送信してください。
送信された個人情報は公演案内のみに使用いたします。

・お名前(学生団体割の場合は代表者のお名前)
・ふりがな
・観劇日時
・チケット券種と枚数
・お電話番号
・メールアドレス

* 携帯電話のアドレスを入力される場合、gekidann2@gmail.comからのメールを受信できるように設定をお願いいたします。
* ご予約受付後、チケット代金のご入金先について gekidann2@gmail.comよりご案内いたします。
* ご予約受付後より一週間以内にチケット代金を指定された銀行口座へご入金ください。恐れ入りますが、振込み手数料はお客様のご負担となります。また、ご入金後のチケット代金のご返金はいたしかねます。ご了承ください。
* チケットの事前発券はございません。入金確認メールをもって代えさせていただきます。当日の受付にてチケットを発券いたします。
* ご予約受付後より一週間が経ってもチケット代金のご入金が確認できない場合、ご予約がキャンセルされますのでご注意ください。


参加者プロフィール


■ 杉本奈月 Natsuki Sugimoto:劇作・演出・宣伝美術
劇作家、演出家。N₂ 代表。
1991年生まれ25歳。大阪府出身、京都府在住。
京都薬科大学薬学部薬学科細胞生物学分野藤室研中退。伊丹想流私塾18期生中退。
第15回AAF戯曲賞最終候補『居坐りのひ』、第16回AAF戯曲賞一次審査通過『草藁』。
ウイングカップ6最優秀賞受賞『居坐りのひ』。
外部活動は缶の階、dracomにて演出助手、他出演、宣伝美術、執筆など。
今後の活動は、2017年4~9月、百花繚乱文芸マガジン「ガーデン・パーティ」(落雅季子 責任編集)『遠心、日々の背理』エッセイ連載。

■ 秋山真梨子 Mariko Akiyama : 舞台美術
1991年生まれ、25歳。東京都出身、埼玉県在住。
大阪市立大学生活科学部卒業。千葉大学大学院工学研究科卒業。
大学在学中、 大阪市立大學交響楽團に所属しコンサートミストレスを務める。
現在は、舞台会社に勤務。
過去のN₂ 作品にて舞台美術を担当。
東京公演『居坐りのひ』(第15回AAF戯曲賞最終候補作)、
第4回公演『居坐りのひ』(ウイングカップ6最優秀賞受賞作 / 第16回AAF戯曲賞一次審査通過作)。

■ ナカメキョウコ Kyoko Nakame : 出演
俳優。岡山県出身、大阪府在住。
エイチエムピー・シアターカンパニー 所属。
2011年『traveler』、2015年『阿部定の犬』、「Home」シリーズなど数々の作品に出演。
猫壺企画を主宰し、劇作と演出を担う。代表作は『elle dit; 』、『真珠は沈んでいる。』など。
過去のN₂ 作品へ参加しており、第4回公演『居坐りのひ』(ウイングカップ6最優秀賞受賞作 / 第16回AAF戯曲賞一次審査通過作)、
大大阪舞台博覧会 vol.2『居坐りのひ』(第15回AAF戯曲賞最終候補作)、Tab.1『水平と婉曲』- Horizontality and Euphemism、
第5回公演『 blue/amber 』[ A ]「居坐りのひ / 月並みにつぐ」、[ B ]「水平と婉曲」に出演。
外部出演は、OMSプロデュース公演『深流波~シンリュウハ~』(樋口美友喜 作 / 生田萬 演出)、
A級MissingLink『無神論者は幽霊を見ない』、よんドラWS公演『雪をわたって』(少年王者舘 天野天街 導演)など。
アロマテラピー検定1級。殺陣(菊池流)を嗜む。
今後の活動は、2017年8月、七味の一味 第一回公演『家族百景』(集団as if~ 藤丸亮 脚本 / 柿喰う客 七味まゆ味 演出)など。

■ 森谷聖 Hijiri Moriya:出演
俳優。1996年生まれ、20歳。静岡県出身、京都市在住。
京都造形芸術大学舞台芸術学科在籍。
授業発表演劇公演「コトバ-岸田國士作品集-』出演(鵜山仁 演出)、
授業発表ダンス公演「十月十日」出演(ヤザキタケシ 演出)など。
外部出演は、流刑芝居『イット・ファクター』(山本義之 作・演出)、
劇団ショウダウン『撃鉄の子守唄』(池袋演劇祭優秀賞作品 / ナツメクニオ 作・演出)。
今後の活動は、2017年7月、授業発表ダンス公演。
Twitter|@12moriya27

■ 岡村淳平 Junpei Okamura:出演
俳優。1992年生まれ、24歳。和歌山県出身、大阪府在住。
大阪大学外国語学部ロシア語専攻在籍。
過去のN₂ 作品へ参加しており、第5回公演『 blue/amber 』[ B ]「水平と婉曲」 に出演。
主な出演作は、吹田メイシアター×大阪大学共同事業『カレーと村民』(ごまのはえ 作 / 蓮行 演出)、
私見感『並行戯曲』(黒井エミ 作 / 緑川岳良 演出 / ウイングカップ4最優秀賞受賞作品)、
桃園会 第46回公演『のにさくはな』(深津篤史 作・演出)、
時間堂 [ つながる ] ツアー 2014『衝突と分裂、あるいは融合』、
森林浴 思考採集イベント「指紋は象のはたけ~バーチャル社会in應典院~」より『特別な日のバラシ』など。


お問い合わせ


Mail gekidann2@gmail.com
http://gekidann2.blogspot.jp/

2016年11月9日(水) - 13日(日) 人間座スタジオ



京都府文化力チャレンジ事業
KYOTO EXPERIMENT 2016 AUTUMN フリンジ企画「オープンエントリー作品」参加作品

Tab.1 - 書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み
『水平と婉曲』- Horizontality and Euphemism(新作初演)

もし、どうしても、あなたが沈黙にたえられないというのなら、わたしは爆薬を、火種とともに封をしてあげるから。
だから、水底の話も、光源の話も、もう書くことはありません。

(『水平と婉曲』より)

一年に渡り従事した上演のたびに更新される創作と上演『居坐りのひ』を終え、
2016年より「書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み - Tab.」を始動しました。
上演戯曲が第15回AAF戯曲賞に大賞に次ぐ「次点」との高評価を受けた東京公演、
ウイングカップ6にて最優秀賞を受賞し好評を博した大阪公演と続き、N₂(エヌツー)にとって初となる京都公演です。

作・演出・宣伝美術 = 杉本奈月
カンパニーメンバー = 秋山真梨子(以上、N₂)
出演 = ナカメキョウコ(エイチエムピー・シアターカンパニー)、南條未基、三村るな、浦賀わさび
舞台監督 = 脇田友
照明 = 根来直義(Top.gear)
記録写真 = 松山隆行
映像記録 = 竹崎博人(flat box)
制作補 = 築地静香(Catering Service ミケ)、稲葉俊(劇団走馬灯)

[ 協力 ] エイチエムピー・シアターカンパニー、喫茶フィガロ、Top.gear、flat box、Catering Service ミケ、努力クラブ、劇団走馬灯、
空の驛舎、C.T.T.大阪事務局、Hauptbahnhof
[ 助成 ] 京都府文化力チャレンジ補助事業
[ 制作 ] N₂ 制作部
[ 主催 ] N₂


公演日時


2016年11月9日(水)~13日(日)

09日(水) 19:00 ★
10日(木) 19:00
11日(金) 17:00 / 20:00 ★
12日(土) 11:00 / 15:00 ★ / 19:00 ☆
13日(日) 11:00 / 15:00 ☆ / 19:00

* 全10ステージ
* 受付開始・開場は開演時刻の30分前
* 上演時間は約60分を予定

★ アフタートーク|一部の日程で終演後にゲストを招いたアフタートークを開催

■ 11月09日(水) 19:00
岸井大輔|Daisuke Kishii(劇作家)

■ 11月11日(金) 20:00
三田村啓示|Keji Mitamura(空の驛舎 / C.T.T.大阪事務局)
須川渡|Wataru Sugawa(大阪大学招へい研究員)


■ 11月12日(土) 15:00
金田一央紀|Ohki Kindaichi(Hauptbahnhof)

☆ アフターイベント|一部の日程で終演後に観客参加型のアフターイベントを開催

■ 11月12日(土) 19:00|劇詩『水平と婉曲』とは -『居坐りのひ』の視点から
2016年2月にウイングフィールドにて新作初演上演された、
上演のたびに更新される創作と上演『居坐りのひ』(ウイングカップ6最優秀賞受賞作)出演者をゲストに招いた観客参加型のトークを開催。

|| ホスト || 杉本奈月(N₂)、ナカメキョウコ(エイチエムピー・シアターカンパニー)
|| ゲスト || 木村聡太、ガトータケヒロ(以上、前回公演『居坐りのひ』出演者)

■ 11月13日(日) 15:00|劇詩単語十選
Tab.1 - 書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み『水平と婉曲』の劇中より、
お客様に選んでいただいた10の単語について出演者が回答。

|| ホスト ||『水平と婉曲』出演者全員


公演会場


人間座スタジオ
Tel 075-721-4763
〒606-0865 京都府京都市左京区下鴨東高木町11


アクセス


* 地下鉄「松ヶ崎」より徒歩15分
* 市バス「下鴨東本町」、「高木町」より徒歩5分
… 地下鉄北大路駅から北8・204・206系統
… JR京都駅から206系統
* 市バス「洛北高校前」より徒歩10分
… 地下鉄北大路駅・阪急河原町駅・JR京都駅から205系統
… 地下鉄北大路駅・京阪出町柳駅から1系統
… JR京都駅・京阪出町柳駅から4系統


チケット料金


[ 一般 ]
前売券 2000円 / 当日精算券 2300円

□ 残暑割引券 = 1500円(予約特典付)

* 残暑割引券は2016年8月15日(月)0時から2016年9月11日(日)24時まで販売
* 前売券は2016年9月12日(月)0時から2016年10月30日(日)24時まで販売
* 当日精算券は2016年10月31日(月)0時より販売

[ 各種割引 ]
□ U-22|前売券 = 1800円 / 当日精算券 = 2000円
□ 高校生以下|1500円(前売当日共 / 要学生証提示)
□ 学生団体割引券(要学生証提示) 3人以上~4人未満|前売券 = 1500円
5人以上|前売券 = 1000円


チケット取扱


[ カルテット・オンライン ] https://www.quartet-online.net/ticket/n2tab1
[ 演劇パス ] http://engeki.jp/pass/events/detail/139
[ N₂ ] http://gekidann2.blogspot.jp/
Mail gekidann2@gmail.com

下記項目をご回答のうえ、件名を「N2予約」とし、gekidann2@gmail.com へ送信してください。
送信された個人情報は公演案内のみに使用いたします。

・お名前(学生団体割の場合は代表者のお名前)
・ふりがな
・観劇日時
・チケット券種と枚数
・お電話番号
・メールアドレス

* 携帯電話のアドレスを入力される場合、gekidann2@gmail.comからのメールを受信できるように設定をお願いいたします。
* ご予約受付後、チケット代金のご入金先について gekidann2@gmail.comよりご案内いたします。
* ご予約受付後より一週間以内にチケット代金を指定された銀行口座へご入金ください。恐れ入りますが、振込み手数料はお客様のご負担となります。また、ご入金後のチケット代金のご返金はいたしかねます。ご了承ください。
* チケットの発券はございません。入金確認メールをもって代えさせていただきます。
* ご予約受付後より一週間が経ってもチケット代金のご入金が確認できない場合、ご予約がキャンセルされますのでご注意ください。


参加者プロフィール


■ ナカメキョウコ Kyoko Nakame : 出演
エイチエムピー・シアターカンパニー 所属。2011年『traveler』、2015年『阿部定の犬』、「Home」シリーズなど数々の作品に出演。
猫壺企画を主宰し、劇作と演出を担う。代表作は『elle dit; 』、『真珠は沈んでいる。』など。
外部出演は、OMSプロデュース公演『深流波~シンリュウハ~』(樋口美友喜 作 / 生田萬 演出)、
A級MissingLink『無神論者は幽霊を見ない』、N₂『居坐りのひ』(2016年2月於ウイングフィールド初演)など。
アロマテラピー検定1級。殺陣(菊池流)を嗜む。

■ 南條 未基 Miki Nanjyo : 出演
俳優。1994年生まれ、21歳。静岡県出身、京都府在住。
2010年より、SPAC-ENFANTSプロジェクト『ユメミルチカラ -REVE DE TAKASE-』、『タカセの夢』に参加。

■ 三村 るな Runa Mimura : 出演
俳優。1995年生まれ、20歳。大阪府出身、大阪府在住。
大阪市立工芸高校インテリアデザイン科卒業。大阪市立デザイン教育研究所デザイン学科卒業。
過去に小骨座に所属しており、『平成リビングデッドウォーズ』、『骨折/量産型マチコちゃん』へ出演。現在は無所属。
主な出演作は、突劇金魚 ~短編作品集キンギョの人々vol.2~蛇口からアイスクリーム『しまうまの毛』、
劇団冷凍うさぎ『We are lukcy friends』、『ペチカとエトランジェ』、劇団サニー『もう音はいらない』など。

■ 浦賀わさび Wasabi Uraga:出演
俳優。9月19日生まれ。兵庫県神戸市出身、京都府在住。
京都工芸繊維大学工芸科学研究科造形工学専攻博士前期課程修了。
主な出演作は、演劇集団Hauptbahnhof Gleis 7 『和え物地獄変』(金田一央紀 脚本・演出)、
たけのこども企画 『飛んで孫悟空』(別役実 作 / 辻崎智哉 演出)、
劇団衛星 20周年記念公演『超贋作 サロメ ~冒涜版~』(オスカー・ワイルド 原作 / 蓮行 潤色・演出)、
IN SITU 『結婚しようよ』(原作:チェーホフ,演出:大石達起)など。


お問い合わせ


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the fallen sun

次の「居坐りのひ」 、

翌年、やわらかな陽が降り積もるころ『居坐りのひ』を上演します。「今日」は、その一片を舞台に置いてみます。
そうして。次の「今日」も、その次も。終わりをむかえるその日まで、わたしたちは『居坐りのひ』を繰り返してみます。

2016年2月14日(日) 大阪市立芸術創造館



大大阪舞台博覧会vol. 2
『居坐りのひ』(再演 / 第15回AAF戯曲賞最終候補作)

作・演出 = 杉本奈月(N₂)
出演 = ナカメキョウコ(エイチエムピー・シアターカンパニー)、杉本奈月

[ 主催 ] 大阪市
[ 企画 / 運営 ] リッジクリエイティブ株式会社

再演。素舞台と30分間という条件のもと、劇詩『居坐りのひ』を上演。
みずから居坐っていた座から落ちて――「そこ」を舞台に、決して人に代えられることのないものたちの交流を描く。
わたしの鱗をかえしてあげてください、わたしの足を、ただ一度の熱をあげるから。わたしはあなたの悲しみを身につけていたい。
先鋭的な舞台芸術表現をめざすアーティストの発掘・育成とその活動をサポートする「大大阪舞台博覧会」(大阪市主催事業)への
上演アーティストに、書類審査により、24団体/個人の上演アーティストに選出。

2016年2月6日(土) - 7日(日) ウイングフィールド






第4回公演 / ウイングカップ6参加作品 / 常劇 / 大阪市助成公演
『居坐りのひ』(新作初演 / ウイングカップ6最優秀賞受賞)

作・演出・宣伝美術 = 杉本奈月
舞台美術 = 秋山真梨子(以上、劇団N₂)
物書き / 歌歌い = ナカメキョウコ(エイチエムピー・シアターカンパニー)
木偶の坊 / 言の葉 = 木村聡太
点灯夫 / 落とし子 = ガトータケヒロ
舞台監督 = 西野真梨子
音響 = 大西博樹
照明 = 葛西健一(GEKKEN staff room)
メイク衣装 = 梅園翠(覇王樹座)
舞台写真 = 小嶋謙介 加藤大

[ 助成 ] 大阪市
[ 制作 ] 劇団N₂ 制作部
[ 主催 ] 劇団N₂

ミナミに位置する老舗の小劇場ウイングフィールドにて、戯曲『居坐りのひ』を1時間枠で「上演」、ならびに開演前・上演中・終演後に「設置」。
みなして「そこ」をたてなくなった「居坐りの日」を舞台に、身体、表情、言葉……「わたし」をなくしてしまったものたちの生き様を描く。
降りてくるほこりと回ってくるよいと、夜はいつだってあってないようなものにかぶれている。
もう明くことはない日のはじめに、わたしたちは焦がれて。

ウイングカップ6参加。

N2『居坐りのひ』0206~0207舞台写真(撮影 加藤大) - facebook
N2『居坐りのひ』0206~0207まとめ - Togetter


公演日時


2016年2月6日(土)〜7日(日)

6日(土) 11:00 / 15:00 / 19:00
7日(日) 11:00 / 15:00 / 19:00

* 全6ステージ
* 受付開始・開場は開演時刻の30分前
* 上演時間は約60分を予定


公演会場


ウイングフィールド
Tel 06-6211-8427
大阪市中央区東心斎橋2-1-27 周防町ウイングス6F


アクセス


* 地下鉄堺筋線「長堀橋」7番出口南へ3分
* 地下鉄御堂筋線「心斎橋」6番出口東南へ10分


チケット料金


[ 一般 ]
前売券 2000円 / 当日精算券 2300円

[ 各種割引 ]
□ U-22(要証明書提示)| 前売券 = 1800円 / 当日精算券 = 2000円
□ 高校生以下(前売当日共 / 要証明書提示)| 1500円
□ AAF戯曲賞ノミネート記念特別先行券|一律1500円

* 前売券は2015年12月14日(月)より販売
* AAF戯曲賞ノミネート記念特別先行券は2015年11月22日(日)0時より2015年12月13日(日)24時まで販売


チケット取扱


[ カルテット・オンライン ] https://www.quartet-online.net/ticket/isuwarinohi160206
[ 演劇パス ] http://engeki.jp/pass/events/detail/43 [ N₂ ] gekidann2@gmail.com


お問い合わせ


Mail gekidann2@gmail.com
http://gekidann2.blogspot.jp/

2015年8月17日(月) - 18日(火) ウイングフィールド






C.T.T. 大阪事務局試演会 vol. 18
『居坐りのひ』(再演)

作・演出 = 杉本奈月(劇団N₂)
出演 = 水谷亮太
舞台写真 = 小嶋謙介

[ 主催 ] C.T.T.大阪事務局
[ 共催 / 会場 ] ウイングフィールド

再演。前月までに上演を終えた『居坐りのひ』の戯曲を土台に、30分枠の沈黙劇『居坐りのひ』を俳優不在の上演として立ち上げる。
演劇やダンスなど舞台芸術の人材育成を目指して舞台作品の試演会を開催している「C.T.T.大阪事務局試演会」に参加。

N2『居坐りのひ』0817~0818まとめ - Togetter

C.T.T. osk 試演会 vol. 18


C.T.T. の試演会は「30分以内の作品×2~3団体」+「合評会」の二部構成です。
「合評会」は、創作者と観客が、共に自由に感想を語り合う場です。
試演会を通じ、現代演劇のトレーニングを、観客の皆様と供に積み重ねていければと思います。
観客の真摯な声をアーティストに届けてください。

2015. 08. 17. (月) 19:00 - / 18(火) 19:00 -
at ウイングフィールド



上演協力金


950円


予約・問合せ


cttosk@gmail.com


主催


C.T.T.大阪事務局


共催 / 会場


ウイングフィールド (TEL 06-6211-8427)
大阪市中央区東心斎橋2-1-27 周防町ウイングス6F


アクセス


・地下鉄堺筋線「長堀橋」7番出口南へ3分
・地下鉄御堂筋線「心斎橋」6番出口東南へ10分


俳優設計『惑星Xの王子さま』
構成/橋本匡市(万博設計)
出演/新井聖美 せせらぎよし子 中嶋悠紀子 福井千夏 松尾晃典 松原佑次 ミヤガワ望未

俳優設計は昨年12月から月4回、約3時間、ウイングフィールドかアトリエS-paceでワークショップや話し合い、また様々なジャンルの方々を招きディスカッションする等を積み重ね「現代演劇俳優とは何か」を時間かけて知る為の集まりです。
半年掛けて積み重ねてきた事を、実際に観客の目に晒す事で何が生まれるのか、また作、演出を軸にするのではなく、俳優を軸に公演を行う事を試す場としてC.T.Tを活用させていただければと思っております。

空き地の会『はことはことはこと』
構成・テキスト/石塚理絵
出演/ぢゅん 岩切千穂 石塚理絵

2015年活動開始。対話の中で生まれたものを慎重に、または不要と思われそうなものも含めて取り込みながら作品作りをする。基本的に演出は不在。その都度集まった参加者と対話をしながら選択し作品作りを行う。また、そのプロセスそのものを作品に取り込む、という試みをしている。
10月にはじめて本公演をするため、実際に対話をしながら作ることを少人数でもしておきたかったのと意見をいただいたり、参加することで、今手元にはない視点が見つかることを期待しているからです。試演会も一つの対話の場として利用したいと考えています。

劇団N₂『居坐りのひ』
作・演出/杉本奈月(劇団N₂)
出演/水谷亮太

2013年10月『光ヶ丘三丁目』ウイングカップ4 参加 杉本奈月が個人賞受賞
2014年9月『月並みにつぐ』ウイングカップ5参加
2015年2月『居坐りのひ』大大阪舞台博覧会参加
同年5月『居坐りのひ』いかだ辺境劇場(東京・東中野RAFT)参加
同年7月『居坐りのひ』INDEPENDET:15トライアル二次審査参加
――翌年、劇団N2は新作『居坐りのひ』を上演します。これは上演を重ねるたびに更新される舞台作品です。各地で複数回の上演を重ねたあと最終公演を予定しています。2月は大大阪舞台博覧会にて三名の俳優による静劇を、5月はいかだ辺境劇場にて男女二人芝居の音楽劇を、7月はINDEPENDENT:15トライアルにて水谷亮太による一人芝居を、それぞれ「初演」として上演しました。今日はその一環として、ここではじめて「再演」をします。

2015年7月8日(水) in→dependent theatre 1st





INDEPENDENT:15トライアル二次審査
『居坐りのひ』

作・演出|杉本奈月(劇団N₂)
落とし子|水谷亮太
企画制作|劇団N₂

素舞台と15分間という枠の中で、一辺の『居坐りのひ』を上演。水谷亮太による一人芝居。
月明かりに顕わとなった「おもて」を舞台に、人と地が跡絶えていた「間」を描く。
雨と土がなければ上も下もわからないぼくらは、地に足をつけていないことをたてにして。こうして落ちていく、右も左もわからないまま。
「INDEPENDENT:15」トライアル枠の二次審査(観客を前にしたプレゼン審査)に進出するユニットに、一次審査(書類審査)により選出。

IN:15トライアル二次審査参加ユニット決定!



INDEPENDENT:15 」トライアル枠の一次審査(書類審査)が終了し、二次審査(観客を前にしたプレゼン審査)に進出するユニットが決定しましたので、発表いたします。
今年は、関東勢の応募が多く、九州からの挑戦者も登場。INDEPENDENTの広がりを実感します。
今回も多数の魅力的な作品の応募を受け、わずかな差の中で二次予選進出14作品を決定しました。観劇して審査するお客様に「どの作品も魅力的だった」と言われる事を期待しています。

二次審査ユニット


7/7(火)
● 藍沢彩羽(劇団EgHOST)
● 大橋未歩(COMPLETE爆弾)×近藤ヒデシ(COMPLETE爆弾)
● おはぎ×ゴン駄々吉(三俣婦人会)
● 木下健(短冊ストライプ)×中村桃子(桃花舞台)
● 生野和人(ハンザキ)×寺戸隆之(ノアノオモチャバコ)
● 成瀬トモヒロ×ナツメクニオ(劇団ショウダウン)
● 西村俊彦×森慶太(パルヒコさん)

7/8(水)
● 浅見臣樹×オノマリコ(趣向)
● 伊藤こずえ×土井達也
● 江口隼人×永松亭×FALCON
● 栗田ゆうき(ドアーズ)×美浜源八(シアターシンクタンク万化)×谷屋俊輔(ステージタイガー)
● 栗原隆幸(ヒューマナムー)×吉永輪太郎(ヒューマナムー)
● 後藤啓太(東京ガール)×上崎陽介(東京ガール)
● 水谷亮太×杉本奈月(劇団N₂)

※ 俳優の50音順・プレゼン順は当日開場中のクジ引きで決定!

日時

7月7日(火) 19:00 開演 (18:30 開場)
7月8日(水) 19:00 開演 (18:30 開場)

会場

in→dependent theatre 1st
〒556-0005 大阪府大阪市浪速区日本橋5丁目12-4 インディペンデントシアター1st

料金

800円
※ ご希望の方には200円で1ドリンク(アルコール)を販売しています。

予約 例年満席の為ご予約必須といたします。

6月13日(土) 10:00 予約開始

■ チケットお取扱いは主催者のみです。出演者のお取扱いはございません。
■ 予約後、ご来場できなくなった場合は必ずキャンセルのご連絡をお願いします。

[ 劇場WEB予約 ] カルテットオンライン予約フォーム
[ 劇場電話予約 ] 06-6635-1777
(11:00~20:00 受付)
[ 劇場メール予約 ] info@itheatre.jp

■「お名前・ご来場日時 (観劇ブロック)・枚数・お電話番号」をお伝え下さい。
■ メール予約は当方からの返信をもって予約完了といたします。
■ お電話でのご予約は、留守番電話では対応いたしません。繋がらない場合は改めておかけ直しください。
■ ご精算は当日受付窓口となります。

アクセス

大阪市営地下鉄・堺筋線「恵美須町」駅 1B西出口 左手(南)1分

■ 電車でお越しの方へ
  大阪市営地下鉄堺筋線「恵美須町駅」が最寄駅です。
  1stへは北側の改札を出て左手の1B西出口(東口もあるのでご注意下さい。)をご利用下さい。

■ 車でお越しの方へ
  最寄りの高速道路出口は阪神高速1号環状線「夕陽丘」「なんば」になります。
  劇場には専用駐車場はございません。近隣のコインパーキングをご利用下さい。
  商店街のため一方通行が多く、道路がややこしいので公共交通機関のご利用をオススメいたします。

なお、この二次予選(7/7~8)の観客投票による観客支持率上位3ユニットずつ計6ユニットが、8/4(火)に開催される同形式による三次審査に進出します。最終的には8/4の審査で支持率上位2作品を11月の「INDEPENDENT:15」に参戦するトライアルユニットとして選出します。また、観客支持率の結果を問わず、全14作品全てにプロデューサーが選ぶ「P枠」選出の可能性があります。
二次審査となるこのプレゼンでは、各ユニットが15分の演目を用意して上演、観客のあなたが審査員の一人です!!
過去のトライアル挑戦作品が、トライアルだけでなく地域版にも招聘される実績を残している中、その最初のステップを観られるこのトライアル二次審査。
厳しい審査を駆け抜けていく、参戦ユニットの勇姿をぜひ見届けてください!

2015年5月11日(月) - 12日(火) RAFT






いかだ辺境劇場
『居坐りのひ』(新作初演)第15回AAF戯曲賞ノミネート作品

作・演出 / ピアノ演奏|杉本奈月
舞台美術 / ヴァイオリン演奏|秋山真梨子(以上、劇団N₂)
船乗り / 落とし子|永富健大
人魚 / 歌歌い|加藤南央
舞台写真|小嶋謙介
主催|NPO法人らふと
企画制作|劇団N₂

東京・中野区にあるアートスペースRAFTにて、45分間の男女二人芝居『居坐りのひ』を上演。
「人でなくなったもの」と「人でなかったもの」が流れ着いた「あの日」を舞台に、今はもうそこにない人間の営みを描く。
ぼくはそこにさおを立てる、一度でも傾いてはいけない。こうして血は流れるから、ぼくらがそこにいるということ。
世界の端っこ(もしくは中心)を見つめるような作品を発信する「いかだ辺境劇場」(NPO法人らふと主催事業)の上演作品に、書類審査により選出。

N2『居坐りのひ』0311~0512舞台写真(撮影 小嶋謙介) - facebook
N2『居坐りのひ』0311~0512まとめ - Togetter

――一方「わたしたち」は。
「わたし」がそこにいることを知るために、ヒト、臓器、細胞、分子、そして空気と……
皮一枚を隔てた内側と外側にある「小さきものより生まれたことば」を人や物を透して具現化していく必要があります。
人は、人間は――二次的なところに居座ることで生きていることを実感します。
でも、そこに居座ったばかりに何かがなくなってしまうことがあります。
ただそこにある、死なないで「いる」ことを忘れてしまうときがあります。
本当は、本当のところは。
わたしたちは、もっと一次的な、あるいは〇次的なところで、人と人のあいだに求めているものがあるのではないでしょうか。
お芝居であるということ、土の上に人がいるということ。
いつの日も隣りあっている向こう側から、わたしたちは、もう一度。
その存在を知るために、時を同じくして人と人間をそこへ居坐らせてみます。
(2015年02月28日『居坐りのひ』企画書掲載文より)


――そこへ生まれ落ち、実を食べることから始め。
次は「衣」に袖を通して人間の営みに寄り添ってみます。
次の『居坐りのひ』にも雨は降り続けています。
大雨になる日も、洪水になる日もあるかもしれません。
川がないので筏には乗りませんが、みんなと一緒に舟には乗るかもしれません。
そこから誰かが落ちてしまうこともあるかもしれません。
わたしはいち物書きとして世界の行く末を追っていきます。
わたしたちの手に負えない世界とわたしたちをつないでくれるのは、いつの日も人を象ったものだったはずです。
書かれた言葉はその触媒に過ぎませんから、あとはその言葉を口にする身体が必要です。
(2015年03月14日『居坐りのひ』出演者募集チラシ掲載文より)

いかだ辺境劇場 参加決定




日時

2015年5月11日(月) 19:30
2015年5月12日(火) 15:00 / 19:00
(全3ステージ)

料金

予約 \ 2,000(当日 \ 2,300)

予約方法(とても小さい会場です。ご予約をおすすめします)

yoyaku@raftweb.info
03-3365-0307

□ メールでご予約の際は、件名を「劇団N2予約」とし、本文に「お名前 / 観覧日時 / 枚数 / ご連絡先」をご明記の上お申し込みください。
□ 2日たってもメールの返信が無い場合は、ご予約が完了していませんのでお手数ですが再度メール、もしくはお電話にてご連絡ください。
□ 全席自由席です。開演時間を過ぎてご入場の場合、ご予約されていても、お席にご案内できない場合があります。余裕をもってお越しください。

会場

RAFT

〒164-0001 東京都中野区中野1-4-4 1F
 tel|03-3365-0307
 web|http://raftweb.info/

アクセス

□ JR線・大江戸線 「東中野駅」下車西口より徒歩13分(東中野駅から約1.0km)
□ 丸の内線・大江戸線 「中野坂上駅」下車A2出口より徒歩10分(中野坂上駅から約0.8km)
□ JR線「中野駅」からバスの場合 … 南口下車、
  京王バス(2番のり場)渋谷駅行き(渋64)「中野一丁目」にて下車(バス乗車時間約5分)
□ JR線「新宿駅」からバスの場合 … 西口出口、
  京王バスターミナル(15番のり場)野方行き「中野一丁目」にて下車(バス乗車時間約15分)徒歩スグ

※ 会場が駅から若干遠いので、あらかじめ場所をご確認の上お越しください。
※ 駐車場、駐輪場はございません。

上演時間

約60分を予定

お問い合わせ

yoyaku@raftweb.info
03-3365-0307

2015年2月22日(日) 大阪市立芸術創造館





大大阪舞台博覧会
『居坐りのひ』(新作初演)
「あめと無知」「わたのはら」「ひとを被る」「そこへ立つ」「人のかたち」「夕餉のとき」「居坐りのひ」

作・演出|杉本奈月(劇団N₂)
鵯|石川和加子(劇団大阪新撰組)
白蛇|森寛人(メインキャスト)
落とし子|水谷亮太
主催|大阪市
企画・運営|リッジクリエイティブ株式会社

素舞台と15分間という条件のもと、7つの分画からなる一片の『居坐りのひ』を上演。
「ぼくら」が立っている「そこ」を舞台に、集団の中にいる個人や集合体の中にある個体の在りようを描く。
あそこから落ちないままでいる日も、そこへ落ちているわたしたちも、みんなおなじ色をしている。
先鋭的な舞台芸術表現をめざすアーティストの発掘・育成とその活動をサポートする「大大阪舞台博覧会」(大阪市主催事業)への上演アーティストに、応募総数全40団体/個人から、書類審査により、12団体/個人の上演アーティストに選出。

N2『居坐りのひ』0203~0222舞台写真 - facebook
N2『居坐りのひ』0203~0222まとめ - Togetter

――まず何らかの力をもって、人や物が「そこ」へ「落ちる」ことからはじめます。
すると、そこには命が生まれたり、命がなくなったりする状態があらわれます。
それは、前にも後にも「どうにもならない」ことです。だから、そこから物は語られはじめます。
明日は、そこに居座っている日と、二人の人間と、一個の細胞の姿を借りて、
「個体ではなく集合体としての生物の恒常性はどうして生まれるのか」
ということを思考し舞台に立ち上げていきます。
また、生命維持に必要不可欠な「食べる」行為と、人として生きるのに必要な「言葉を口にする」行為を重ね演じながら、
人が人であるための要素とはいったい何なのかを問うてみます。
わたしは人の「口にする言葉」が、舞台においても人生においても、何かを表現するための最大の武器であるとは考えていません。
だから、わたしには言葉への信仰はありません。
こうして「口にする言葉」への疑いは晴れていませんから、物書きとして、言葉と俳優と一緒にここに試しています。
(2015年02月14日『居坐りのひ』公演案内掲載文より)

大大阪舞台博覧会 参加決定




先鋭的な舞台芸術表現をめざすアーティストの発掘・育成とその活動をサポートする「 大大阪舞台博覧会 」( 大阪市主催事業 )への上演アーティストに応募総数全40団体/個人から、書類審査により、劇団N2 が12団体/個人の上演アーティストに選ばれました。
2月21日(土)、22日(日)に 大阪市立芸術創造館 にて、 15分の短編作品 を上演いたします。

→ 大大阪舞台博覧会 公式 WEB SITE( http://www.artcomplex.net/doh/
→ 大阪市( http://www.city.osaka.lg.jp/
→ 大阪市立芸術創造館( http://www.artcomplex.net/art-space/

プログラム

応募総数全40団体から書類審査により選ばれた12団体による、15分の短編舞台作品を一挙上演!

2月21日(土)
18:30 ユリイカ百貨店+サギノモリラボ
18:50 笑の内閣
19:10 森林浴
19:40 かのうとおっさん
20:00 南河内番外一座「ヤング」
20:20 無名劇団

2月22日(日)
18:30 劇団冷凍うさぎ
18:50 突劇金魚
19:10 THE ROB CARLTON
19:40 劇団N2
20:00 有馬九丁目ANNEX
20:20 VOGA

総合受付は各日18:00より開始。各作品の客席入替は開演5-10分前の予定です。

料金

1作品 … 500円(各作品ごと)
1日通し券 … 2,100円(21日もしくは22日)

予約方法

下記いずれかの方法でご予約の上、当日受付にて料金をご精算下さい。

1.鑑賞予約フォーム → こちら
2.電話予約 … 090-3945-6755(10:00-22:00受付)

お送りいただいた個人情報はリッジクリエイティブ株式会社が厳重に管理し、本事業に関わる審査・連絡手続きに使用し、本人の許可なく第三者への譲渡及び公開は行いません。

会場

大阪市立芸術創造館

開館:10時~22時30分 休館日:12月28日~1月4日
住所:〒535-0003 大阪市旭区中宮1-11-14
電話:06-6955-1066/FAX:06-6955-7901

アクセス

・大阪市営地下鉄谷町線 「千林大宮」駅から徒歩10分
・京阪本線 「森小路」駅から徒歩10分
・大阪駅前より市バス 83号系統「花博記念公園北口」行 または78号系統「守口車庫前」行約30分「旭区役所前」下車すぐ
・地下駐車場32台収容
  2時間まで…30分ごとに100円
  2時間~4時間…600円
  4時間以上…1000円

N2

エヌツー 、

劇団、N₂ はことばを書く人とものを作る人で構成されています。
新たに作品を上演するときは人を募り、どうしても必要な言葉と物だけを残していきます。
ありふれた言葉と物を大切に。物事が終わりゆくまでの過程を、わたしたちは作品にします。
エヌツーとよんでください。窒素の名です。

――近隣で起こりつつも⽇常へ埋もれがちである⼩さな出来事の微かな空気感を、
ある種の⾵景化させた虚構とリアリズムではない⾃然さの同居により⼀つの劇空間へ⽴ちあげる。
初舞台は、⼤阪のミナミにある⽼舗の⼩劇場・ウイングフィールド。
同時代の思春を過ごす⼥学⽣をモデルとした⼆⼈芝居をベースに、瑞々しい関⻄弁でなされる会話劇を創作。

2015年より、上演のたびに更新される創作と上演『居坐りのひ』へ従事。静劇、音楽劇、一人芝居、俳優不在の上演として演出。
東京公演での上演戯曲が第15回AAF 戯曲賞最終候補となり、審査員の三浦基⽒(地点 演出家)により「⼤賞の次点である。」との⾼評価を受ける。
ウイングカップ6では、ウイングフィールドにて新作初演上演として本公演を実施。
劇場の窓から射す陽の光はそのままに窓辺を舞台として三方客席を設え上演し、関⻄では稀な新たな「劇詩」の形態として評価され最優秀賞を受賞。

その後、N₂ へと改名。
⼝にされなかった⾔葉が⽇に⾒初められるべく、⽉並みな表現で現代に遷ろう⼈々の悲しみを照射する。
詩として縦横に並べ⽴てられる台詞の数々は、数式のようでありオルタナティブな⽂学であるとも評される。

2016 年より、書き⾔葉と話し⾔葉における物性の表在化を試みる「Tab.」を始動。
⼤阪をホームグラウンドに据え京都を第⼆の拠点として、
⼈間座スタジオにて Tab.1『⽔平と婉曲』、閉館直前のアトリエ劇研にて Tab.2『⽕⼊れの群』を上演。
次回は、京都芸術センター、ならびにTPAM 2018 フリンジにて Tab.3『雲路と氷床』を発表。
過去に上演した作品の上映会や現在進⾏している作品の公開稽古を主軸とした「⽉並みにつぐ」、
参加者との相互のコミュニケーションを中⼼に創作の⾜がかりを発⾒する場として「実験稽古」を定期的に開催。

2017 年より、買って読む「紙の節約、電⼦の振る舞い」として「Tab.」において最⼤の特徴である「出演俳優により書かれたテキスト」が、
戯曲の⼀部となるまでの変遷を記録したテキストアーカイブの販売を試験的に開始。

2018 年より、処⼥戯曲の翻訳と複製「Fig.」を始動。


[ 賞罰 ]
2015年12⽉ 第15回AAF戯曲賞最終候補『居坐りのひ』(2015年 於 東京・東中野RAFT 初演)
2016年02⽉ ウイングカップ6最優秀賞受賞『居坐りのひ』(2016年 於 ウイングフィールド 初演)
2016年09⽉ 第16回AAF戯曲賞⼀次審査通過『草藁』(旧題『居坐りのひ』/ 2016年 於 ウイングフィールド 初演)
2018年04月 おおさか創造千島財団「スペース助成」採択
2018年07月 第9回せんがわ劇場演劇コンクールファイナリスト
2018年09月 日本演出者協会若手演出家コンクール一次審査通過


[ 主な事業 ]
▼ 2015年
02⽉ [ 主催 ] ⼤阪市 - ⼤⼤阪舞台博覧会『居坐りのひ』
05⽉ [ 主催 ] NPO法⼈らふと - 東京公演『居坐りのひ』(第15回AAF戯曲賞最終候補)

▼ 2016年
02⽉ [ 助成 ] ⼤阪市 - 第4回公演『居坐りのひ』(ウイングカップ6最優秀賞)
02⽉ [ 主催 ] ⼤阪市 - ⼤⼤阪舞台博覧会vol.2『居坐りのひ』(第15回AAF戯曲賞最終候補)
11⽉ [ 助成 ] 京都市⽂化⼒チャレンジ補助事業 - Tab.1『⽔平と婉曲』

▼ 2017年
03⽉ [ 助成 ] ⼤阪市 [ 提携 ] ウイングフィールド - 第5回公演『 blue/amber 』「居坐りのひ」と「⽉並みにつぐ」ならびに「⽔平と婉曲」
06⽉ [ 助成 ] アーツサポート関⻄ [ 提携 ] アトリエ劇研 - Tab.2『⽕⼊れの群』

▼ 2018年
02⽉ [ 助成 ] 京都市⽂化⼒チャレンジ補助事業 [ 共催 ] 京都芸術センター - Tab. 3『雲路と氷床』― Fig.1『⾚裸々』とともに
07月 [ 主催 ] 調布市 - Fig.2『桜紙』第9回せんがわ劇場演劇コンクール本選
03月 [ 助成 ] おおさか創造千島財団 - Fig.2『桜紙』― Tab.5『退嬰色の桜』へむけて

past

終わったもの 、

上演したものと上演されたものの記録です。

2017年3月18日(土) - 20日(月・祝) ウイングフィールド



 

第5回公演 / 大阪市助成公演 / ウイングフィールド提携公演 / 常劇

『 blue/amber 』
「居坐りのひ」と「月並みにつぐ」ならびに「水平と婉曲」


作・構成・演出・宣伝美術 = 杉本奈月(N₂)

2015年より「上演のたびに更新される創作と上演」として始まり、
第15回AAF戯曲賞最終候補、またウイングカップ6にて最優秀賞を受賞した『居坐りのひ』。
おなじく劇場に宛て書き、前者と対の命題を扱った戯曲『月並みにつぐ』。
そして、2016年より始動した「書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み - Tab.」の第一作『水平と婉曲』。
以上、詩である言葉で書かれた三編の劇詩を新たにキャストを再編成して、
大阪ミナミに位置する老舗の小劇場・ウイングフィールドにて一挙上演します。

- 出演
[ A ] amber - 居坐りのひ / 月並みにつぐ
ナカメキョウコ(エイチエムピー・シアターカンパニー)
ガトータケヒロ 河合厚志 前田愛美

[ B ] blue - 水平と婉曲
ナカメキョウコ(エイチエムピー・シアターカンパニー)
三村るな 岡村淳平 杉本奈月

参加者プロフィールはこちら → http://gekidann2.blogspot.jp/#5th_profile

舞台監督 = 西野真梨子
音響 = 近松祐貴(オリジナルテンポ)
照明 = 根来直義(Top.gear)
映像記録 = 竹崎博人(flat box)
制作助手 = 岩木すず 稲葉俊(劇団走馬灯)
ケータリング = 煮鯖弁当
カンパニーメンバー = 秋山真梨子(N₂)

[ 協力 ] エイチエムピー・シアターカンパニー オリジナルテンポ Top.gear flat box 劇団走馬灯 観劇三昧 喫茶フィガロ
[ 助成 ] 大阪市
[ 提携 ] ウイングフィールド
[ 制作 ] N₂ 制作部
[ 主催 ] N₂


公演日時


2017年3月18日(土)~20日(月)

18日(土)
[ A ] 15:00 / [ B ] 16:00を予定
[ A ] 19:00 / [ B ] 20:00を予定 ★

19日(日)
[ A ] 11:00 / [ B ] 12:00を予定
[ A ] 15:00 / [ B ] 16:00を予定 ☆
[ A ] 19:00 / [ B ] 20:00を予定 ★

20日(月)
[ A ] 11:00 / [ B ] 12:00を予定
[ A ] 15:00 / [ B ] 16:00を予定 ★

[ A ] amber =『居坐りのひ / 月並みにつぐ』
[ B ] blue =『水平と婉曲』

* 全7ステージ
* 受付開始・開場は開演時刻の30分前
* 上演時間は [ A ] + 休憩 + [ B ] で約2時間程度を予定


★ アフタートーク

■ 3月18日(日) 19:00 終演後
筒井潤 | Jun Tsutsui(dracom)
演出家、劇作家。劇団dracomのリーダー。2007年京都芸術センター舞台芸術賞受賞。dracomでTPAM2009、フェスティバル/トーキョー10、サウンド・ライブ・トーキョー2014等に参加。また過去に桃園会の演出、維新派への出演等。

■ 3月19日(日) 19:00 終演後
天野天街 | Tengai Amano(少年王者舘)
劇作家・演出家。1960年愛知県一宮市生まれ。1982年、少年王者舘を旗揚げ。1998年より《 KUDAN Project 》で、海外公演を開始。演劇、映画、ダンス、人形劇、コンサート、ファッションショー等の演出、漫画執筆、デザインワーク、エッセイ等を手掛ける。

|| ホスト || 杉本奈月(N₂) ナカメキョウコ(エイチエムピー・シアターカンパニー)

■ 3月20日(祝・月) 15:00 終演後
権田康行 | Yasuyuki Gonda(アイホール)
アイホール副館長。公益財団法人伊丹市文化振興財団所属。伊丹市立文化会館の開館業務 に携わり、2009年より現職。現在は、学校へアーティストと共に出向き、演劇の授業を行うアウ トリーチ事業のコーディネート業務を中心に、劇場運営の様々な面を支えている。

橋本匡市 | Tadashi Hashimoto(万博設計 / ウイングフィールド)
演出家、劇作家。万博設計代表。ウイングフィールド企画担当。宣伝美術作成。第22回OMS戯曲賞最終選考ノミネート。佐藤佐吉賞2016優秀宣伝美術賞受賞。「ウイングカップ」「RE:俳優設計」等の企画立案、実務も行っている。


☆ アフターイベント

□ 3月19日(日) 15:00 終演後
Re:newal観劇講座 於 DIVE事務所

|| Re:newal観劇講座 ||
2015年9月から三田村啓示と塚本修による演劇の見方を考察する講座を開講。2016年より大阪舞台芸術協会(DIVE)の共催を得て改名。毎回数本の課題作品を観劇し、毎月一回の講座日に作品の検証を行うスタイルでサロン化を進める。

|| 講師 ||
塚本修|Osamu Tsukamoto(CQ)
stage staff / CQ代表、舞台監督。1980年、維新派に入団。80年代より請われて舞台監督を手掛け、91年に維新派を退団後、本格的に小劇場で舞台監督を志す。98年設立の裏方育成会「スタッフ空海」を経て、03年にstage staff/CQを設立、代表となる。関西小劇場舞台監督最古参の一人である。高校演劇等演劇審査員、インタビュー・コメント、受賞歴多数。


公演会場


ウイングフィールド
Tel 06-6211-8427
大阪市中央区東心斎橋2-1-27 周防町ウイングス6F


アクセス


* 地下鉄堺筋線「長堀橋」7番出口南へ3分
* 地下鉄御堂筋線「心斎橋」6番出口東南へ10分


チケット料金


[ 一般前売券 ]
二作品 3000円 / 一作品 2300円

[ 各種割引 ]
□ U-22割(要証明書提示)| 二作品 = 2500円 / 一作品 = 1800円
□ 高校生以下割(要学生証提示)| 二作品 = 2000円 / 一作品 = 1300円
□ 学生団体割(3人以上 / 要学生証提示)| 二作品 = 2200円 / 一作品 = 1500円

* 当日精算券は500円増
* 前売券は2017年1月21日(土)0時から3月10日(金)24時まで販売
* 当日精算券は2017年3月11日(土)0時より販売


チケット取扱


[ カルテット・オンライン ] https://www.quartet-online.net/ticket/blue_amber
[ 演劇パス ] http://engeki.jp/pass/events/detail/191
[ N₂ ] gekidann2@gmail.com


参加者プロフィール


■ 杉本奈月 Natsuki Sugimoto:劇作・演出・出演
劇作家、演出家。N₂ 代表。1991年生まれ、25歳。大阪府出身、京都府在住。
京都薬科大学薬学部薬学科細胞生物学分野藤室研中退。伊丹想流私塾18期生中退。
第15回AAF戯曲賞最終候補、第16回AAF戯曲賞一次審査通過、ウイングカップ6最優秀賞受賞。
外部活動は缶の階、dracomにて演出助手など。

■ ナカメキョウコ Kyoko Nakame : 出演
俳優。岡山県出身、大阪府在住。
エイチエムピー・シアターカンパニー 所属。2011年『traveler』、2015年『阿部定の犬』、「Home」シリーズなど数々の作品に出演。
猫壺企画を主宰し、劇作と演出を担う。代表作は『elle dit; 』、『真珠は沈んでいる。』など。
過去のN₂ 作品へ参加しており、第4回公演『居坐りのひ』(ウイングカップ6最優秀賞受賞作 / 第16回AAF戯曲賞一次審査通過作)、
大大阪舞台博覧会 vol.2『居坐りのひ』(第15回AAF戯曲賞最終候補作)、N₂ Tab.1『水平と婉曲』- Horizontality and Euphemism に出演。
外部出演は、OMSプロデュース公演『深流波~シンリュウハ~』(樋口美友喜 作 / 生田萬 演出)、
A級MissingLink『無神論者は幽霊を見ない』、よんドラWS公演『雪をわたって』(少年王者舘 天野天街 導演)など。
アロマテラピー検定1級。殺陣(菊池流)を嗜む。
今後の活動は、2017年6月、N₂ Tab.2 アトリエ劇研提携公演『火入れの群』出演。

■ ガトータケヒロ Gateau Takehiro:出演
俳優。1994年生まれ、23歳。京都府在住。
過去のN₂ 作品へ参加しており、東京公演『居坐りのひ』(第15回AAF戯曲賞最終候補作)、
第4回公演『居坐りのひ』(ウイングカップ6最優秀賞受賞作 / 第16回AAF戯曲賞一次審査通過作)に出演。
主な出演作は、利賀演劇人コンクール『ハムレット』(ドキドキぼーいず 本間広大 演出)、
ニットキャップシアター『ねむり姫』、Hauptbahnhof『和え物地獄変』、努力クラブ『孤立無援くん、安息の場所へ』など。
今後の活動は、2017年6月、ドキドキぼーいず #07『生きてるものはいないのか』。

■ 河合厚志 Atsushi Kawai:出演
俳優。1990年生まれ、26歳。京都市在住。
主な出演作は、Hauptbahnhof『和え物地獄変』、創成劇場『やわらかなかぐら』(いしいしんじ 作 / 杉原邦生 演出)など。
今後の活動は、2017年5月、第24次 笑の内閣『日・韓・米・春のツレウヨまつり』アメリカ編 出演。

■ 前田愛美 Manami Maeda:出演
俳優。現在は、フリーで活動。
2009~2011年は、同志との劇団 tabula=rasa に所属。『シリーズ:ハムレットマシーン』(高田ひとし演出)など上演。
主な出演作は、フェスティバル/トーキョー12主催プログラム『言葉』(村川拓也 演出)、
アトリエ劇研舞台芸術祭参加 デ『もうこれからは、何も』(市川タロ 演出)、
KYOTO EXPERIMENT 2016、『El lugar imposible(不可能な場所)』(ルイス・ガレー 演出)など。
また、素謡の会「世うつしの鏡」第三回『葵の上』朗読出演、読書会「原著でサラ・ケイン」発案、
「トマソンの祀り」のための集まりに参加など、活動は多岐に渡る。
2013年より、自身でも創作を始め、C.T.T. 試演会にて『対人関係について』、『正常を見つける』などを上演。
2014年、C.T.T.vol.109セレクション上演会に選出。
2015年より、特定非営利活動法人劇研による「世界に視野を開く、地域の演劇リーダー育成プログラム」参加。参加者でのチーム名は「ユバチ」。
今後の活動は、2017年2月、ユバチ#2『点と線』演出・出演。

■ 三村るな Runa Mimura : 出演
俳優。1995年生まれ、20歳。大阪府出身、大阪府在住。
大阪市立工芸高校インテリアデザイン科卒業。大阪市立デザイン教育研究所デザイン学科卒業。
過去に小骨座に所属しており、『平成リビングデッドウォーズ』、『骨折/量産型マチコちゃん』へ出演。現在は無所属。
過去のN₂ 作品へ参加しており、N₂ Tab.1『水平と婉曲』- Horizontality and Euphemism に出演。
主な出演作は、突劇金魚 ~短編作品集キンギョの人々vol.2~蛇口からアイスクリーム『しまうまの毛』、
劇団冷凍うさぎ『We are lukcy friends』、『ペチカとエトランジェ』、劇団サニー『もう音はいらない』など。
今後の活動は、2017年、コトリ会議 5都市ツアー『あ、カッコンの竹』出演。

■ 岡村淳平 Okamura Jumpei:出演
俳優。1992年生まれ、24歳。和歌山県出身、大阪府在住。大阪大学外国語学部ロシア語専攻在籍。
主な出演作は、吹田メイシアター×大阪大学共同事業『カレーと村民』(ごまのはえ 作 / 蓮行 演出)、
私見感『並行戯曲』(黒井エミ 作 / 緑川岳良 演出 / ウイングカップ4最優秀賞受賞作品)、
桃園会 第46回公演『のにさくはな』(深津篤史 作・演出)、時間堂 [ つながる ] ツアー 2014『衝突と分裂、あるいは融合』、
森林浴 思考採集イベント「指紋は象のはたけ~バーチャル社会in應典院~」より『特別な日のバラシ』など。

■ 岩木すず Suzu Iwaki:制作助手
1994年生まれ、22歳。京都府出身。京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コース4年次生在籍。
京都精華大学2016年度卒業・修了制作展、キノプリントにて版画作品を出展。過去に劇的集団忘却曲線へ所属。
主な外部活動は、何色何番 ⑯箱色企画『あたし≒あたし』制作、表現ユニットURIKI『omamagoto』制作など。
芸術に関わり続ける方法を現在模索中。


お問い合わせ


Mail gekidann2@gmail.com
http://gekidann2.blogspot.jp/

2014年3月21日(金) 大阪女学院ヘールチャペル



2013年度大阪女学院高等学校S演劇部卒業公演
『不在』(戯曲提供)

作 = 杉本奈月(劇団N₂)
演出・出演 = 石川和加子 河野彩華

母校の卒業公演に二人芝居の会話劇を書き下ろす。
卒業式を終えた講堂を舞台に、卒業生と在校生の終わらない関係が描かれる。
赤い花は、こうしてその胸へ手向けられる。校内のヘールチャペルにて上演。

2014年9月23日(祝・火) ウイングフィールド





第3回公演 / ウイングカップ5参加作品 / むりやり堺筋線演劇祭参加作品
『月並みにつぐ』~冷たい陽光・窒息する夕べ・さめやらぬ覚醒~

作・演出・宣伝美術 = 杉本奈月
舞台美術 = 秋山真梨子(以上、劇団N₂)
出演 = 中島美穂 石川和加子(劇団大阪新撰組) 西川数英(劇団とっとてるり) 荒川諒也
照明 = 道家清香
音響プラン = 大宮美紀
音響オペ = 眞部卓也
写真 = 丁子紗良

[ 協力 ] 大休真紀子(森林浴) ミヤガワ望未(Contondo) 森 寛人 他
[ 制作 ] 大宮美紀 劇団N₂ 制作部
[ 主催 ] 劇団N₂

三本の短編からなる会話劇を、通常の劇場空間とは異なる三面客席に設計し上演。
深夜の酒屋の裏を舞台に、帰れなくなったものたちの末路が描かれる。
青褪めたブルーシートの上、生まれなかった言葉がここにある。ウイングカップ5参加。

2013年10月6日(日) ウイングフィールド





第2回プロデュース公演 / ウイングカップ4参加作品
『光ヶ丘三丁目』

作・演出 = 浅田真那
出演 = 杉本望 杉本奈月(劇団N₂) 水谷亮太 原由恵
舞台監督・写真 = 丁子紗良
照明 = 道家清香
音響プラン = 煮鯖弁当(弁当企画)
音響オペ = 田畑肖実(劇団U-tage / 演劇集団祭火)
舞台美術 = 秋山真梨子(劇団N₂)
宣伝美術 = 杉本奈月 原由恵

[ 協力 ] 野村こと美 鴿村菜穂子 森寛人 直井聡美 光村恵子(十中連合)
[ 制作 ] 劇団N₂ 制作部
[ 主催 ] 劇団N₂

作・演出に浅田真那をむかえ、会話劇を上演。
廃屋となった教会を舞台に、少女たちと青年の抱く「光」が描かれる。
ウイングカップ4参加、杉本奈月が個人賞を受賞。

2012年3月14日(水) ウイングフィールド



第1回公演 / ウイングフィールドのりうち企画その70
『不足』

作・演出・宣伝美術・出演 = 杉本奈月
舞台美術・出演 = 秋山真梨子(以上、劇団N₂)
舞台監督 = 寺岡泰永(流星倶楽部)
照明 = 溝渕功(CQ / 浪花グランドロマン)
音響 = 橋本匡(尼崎ロマンポルノ)

[ 協力 ] 森本義隆(Actize) 森本千聡 田畑肖実(劇団U-tage) 中村時雨丸(劇団RE! BIRTH!! ) 野村こと美 鴿村菜穂子
[ 制作 ] 劇団N₂ 制作部
[ 主催 ] 劇団N₂

二本の短編からなる、会話劇を上演。
制服を着ていた少女たちの過去と、20歳となった現在の関係を描く。
夕日に黄ばんでいた、あの教室は遠く。

v

member

メンバー 、

杉本奈月 Natsuki Sugimoto : 代表・劇作・演出・宣伝美術





劇作家、演出家、宣伝美術。N₂(エヌツー)代表。1991年生まれ、26歳。大阪府出身、京都府在住。
京都薬科大学薬学部薬学科 細胞生物学分野藤室研究室 中退。伊丹想流私塾18 期⽣中退。
第15回AAF戯曲賞最終候補、「大賞の次点である」(地点 三浦基)と評される。
口にされなかった言葉が日に見初められるべく、月並みな表現で現代に遷ろう人々の悲しみを照射する。
詩として縦横に並べ立てられる台詞の数々は、オルタナティブな文学であり数式のようであると評される。
外部活動は⽸の階、dracomにて演出助⼿、Kiss FM KOBE ラヴィーナ&メゾン STORY FOR TWOにて『ひとまたぎ』ラジオ脚本提供など。
2017年より、百花繚乱⽂芸マガジン「ガーデン・パーティ」(LittleSophy 落雅季⼦ 責任編集)にて京都⽇記『遠⼼、⽇々の背理』エッセイ連載、
應典院寺町倶楽部の「モニターレビュアー制度」にてレビュアーへ着任。

[ 賞罰 ]
2015年12⽉ 第15回AAF戯曲賞最終候補『居坐りのひ』(2015年 於 東京・東中野RAFT 初演)
2016年02⽉ ウイングカップ6最優秀賞受賞『居坐りのひ』(2016年 於 ウイングフィールド 初演)
2016年09⽉ 第16回AAF戯曲賞⼀次審査通過『草藁』(旧題『居坐りのひ』/ 2016年 於 ウイングフィールド 初演)

[ 外部活動 ]
▼ 2013年
10月 村川拓也『エヴェレットラインズ』出演

▼ 2014年
01月 森林浴 『嫌我焚くて山椒魚』出演
03月 2013年度大阪女学院高等学校演劇部卒業公演『不在』脚本提供
05月 高槻de演劇WS春のプログラム『にほんかぞくきこう』(京都ロマンポップ 向坂達矢 作)出演
10月 森林浴 第一回メガネ公演 宣伝美術
   『かくしばこ』(石塚理絵 作、伊藤拓/也 演出)
   『水たまり』(森林浴 大休真紀子 作、エイチエムピーシアターカンパニー 笠井友仁 演出)
   『終末のラヴレター』(劇団サニー 玉澤千歩 作、ピンク地底人 ピンク地底人3号 演出)
12月 缶の階 演出助手・宣伝美術
   舞台編『ヒーローに見えない男/缶コーヒーを持つ男』(久野那美 作)
   客席編『椅子に座る女/椅子を並べる男』(久野那美 作)

▼ 2015年
06月 森林浴 第三回公演『木がいっぱい並んでいる』出演
08月 dracom Gala たんじょうかい#3(dracom 筒井潤 演出)演出助手
   『アイデアル』(Plant M 樋口ミユ 作)
   『愛の棲家』(くじら企画 大竹野正典 作)
   『tango@はじめて』(劇団うんこなまず 繁澤邦明 作)
10月 森林浴 第二回メガネ公演 戯曲提供
   『そのバックネットのバランス』(伊地知克介 作 × 桃園会 森本洋史)
   『月並みにつぐ』「冷たい陽光」・「窒息する夕べ」「さめやらぬ覚醒」からなる(N₂ 杉本奈月 作 × Plant M 樋口ミユ 構成・演出)
   『水たまり(電車版)』(森林浴 大休真紀子 演出 × 森林浴 檜皮一彦 演出)
10月 柿喰う客 伊丹公演『天邪鬼』(中屋敷法仁 作・演出)アフタートーク出演

▼ 2016年
02月 演劇EXPO関連企画『演劇EXPO電波塔 演劇人、ボクらの時代』ゲスト出演
   (鈴木友隆×モンゴルズシアターカンパニー 増田雄×N₂ 杉本奈月)
03月 ZOMBIE-4months creation『Action and Presentation』(dracom 筒井潤 構成・演出)出演
08月 努力クラブ 第11回公演『ピエロどうもありがとうピエロ』(合田団地 作・演出)出演
09⽉ ⽉刊ウイングホットプレス9⽉号『遠⼼、⽇々の背理』エッセイ寄稿
09月 ブルーエゴナク アトリエ劇研創造サポートカンパニー公演『ラッパー Rapper』(穴迫信一 作・演出)演出助手
09月 コンブリ団 Re:ブリックスその9 / 深津演劇祭参加作品『カラカラ』(深津篤史 作 / はせひろいち 演出)
   アフターイベント「深津戯曲を読む」出演
12月 Kiss FM KOBE「STORY FOR TWO」『ひとまたぎ』脚本提供・ナレーション出演

▼ 2017年
03月 ナマモノなのでお早めにお召し上がりください。vol.5 『人魚の受け皿』(ヒラタユミ 作・演出)アフタートーク出演
04月 百花繚乱文芸マガジン「ガーデン・パーティ」(LittleSophy 落雅季子 責任編集)京都日記『遠心、日々の背理』連載
05月 スぺドラ鼎談「アワーエイジ・アワーステイジ」【特別編】『space×dramaの始まり方~呼吸・コモンセンス・新しい地域~』
   (ex-France_pan 伊藤拓也 / N₂ 杉本奈月 / うんなま 繁澤邦明 / 森林浴 大休真紀子)
10⽉ 應典院寺町倶楽部「モニターレビュアー制度」レビュアー着任

▼ 2018年
01⽉ 應典院寺町倶楽部モニターレビュアー公開座談会「應典院を俯瞰する〜レビュアーから⾒た應典院寺町倶楽部〜」出演
01⽉ ⼀⼈芝居ミュージカル短編集vol.4『昼⾏夜誦』(伊藤靖浩 作曲・演奏 / モンゴルズシアターカンパニー 増⽥雄 演出)脚本提供

秋山真梨子 Mariko Akiyama : 舞台美術





舞台美術。1991年生まれ、26歳。東京都出身、埼玉県在住。
大阪市立大学生活科学部居住環境学科 ⼟井研究室 卒業。 千葉大学大学院工学研究科デザイン科学専攻博⼠前期課程 環境デザイン研究室 卒業。
大学在学中、 大阪市立大學交響楽團 に所属しコンサートミストレスを務める。
2016年4⽉より、舞台会社に勤務。

大宮美紀 Miki Omiya : 音響・制作





1991年生まれ、24歳。大阪府在住。大学在学中、煮鯖弁当の名義で 劇団ACT にて出演、音響など。
2014年9月、制作として加入。
外部活動は、努力クラブ 『魂のようなラクダ、の背中に乗って』(合田団地 作・演出)出演など。

recruitment

公募 、

作品ごとに随時お知らせします。


N₂ 2020年 本公演「居坐りのひ」再演オーディション情報


2020年5月に本拠地・大阪で再演する『居坐りのひ』(第15回AAF戯曲賞最終候補作 / ウイングカップ6最優秀賞受賞作)のクリエイションメンバーを公募します。
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演出/デザイン = 杉本奈月
カンパニーメンバー = 秋山真梨子

|提携|ウイングフィールド
|制作|N₂制作部
|主催|N₂

gekidann2@gmail.com
http://gekidann2.blogspot.jp/

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◇ 対象 … 18歳以上の心身ともに健康な方。下記の条件で公演日と仕込日およびリハーサルに参加できる方。

◇ リハーサル … 1日3.5~7時間 平日夜と土日祝日
2019年12月01日(日)〜12月28日(土) 計5回前後
2020年01月13日(月)〜04月28日(火) 計45回前後

◇ 公演 … ウイングフィールド
公演日|2020年05月01日(金)~05日(火)
仕込日|2020年04月29日(水)~30日(木)

◇ オーディション … 大阪市内
2019年10月02日(水)~04日(金)
02日(水)20:00~21:30
03日(木)20:00~21:30
04日(金)20:00~21:30

◇ 申込〆切 … 2019年10月01日(火) 20時00分

◇ 申込方法 … フォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/AF6WX3cgaQyHnL2X6

* 上記オーディション日の都合がつかない場合はお問いあわせください。
* オーディションについてのお問いあわせは gekidann2@gmail.com までお願いいたします。

- profile -

N₂|杉本奈月(劇作・デザイン・制作)と秋山真梨子(舞台美術)によるカンパニー。劇場へのあて書きと「1.17と3.11からなる二つの震災」をテーマに、十年来のテーマである治癒/治療のあいだに立つ演劇とケアのあり方を見い出しながら、物語の書き手ではなく語りの聞き手として他者とかかわっていく作劇を行う。本拠地である大阪とメンバーが在住している東京の二都市で従事した代表作『居坐りのひ』が第15回AAF戯曲賞最終候補となり「大賞の次点」(地点 三浦基)と評され、関西の演劇シーンにおけるあらたな「劇詩」のかたちとして好評を博しウイングカップ6最優秀賞を受賞した。なお本作は『草藁』として第16回AAF戯曲賞一次審査も通過している。以降は京都を第二の拠点として、書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み「Tab.」、処女戯曲の翻訳と複製「Fig.」を制作し、作家により書きおろされた戯曲ではなく「他者のテキストと語り」から作品を立ちあげる。

◇ 第15回AAF戯曲賞最終候補『居坐りのひ』
◇ ウイングカップ6最優秀賞受賞『居坐りのひ』
◇ 京都芸術センター共催事業 KAC TRIAL PROJECT Co-program 2017 採択
◇ 第9回せんがわ劇場演劇コンクール ファイナリスト 選出
◇ おおさか創造千島財団 平成30年度 スペース助成 採択

他、第16回『草藁』旧題『居坐りのひ』、第18回『雲路と氷床/赤裸々』AAF戯曲賞一次審査通過。日本演出者協会若手演出家コンクール2018、2019一次審査通過など。

- works -

月並みにつぐ(2014 大阪)
居坐りのひ(2015-2016 大阪/東京)
Tab.1 水平と婉曲(2016-2017 京都/大阪)
blue/amber(2017 大阪)
Tab.2 火入れの群(2017 京都)
Tab.3 / Fig.1 雲路と氷床/赤裸々(2017-2018 京都/横浜)
Fig.2 桜紙 ― 避暑地(2018 東京/京都)
Tab.4 磔柱の梨子(2018-2019 大阪/東京)
Tab.5 退嬰色の桜(2019 大阪)
Tab.6-7-8 C(ell) no.(2019 東京/京都)
Tab.9 フローライト:Fluorite,(2019 東京)
Tab.10 街の死:necropolises.(2020 横浜)

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